柞刈湯葉

小説家。『横浜駅SF』(カドカワBOOKS)、『重力アルケミック』(星海社FICTIONS)、『未来職安』(双葉社、近日刊行)

7. あとがき(有料)

この「No Reaction」という短編は2014年に書いたもので、現存する湯葉小説としては一番古い。もっと古いものが引き出しの隅のUSBメモリに眠っている可能性があるが探す気にもならない。

その頃の私は商業作家になるなんて事は想像しておらず、「働きたくねーな」と思いながら世間離れした研究室で研究っぽい事をしていた。すると世間でSTAP細胞なるものが騒がれだした。あるとか、ないとかいう事がニュー

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