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都民マリノスサポーター観戦ログ 10/21 横浜Fマリノス×名古屋グランパス

先日、今年の2月23日のJ1リーグ開幕戦以来のサッカー観戦に出かけた。
新型コロナウイルスの事もあり、特殊な観戦だったので、ログを残しておこうと思う。

前回の観戦となった開幕戦の後、新型コロナウイルスの感染拡大によって、Jリーグの開催が中断された。6月末から再開され、無観客試合、観客数上限5,000人と段階的に緩和され、マリノスではこの試合からビジターシートと、応援時に太鼓の使用が解禁された、そんな試合だった。

観客数上限5,000人も体験してみたい気持ちがあったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止との兼ね合いで我慢し、この試合から自らのサッカー観戦も解禁してみたのだった。

この日は、平日の夜開催の試合かつ出社日だったので、オフィスから試合会場である新横浜の日産スタジアムに向かった。

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夕方の有楽町駅改札付近の人通りはこの通り。もうほぼ人出は戻ったと言って良い状態になっている。

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品川駅新幹線改札。ここは、これまでと様子が違い、人はとても少なめ。以前は、夕方の時間帯には出張帰りのサラリーマンで混雑していた。外出自粛期間を経てリモートでたいていの用事が済むことが判明してしまったのだろう。

予め新幹線の乗車券を購入済みなので、お手元のApple Watchを改札にかざして乗り換え。テクノロジー素晴らしい。自由席なのでホームに来た新幹線に乗る。

この日乗った新幹線は、「のぞみ」の岡山行きだった。以前は、「こだま」だろうと「のぞみ」だろうと品川駅から自由席に座ることはできなかったが、この日は、普通に座ることができた。自由席は6割ほどの乗車率だった。こんな所にもコロナの影響を感じる。

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品川から新幹線に乗って、10分ほどで新横浜に到着。1,290円。会社を出て30分以内に新横浜に到着できるという圧倒的なスピード。運良く座れたが、降りるのを忘れると名古屋まで行ってしまうのと、久しぶりの観戦ということも相まって何だか落ち着かない時を過ごした。

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新横浜の駅に降り立つと、同志だと思われる人がチラホラ。東京駅や品川駅から乗ったのだろう。トリコロールのタオマフを首にかけていたり、リュックやカバンに付けられたトリコロールのキーホルダー、足元にトリコロールのスニーカー。同志を見分けるサインはいくつかある。

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新横浜の駅から歩いて15分ちょっと、日産スタジアムに到着した。途中のナチュラルローソンで、あんこギッフェリを買うのが定番スタイル。忘れずに購入。このナチュラルローソンは、試合前は混雑するスタジアム周辺のコンビニの中でも、混雑は比較的緩め。斜向かいのセブンイレブンの混雑を尻目に悠々と買い物をする事ができる。いつものあんこギッフェリを購入しスタジアムへ向かった。

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昨シーズンから、大幅にパワーアップした我がマリノスのスタグル事情。今シーズン鳴り物入りで登場していつか食べてみたいと思っていた、成田ゆめ牧場のジェラート。スタジアムに着くなり真っ先に向かい、ゆめこちゃん(牛)と初対面。

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初のゆめこちゃんは「らっかせい」味をチョイス。400円。濃厚で抜群な味わいだった。

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ご飯ものは、Mona Monaさんのステーキ丼をチョイス。1,000円ながらお肉がスタグルの域を超えていて、まさにグルメだった。

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スタグルを堪能し、スタジアム入り口へと向かった。これまでのスタジアムと違うのは、ゲート前のテント。ここで検温が行われる。駅から直行でこの検温場に向かうと、体温が上がってしまっているかもしれない。東ゲート広場前の最後の階段で心拍数が上がるのだ。

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検温、チケットチェックを経て、スタジアムの中へ。この試合から解禁された、2階席。お気に入りのバックアッパーの席を購入した。この席は、俯瞰で見れるためテレビ中継で映りにくい全体的な動きを堪能できる。今のスタイルのサッカーになってから、なおさらバックアッパーで見ている(応援している)。

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ゴール裏には、この試合からスポンサーになってくれたMoney Forwardさんを称える横断幕。この先行き不透明な時代に、スポンサー(しかもトップパートナー)になってくれるとは素晴らしいご決断。Moneytree派だったけど、Money Forwardを即ダウンロード。

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間も無くキックオフ。平日夜。緩和されたとはいえ、入場制限があるので、普段は人で埋め尽くされる1Fゴール裏席もまばらな埋まり具合だ。今までは見られなかった光景だ。

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夜の試合、恒例となったトリコロールギャラクシー。この画質はiPhoneXの限界だ。この画像では1ミリも伝わらないが横浜アリーナでのライブかというくらいの光の洪水となるのだ。

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トリコロールギャラクシーのクライマックス。アンセムに乗せて選手入場。久しぶりの観戦ということもあり、入場だけで感動した。
かつてはPRIDEの桜庭和志の入場シーンでも感動していたから、強烈な入場シーンフェチなのかも知れない。

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キックオフ前の円陣。声援は送れないのでピッチの声がダイレクトに聞こえて来る。

この日のスタメンは、
GKパク イルギュ
DF松原 健、伊藤 槙人、畠中 槙之輔、小池 龍太
MF渡辺 皓太、和田 拓也、天野 純
FW水沼 宏太、エジガル ジュニオ、松田 詠太郎
前節からスタメンを大幅に入れ替えた。
テレビ中継では良さが伝わりにくい和田拓也と渡辺皓太がスタメンに名を連ねる。

前半、久し振りに見たマリノスらしい崩しから先制。後半、マリノスが育てたマテウスに同点ゴールを奪われるも、後半35分オナイウ阿道が空けたスペースを渡辺皓太が的確に見つけテクニカルなシュートが決まって、鮮やかに逆転。
痺れる試合だった。

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勝利の立役者、渡辺皓太のヒーローインタビュー。見事な逆転ゴール。こちらは俯瞰で見ているはずなのに見失ってしまう絶妙なポジショニング、運動量、正確なトラップ、パスのテクニック。この日は強烈な無回転シュートを披露したかと思えば、ゴールまで決めてしまった。素晴らしい選手だ。そして生観戦映えする選手だ。

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トリパラ。サポーターは、どんな時でもカバンに潜ませている。

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歓喜に沸く日産スタジアム。ゴール裏のセレブレーションを見届けて家路に着く。いい気分のまま都内へ帰るのだ。

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久しぶりの観戦は、劇的な勝利も相まってとても充実したものだった。

この後、東横線の人身事故に巻き込まれて、帰宅時間が大幅に遅くなる事態になることなろうとは、この時は知る由も無かった。

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