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文章を書くためにはじめた仕組みづくり

文章を書きたくて、「毎日机に向かうぞ!」と意気込んでは「今日は気力がない…」を繰り返した昨年。
今年は、文章を書くことをやる気だけに任せず、環境整備を意識してみることに。早速いい変化があったので、記録に残してみます。

1.好きなノートとペンを常備する

私の愛用文具は、マルマンのスパイラルノートジェットストリームの4色ボールペン
マルマンのノートは、紙のツルツル感がたまらく好きで、サイズを変えながら7年ほど愛用しています。今年新調したノートは、B5サイズにしてより持ち歩きやすくしました。


ジェットストリームは4色ボールペン 0.5mmを3本持っていて、よく使うバックに忍ばせています。書き心地がとにかくなめらかで、力をかけないので長時間書いても疲れないんです。疲れにくさを重視する場合は、グリップの部分は断然ゴムタイプがおすすめです(プラスチックや木のタイプもあるんです)。


人は忘れる生き物であることを前提に、とにかくメモを取るようにする。
そのために、自分のお気に入り文具を「小さくして持ち歩きやすくする」「複数所持して忘れるのを防ぐ」ことを通して、近くに置ける仕組みをつくっています。


2.スマホの右画面に書くためのアプリをセットする


私が文章を書くために使っているアプリは、次の4つです。

左上から①Googleドキュメント ②note
③iPhoneのメモ ④Brave


Googleドキュメントは、文字カウントができたり、スマホで書いた文章をそのままパソコンで確認できたり、便利なことが多いです。気づいたこと、感じたことをとっさにメモするのはiPhoneのメモ、文章を組み立てていくときはGoogleドキュメントを使うようにしています。

Braveは、広告が出ないインターネットサイト。
余計な広告にデータを消費しない分、サクサク動いて使いやすいです。アプリの説明はこちらのサイトが分かりやすかったのでぜひ。

そして、仕組みづくりのポイントは、スマホの右画面にまとめるということ。これまでもこれらのアプリはスマホに入れていたのですが、バラバラにあると「...ちょっとインスタ見るか」と他のアプリに注意が向いたり、たどり着くまでに時間がかかっていました。
今は、右利きの私がいちばん触りやすい場所に、文章を書くためのアプリを配置しています。配置を変えてから、疑問を検索しURLをメモに保存、Googleドキュメントに文章案を書いていく流れがスムーズになりました。

3.本から情報収集する時間を確保する

ぼんやり考えていること、なんとなく気づいていることを文字で整理してくれるのが、本だと思っています。
それが私と同じ考えでも、違う考えでも、「こんな考えが、こんなふうに言語化されていたな」ということを知っていると、いろんな捉え方を考慮しながら文章を書くことができる気がします。

そして、時間を確保することが仕組みづくりのポイント。
例えば、「図書館に行く」「積読をする」はすべき行動であって、これまでも意識していたけれど、どうしても続かないので、次のステップとして時間の確保に重点を置くようにしました。電車の中と寝る前机に向かうようにして、習慣的な行動と読書を結びつけたいな、とトライアル中です。

4.音声で得た気づきは、聞いた直後にtwitterに投稿する

移動時間によく聞くのがvoicyという音声メディア。1月からtwitterをメモ代わりに使って、投稿するようにしています。

■移動中に聞くことが多いので、ノートを取り出さずにメモが取れる
■タイムライン上で思わぬ反応がある(こともある)
■おすすめに、似ているツイートやトピックが出てくるようになる
■何より備忘録になって自分が振り返りやすい
■140字以内でまとめるために、約10分間の放送で最も印象に残ったことを厳選する練習にもなる

書き出してみると、メリットが多かった…!
そして、配信者の方に感想を見てもらえたり、共感を伝えられることもモチベーションになっています。

5.最後に

メモを取ることを意識したり、本を読むことを意識したり、前から気持ちだけは一丁前だったけど、足りないのはやる気じゃなくて、続けるための仕組みだったのかもしれません。

そこから抜け出すには、突然180度やり方を変えようとしてもうまくいかない。何度も繰り返し失敗しながら、ほんの5度ずつやり方を変えてみる。うまくいく部分を残しながら、5度ずつのシナリオ変更を続けていると、気がついたら抜けられていたという時がくるはずだと。
物語のシナリオは我が手中にあり」 桜林直子

しみついた習慣や甘えはすぐに変えられないけれど、まずは毎日5度ずつの変化を意識して、書く仕組みを増やしていきます。




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