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畑に行ったら、好きな食べ物が変わった話

みなさんの好きな食べ物はなんですか?
私は、不定期で好きな食べ物TOP30を選定しています。

2021年の好きな食べ物TOP30はこちら。

2023年の好きな食べ物TOP30がこちら。

野菜のグリルや茹でただけの料理が
1品から4品になりました(●印)。


好きな食べ物が変化するタイミング

尊敬する先輩と好きな食べ物の話で盛り上がり、好きな食べ物ランキングTOP30を記録するようになって3年目。

母がよく作ってくれる料理や、これが好き!と小さいころから思っている食べ物がランクインするのは納得ですが、以前は20位以降になると、直近で外食した中から美味しかった記憶を思い出そうとしていたんですよね。
しかし今回は、好きな食べ物を考えるとき、援農に行って、いただいた野菜を美味しく食べた経験を思い出しました。

野菜を、まずはそのまま食べてみる。
それが当たり前になったことで、スーパーで買った野菜もなるべくシンプルに、単体で味わうことが多くなりました。
援農を通じて、採れたての野菜の美味しさを知って感動したり、食材をより大切に扱うようになって、「野菜を味わう」ようになった気がします。

この冬はまった野菜と私流の食べ方

焼くor茹でる、味付けは基本塩コショウ。
私がこの冬それぞれ3回は食べた調理法です。

  • 山芋・長芋

皮つき輪切りで、オリーブオイルorこめ油でじっくり焼きます。味つけは塩コショウで。あらびき黒コショウを多めに挽くのがポイントです。
ひげは、洗うときにアルミホイルでこすって取っておきます。

焼肉をするときの付け合わせ野菜にもぴったりです。焼き目がついてめちゃくちゃ美味しい。切れ目を格子状に入れて焼くと火が通りやすいです。

焦げ目がなんとも美味しいのです
  • しいたけ

そのまま焼いて塩をパラパラ。酒を入れて、中弱火で蒸し焼きにし、しいたけのかさに汗が出てくるのをじっくり待ちます。
最後にお好みで醤油をたらりとかけて、じゅわっと香ばしい香りがしたら出来上がりです。
フライパンにくっつくのが心配な方は、オリーブオイルかサラダ油を。

  • れんこん

皮つき輪切りで準備します。
フライパンにオリーブオイルを薄くひいて焼き、塩パラパラ。ひっくり返して焼き色がつくまでじっくり焼きます。
薄くさっと焼けばしゃきしゃき食感に、厚めにじっくり火を通せばホクホクでイモ類みたいな存在になるんです。れんこんを切る厚さによって料理が変わるからなんとも面白い!
これまでは、れんこんが手に入るときんぴらを作りがちでしたが、産地や旬に気が付くようになってからはシンプルに食べたい!と思うようになりました。

  • ブロッコリー

まず声を大にして言っておきたい。茎もぜひ一緒に調理しましょう。
フライパンにブロッコリーを並べ(ブロッコリーの茎は下めに)、熱湯をブロッコリー半分程度が被るくらい加えて、塩をパラパラと振る。そして、フタをして3分加熱します。
ブロッコリーは、茎の部分に切り込みを入れて割くようにすると、つぼみ部分がバラバラせずに切れます。

茹でるより蒸すのが私流!

まとめ

今回は、好きな食べ物TOP30を考えていたら、援農のおかげで習慣になった「まずは野菜をそのまま食べてみる」ことを通じて、ランキングが変化したというお話でした。

2年前の私より野菜が好きになったな~とぼんやり考えていたのですが、整理してみると、行動の連鎖が嗜好の変化につながっているのだなと感じました。
「食べ物が人を作る」という言葉は、自身の行動で、食べ物の選択や嗜好が変わるということも意味しているのかもしれませんね。

そして、食べ方紹介を書いて気づいたのは、日常的な料理ほど写真は撮らないし、撮っても映えないということ。長芋やれんこんは白いし、しいたけは茶色いし…(笑)
でも、だからこそ文章で残すことに意味があるのかも。
ひとまず、次調理したときは写真に残してみて、一方で映えないことを恐れない自分のごはんを貫いていこうと思います。

【おまけ】私がヒントをいただいている料理研究家3選

①山口祐加さん(自炊料理家)
山口さんは、notevoicyなどさまざまなSNSで自身の料理スタイルに至った考え方やその調理法まで発信をされています。
私が感じる山口さんの最大の特長は、料理に興味が芽生えた子供にも、料理に苦手意識のある大人にも、「自炊」というキーワードを通じてご自身の考えを伝えようとされていること。
あれこれ調味料を使うだけが料理じゃない。山口さんの発信から気づくことができました。

②コウケンテツさん(料理研究家)
コウさんのYoutubeは、丁寧な説明と圧倒的な美味しさに本当にお世話になっています。
10分以内のYouTubeの中に、食材の特徴やその調味料を加える意味まで、知識を惜しみなく提供してくれる姿勢に感謝が止まりません。

③長谷川あかりさん(管理栄養士・料理研究家)
長谷川さんのレシピは、最小限の材料と調味料で作れることが特長です。
その分、なぜその調味料が必要なのか、煮込み時間や調理順序など調理工程の意味を解説してくれて、忠実に再現できる気がします。
醤油だけからあげ、鮭とキャベツの柚子胡椒煮は、自分へのいたわりごはんレパートリーに加わっています。

長谷川さんの著書「クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん 」は、簡単ながらも、私にとっては意外な組み合わせの食材で、ずっと手元に置いておきたいレシピ本のひとつになりました。

お三方に共通するのは、次の3つ。
・素材の味をとことん楽しむ
・なぜそう調理するのか教えてくれる(しかし必須というわけでもないことが多い※重要)
・料理をしないことも肯定している
このことは私の考えや実践を交えて、また別の記事で書きたいと思います。

とにかく、料理に向き合う人の心が軽くなる発信なので、ぜひのぞいてみてくださいね。


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