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悪意を持ってしか相手を傷つけない。「悪気はなかった」なんて言わない。

朝6時に目が覚めて、携帯を確認。ふー、やっと終わった。ここ一か月くらいの悶々としていたものがやっと終わった。

カーテン開けたら青空。やっと晴れたか。待っとったぞ。一か月前はセミの声だったけど、今は鈴虫になった。窓を開けたら寒くて、レッグウォーマーを履く。ドリップコーヒーを淹れ、パソコンを開く。

今日で実況中継も終わる。

昨晩、私のモヤモヤはピークに達し、LINEに返信することにした。

もうモヤモヤして過ごしたくないのでで、会わないなら会わないでもういい。今の仕事も次の仕事も引っ越しもあるから、心に負担になること考えたくない。感謝してるのに変わりはないけど、もう苦しい思いしたくない。自分勝手だけど。

この前書いた通り、これからってのもないから。私は最初からそのつもりでこの関係始めたから。

「この先2度と同じことをしない」って言ってた意味が私には分からないけど、べつに利害が一致すればいいんじゃないと思う。

「絶対傷つけない」って何度も言ってたけど、私今回生理が遅れてて、妊娠したんじゃないかって悩んで、もしできてたらもう人生終わらそうとまで考えた。今回でほんとに懲りた。だから会わないのは私にとってもいいのかも。お礼言いたい気持ちもあるけど、こんなんだからうまく言えないと思うし。

きちんと理解してもらうべく、生理が遅れたくだりは若干話を盛った。言葉では絶対傷つけないって言ってるけど、行動伴ってなかったよね、という釘差しのために。

それにしても私、怖っ(笑)自分で読んでみて、嫌な女だなと思ってしまう。そして私が爆睡中の夜中の2時に返事が。

感謝の気持ちは十分理解してる。

一期一会かな。今は緊急事態宣言で絶対ムリなの。ごめん。
生理来なかったこと、悩ませてごめん。傷つけてごめん。
これからがないってのも理解してる。
バタバタとこれから忙しいのも理解した。

僕から連絡することはないので安心して。
がんばってね。ありがとうね。

返事をもらっての感想。なぜいきなり緊急事態宣言の話が出る?なんなら緊急事態宣言中に会いまくっていた時期もある。そして一期一会と緊急事態宣言の関連が分からない。「理解した」ってフレーズ多すぎて理解してないのではと思ってしまう。・・・って我ながら残酷な感想(苦笑)

気のせいかもしれないけど、この人はまだ私に何かを期待しているのではと思ってしまう。なぜなら、母もこのような「理解した」的な表現を使ってきたことが幾度となくあり、「でもあなたは私のこと分かってくれる」という余白を残して話してくる感じに非常に似てるから。そんなのこっちには欠片もないのだけど。会いたいなんて書いてないのに、緊急事態宣言だから会うの無理って書いてくる感じがすごく不快に感じた。

***

私は自分のことを残酷な人間だと思う。

わざわざ相手が傷つくだろう言葉を選び、相手が折れるしかない状況を作ることで、相手を追い詰める。それはたぶん、「悪気がなかった」というのを言い訳にしないための私のやり方なんだと思う。私は悪意を持ってしか相手を傷つけたくない。

「そんなつもりはなかった」とか「悪気がなかった」とか、特に母から言われ続けてきて、それはつまり私に対して「だから許して」という意味なのか、こっちの傷つけられた気持ちはどうすればいいのか、と思ってきた積み重ねなんだと思う。だから傷つけるときは容赦なく、悪意を持って、相手を傷つけるという自覚を持って傷つける。「傷つけるつもりなんてなかった」という言い訳はしない。

残酷だけどこれが私のやり方だし、私は同じように、傷つける意図を持って私を傷つけることを言ってくれる人を信頼する。きれいごとはいらない。相手のことを本当に思うなら、傷つける前提でちゃんと言う方がずっと誠実だと思う。表面的にそれっぽい言葉を並べて、「あなたのためを思って」と自分の言葉は相手を救うと信じ切ってる人は怖い。その一方的な善意で傷つけられた方の気持ちをその人は全く予想もしてないし、ゆえに理解もできない。そしてそれはまた私を傷つける。

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朝っぱらから暗い話をしてしまった。闇が深いなー、私。

久々の青空は私に元気をくれる。自然はいつだって偉大。空の青も、草木の緑も、雲の白も、ありがたい色たち。コーヒーが沁みる。

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