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方言を話せない理由は抑揚がないから

「もう帰るとー?」(だった気がする)

福岡から来たという女性にBARで出会った。
久しぶりに博多弁を聞いたけれども、素直にかわいいと思ってしまった。

泥酔してしまったみたいでホテルまで送る途中、そんな言葉をかけられる。酔うと方言が丸出しになる人は反則だ。


それにふと思った。
自分は方言を話せないのだと。

生まれである鹿児島。大学時代の福岡。今いる大阪。各地を飛び回っているにも関わらず、方言が移ることなく標準語のままである。

意識して移らないようにしてるだろと言われることもあったけど、そうとも限らない。

それと顔は濃い方なので鹿児島っぽいと言われることがあったり、肌は白いので北海道っぽいと言われることもあったり。

標準語というかクセがないので関東っぽいと言われることもあった。


自分でも考えるようになり、ここ最近ひとつの答えを出せた。それは、話す言葉に抑揚がないことだ。

感情が表に出ないようになってしまってから、話す言葉も一定のリズムになった気がしてる。

AIが話す言葉を聞くと、これ自分ぽいた思うこともあります。

文章だとわかりにくいかもしれないけど、抑揚がないと話を聞いてる側は頭に入ってこない。

そんな歌声をしてる人の声を聞いてる側はきっと頭に入ってこないし、心にも突き刺さらない。


そういったこともあり、ここ最近ボイストレーニングの体験を受けて、今後受講しようとしてるところなのです。マナー教室みたいに堅苦しいとこは苦手だ。なので楽しみながらできると言ったら、好きな音楽だと思った。

今年は何かしら楽器にも挑戦したいと思っていたので、ボイトレはいい機会だ。方言は結果的にということで…。それでは。

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