Far East Conversations / トークレポート

12月22日に行ったトークイベントについて、参加いただいたAki Iwayaさんにレポートしていただきました!English article is available here.

----Text by Aki Iwaya---
「東アジア文化都市2022大分県」の文化団体連携事業 【Far East Conversations】 の関連トークイベントを行ったので、これからレポートしていきます!
https://culturecity-oita.com/event/1309

開催概要:
2022 年 12 月 22 日 19時〜 
Far East Open-Online conversationと題して、オンラインにて慶州や釜山で音楽・場づくりを行う作家を迎えてそれぞれの場のお話を交換しました。 
https://yu-beppu.tumblr.com/post/704325238876422144/far-east-open-online-conversation

概要:
2022年10 月に、慶州・釜山で音楽活動や場づくりを行うゲストのKwang-hyuk. (a.k.a kwang、通称ガンパル)氏と韓国の慶州・釜山を訪ねたリサーチャーAki Iwayaを迎え、ホスト(ゆ)の橋爪亜衣子を含めた互いの活動紹介、および今後の交流計画の話に花を咲かせました。

・Kwang-hyuk. (a.k.a kwang、通称ガンパル)の活動プレゼンテーション

ガンパルは、慶州でのイベントを手掛ける伝統音楽とシャーマニズムの融合をテーマにした現代音楽バンド「ROOTS REDEEM」 https://rootsredeem.creatorlink.net/ で、音楽レーベルも運営する”アーティビスト”。
現拠点は2019年頃から、釜山市中心街から車で25分ほどいった湖を望む自然公園のほとりに、スタジオやギャラリー、カフェ、レジデンスを仲間たち(輪/ RYUN)と一緒にDIYでこしらえていったものです。
ところでアーティビストとは、アート(芸術)とアクティビスト(活動家)の掛け算のこと。
「funny revenge」https://www.instagram.com/funny.revenge/ 名義で、オルタナティブな文化を行動で表すアクションを展開ーソウル市内では選挙期間にあわせて「キャンドル・ファイト」を、釜山での選挙時には路上ライブを若者や車椅子に乗った顔ぶれなどと共に仕掛けてきました。※記録映像集 https://linktr.ee/funnyrevenge

数年前までは市内で「AGIT」という滞在拠点を営み、音楽をベースとしてぼんやりした人でもゆっくり居られる各国のアーティビストらのナイスなたまり場となっていましたが、ジェントリフィケーション(注目されてこなかった地への新規住民による新たな活動がもたらした魅力で地価が高騰。そのわりをくって当の新規住民が立ち退きを迫られる現象)で撤退。ガンパル氏も30代後半を迎え、今後は腰を据えて音楽と生活を両立していくために現在のジェントリフィケーションの対象になりにくいロケーションを選ぶことに繋がっていきます。
そんな輪/RYUNが掲げる活動のイメージは、”Hyper Local - Nature & Future”。
その実践のため湖畔に拠点スペースをつくり、space空間・street市街・protest抵抗・records音楽をツールとして、サバイブのための network関係性 を構築する必要があると言います。
だからこそ、fun楽しみ peace平和 diversityごちゃまぜ strategy策 imagination想像力 solidarity連帯 を忘れてはいけないのだ、とも。

日本には、福岡は8回来ているけれどそれ以外は不案内ということで、ぜひ大分や別府に滞在したい、温泉につかりながらサバイブするための「メイクマネー作戦」、もとい、友達づくり作戦を展開したいなあと笑顔で語ります。

・Aki Iwayaの活動&リサーチのプレゼンテーション

Aki Iwaya は、文化芸術と社会の創造的な関係をリサーチする「VS?collective」に所属し、国内外のオルタナティブなチームや空間に滞在してはネットワーキング。さらに自分たちでも多分野協働(アート、福祉、医療、教育等)のプロジェクトを立ち上げています。
”アーティビズム”を活動の柱にしていることもあり、ガンパル氏の活動に共鳴していると言います。https://akiiwaya-vscollective.studio.site/

今回、(ゆ)の橋爪亜衣子とアーティストの武田力と共に行ったリサーチ滞在では、慶州のローカル市場やアートフェスティバル、釜山ではガンパル氏などのインディペンデントスペースや釜山ビエンナーレ関係者へのインタビューなど、地元の路地から国際フェスティバルまで、2022年現在の隣国の芸術文化の輪郭に幅広く触れることができました。そこで目下、自身達が東京の国分寺で拠点とする「ぶんじ寮」(都市部における社会実験的共同生活がテーマ)https://motion-gallery.net/projects/bunji_ryo での諸文化&生活活動に、今回の知見を接続できないかとなにやら計画中のようです。

・橋爪亜衣子の(ゆ)のプレゼンテーション

冒頭、慶州リサーチ時の写真と共に、訪れて印象的だった露店の活気や、アートイベントが催されていた商店街のコントラストについて共有するところから滑り出していきました。
次に(ゆ)について。ここは別府市内の一軒家をレジデンス施設として読み替えて/活用することで、野心的なアーティストや国内外からのゲストの滞在&企画を後押しする機能を果たしてきました。https://yu-beppu.tumblr.com/aboutus
そしてその活動の延長線上のある今回のご縁も「Far East Conversation」という題に仮託されるように、東の方のお隣さんとして陰に陽に文化交流を行うことで、2022年以降にも続いていく「何か」が残っていくのではないか?と動いてきました。

・今後の大分・釜山の交流についてのよもやまブレスト

というわけでお話は、自然とお互いの拠点=別府と釜山や慶州(東京も)に招待しあい滞在するためのプランを具体的に語りあう方向に。
釜山の現拠点では、毎月の満月の夜に「満月野外ライブ」を行っているからいつでもきちゃいなよ。
別府は温泉があるし、楽しいよ。東京も大きいけど、面白い人を紹介できるとおもうよ。いつがいい、何人で来る?、古楽器を作ってるナイスな人がいるからぜひ紹介したいなあ。
コロナが収まるのが待てないね、あらあらもう9時過ぎてるね、じゃあまたね。see you guys〜

そんなこんなで、最新の情報は web(https://yu-beppu.tumblr.com)、Instagram @domanoyu にて。
主催:アーティスト・イン・レジデンス(ゆ)、 ( 東アジア文化都市 2022 大分県 文化団体連携事業 )


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