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価値観て、考え方って、擦り合わせるものなのかいないのか

気づいたら10日近く何も書いていなかった。書きたいことはあったけど、なんか妙に忙しい日々を送っていたのだろう。再び長時間フライトで移動とか、隣の席の人が落ち着きがなくて鼻息荒くて気づいたら私の席にめり込んでくるしで、最悪よね。あいつ絶対許さんぜ。

最近、Bさんがやたらと「そういうの分かる」「考え方すごい似てる」「やっぱり合うよね」とか共通点を強調するようなことを言ってきている気がする。あくまで気がするのだけど、私こういうのあんまり好きじゃないのです。なぜなら、私はそう思っていないから。そして唯一無二を目指す身としては、勝手にお仲間に入れられるとすごい勢いで反発心が生まれる。これが不思議なもので、Bさんのように付き合ってる人であっても、大事な友人であっても、尊敬する人(誰かいたかな)であっても、関係ない。勝手に同じ部類に入れられるのは嫌なのである。

価値観とか考え方というのは合う合わないがもちろんある。そもそも私はほとんどの人から見たら価値観も考え方もズレてるらしいから、たまに不思議な考え方をしてる人見ると、おぉ、いたか変人よ、と思うことはある。自分の中の変人仲間にこっそり入れさせてもらったりというのはあるけど、友よ!的な握手を求めにいくことはしない。だって相手からしたら、お前と一緒にすんじゃねえボケカスが!かもしれないから。

考え方が似てるよね~は本当にそうなんでしょうかね、って話。一方通行だったりしませんかね、って話。

最近はあまりないけど、昔は「あ、この人私と同じ!」と思ったら迷わず近づいて行ってしょっちゅう撃沈していた。そう、自分の変人度合いを理解していなかったのだ。誰も私のことなんて仲間と思いたくないわな、と悟ってからだいぶ気が楽である。

それでもたまに所謂「同じ匂い」の方に遭遇する。Bさんの初対面はそれに近かった気がする。でも知れば知るほど、人って違うのである。おやまあ、そんな風に思っとったんか!?そんなこと私には到底受け入れられませんけどね!!みたいな、些細なOMGから盛大なOMGまであるのである。

そんなとき、無理に共通点を探したり、同じに固執するよりも、違いの方に目を向けて見てみた方がいいと最近思う。この人はこの状況でこんな考え方をするけど、私はこれ受け入れられるのかい?スルー出来るかい?なるほど、そういうのもあるよねって考えられるかい?って考えてみて、その匙加減でその人との関係性を考えることってできるのではと思った。

結論は例のごとくないのだけど、昨日のLINEのやりとりで「その考え方が我々はすごくマッチしてる」という発言に「いや、あなたのとは違うけど」とつい噛みついてしまった自分を反省。この間飲みに行った時も、Bさんの話に対して、ついつい「え、私には理解できない」的な表現を10回くらいしてしまい、反省である。いや、正直に思ったままに話しただけなので反省しなくていいのだろうけど、Bさんの気持ちを汲み取ったりそういうのはしてもよかったのかなと、思ったり思わなかったり。

この共通点を前面に出してくるのは一体何なのかなぁというプチ悩み。私にとっては価値観とか考え方を擦り合わせたりするのはちょいと違うのではと思ってるのだけど、どうしたもんか、どうすんべか。

とりあえず寝ます。