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とりとめのないエッセイ

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日常を切り取ったエッセイ。
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記事一覧

これ、じゃなきゃダメなんだ

昨日から無性にフルーツサンドが食べたくてしょうがない。 確か近所のコンビニに数日前にはあ…

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不安と仲良くできたなら

日が暮れるのが早くなった。日照時間が短くなると気持ちがセンチメンタルになる。ただでさえ、…

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感想すらも表現のひとつ

何かを見たとき、聞いたとき、読んだときの感想。 単純に「楽しかった!」「面白かった!」「…

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私の日常は消費の連続だ

何も考えず無意識に生活をしていると圧倒的に消費ばかりしていると気づく。 日本中が盛り上が…

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手縫いが心を落ち着かせる

陣痛を待つ日々。夜眠るのが、朝目覚めるのが怖い。目覚めて体に変化がないとほっとしてしまう…

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ペーパーナプキンにしたためるアイデア

適度に聞こえる話し声。ちょうどいいボリュームのBGM。静かすぎない空間は気を紛らわすのに…

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食事しながらの打ち合わせは味わいたい気持ちとの葛藤

ひとりでカフェに寄った昼下がり。そこで見たなんてことない風景。 スーツを着た中年男性と若い女性が向かい合って資料やらタブレットやらを見ながら話し合っている。 想像するに、仕事の打ち合わせだろうか。新しい商品の企画開発について話しているような感じ。 私は視界に入ってくる2人を遠目に観察することにした。勝手な想像もしながら。(会話の内容は聞こえていない。) ・ 中年男性は注文した食事をすでに終えていて、空になった皿が脇によけられている。空腹を満たしたからなのか言葉が饒舌

魅力的な職業条件に揺らぐ心

ある朝ポストを見るとチラシが入っていた。 「扶養手当・住宅手当・退職金制度・役職手当・資…

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やすやすとお前たちに血などやるわけにはいかない

買い物袋をぶら下げて歩く帰り道。 ふと腕に違和感を感じ目をやると蚊が2匹同時に止まってい…

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人の幸せは心で願うぐらいがちょうどいい

「末永くお幸せに、って余計なお世話だよな。」 久々に実家でご飯を食べていた時のことだ。 …

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もうすぐ、母になる

もういつ生まれてきてもおかしくはない。 来月の今頃にはきっと新しい生活が始まっている。 …

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夏の終わり

「夏の終わりは自分で決めるんだよ。」 蝉の声が日に日に減ってきた散歩道の途中で夫は言った…

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あたたかい缶コーヒーを求めて

長すぎる昼寝から目を覚ます。 ぼーっとする頭をなんとかしたくてコーヒーが飲みたくなった。…

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