見出し画像

作業療法とは②

理学療法士の私が回復期病院でチームを作って感じた作業療法(士)とは、こんな感じというきわめて個人的な印象を書いていきます。

器用な人が多い。折り紙、絵、色塗りだったりいろいろな作業を通してリハビリを進めていくのでとにかく器用な人が多いです。紙を折ってそれを組み合わせてまりにしてみたり、花にしてみたり。貼り絵(ちぎり絵)の土台の絵を上手に書いたりと。そういったことが好きな人が多いのかもしれません。

病院という場所がら季節ごとのレクリエーションって結構大事だったりします。こどもの日、夏祭り、クリスマス、お正月など、季節にあったレクリエーションの構成だったり、あとはちょっとした楽器演奏だったりの指揮を執ってくれるのはやはり作業療法士さんでした。

いろいろな要因があってか、自分が勤務した病院では2つとも作業療法士さんや言語聴覚士さんが理学療法士に比べて人数が少ない(特に男性は)といった現状があったので、これからの学生さんたちにはおすすめしたいです。散々器用といいましたが不器用な方でももちろんなれますし、困ってる人を助けるのが好きな方は特に向いている職業だと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?