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秒で作る人間関係と安定を求めないこと

私は直感人間なので、その人と仲良くなりたいか否かは秒で決まる。じわじわとこの人と仲良くなりたいのかなぁと思ってるときは、そうでもないのだと思う。例外はあるけども、基本的には時間をかけて人間関係を築いてくことや仲良くなることが苦手である。

1,2,3 バン!バン!バーン!はい、あなたとは仲良くなれる気がする!

みたいな感じである。いや、知らんけど。

要は一目惚れなのだと思う。初対面だけではないが、それは突然やってくる的な感じである。男女関係なく、友達であろうが同僚であろうが上司であろうが、なんなら親戚もそんな感じである。その直感が必ずしも当たってないし、なんなら間違いがちだけど、当たるときは超当たるのである。

前向きに関係を作りたいときももちろんだけど、冷めるときもしかりである。つまり秒で冷める。失望するスピードだけで言ったら、全日本に出場できるかもくらい速い。

私は流浪の民、ヤド・カリコなので、一つのところへ留まるのは性に合ってない。人見知りしつつも新しい場所で新しい人間関係を築いていくのは別に難しくはない。信頼を勝ち取ったりするのも早い方だと思う。私が相手を信頼してるかは別として。

自分は本当に、安定とか定着を求めてなくて、何かを深めたりとか、追求したりとか、そういうものにも興味がないのだと思った。それは悪いことなのかいいことなのか、両面あると思う。でも性格的にやっぱり向いてないのだから、無理に安定ししようとしなくていいと思う。

担当を短期間で変わる話を上司や同僚としたとき、コロコロと変わることは負担になりませんかと言われたのだけど、あくまで自分の意思の範囲であれば特に問題ないですと答えた。そして「今のところ、良くも悪くも特定の担当国でこの業務を続けたいって思ったことないんですよね」と人事担当の上司に言ってしまった。苦笑いである。

私から見て、その国が好きだから続けてる人ってあまりいないと思ってて、若い子は「今度はこのやり方でやりたい、こういうことにも挑戦したい」というモチベーションが見られるが、他のベテランの大御所平社員達はどちらかというと慣れて楽だから続けてる感じがして、それが全然いいとも思わないし、むしろちょっと不快に思う。楽な国は若者や新しい人に譲れよ、と。慣れた国と仕事でベテラン風吹かして偉そうにしているのって、まさに井の中の蛙うんちゃらで全然かっこよくないけどな。

脱線。私のこの秒で決まる人間関係と安定を求めない性格ってやっぱり関係あると思うなと思った話。知り合い多くて友達ほとんどいないってのもこれに起因するのではとね。一人の男性と長く続かないとかもこれなんだろうな。飽きっぽい性格も加わってだろうけど。いいとこ全然ねーな。

それでも私は、人よりちょっと多種多様な国と文化と人に触れてくることができて、少しずつでもそれなりに濃い体験や濃い関係を色んな人と持ってきた、それで良いと思ってる。後悔はしてないし、これからもこれでいいと思ってる。ね。

引き続きヤド・カリコで行く。決心の金曜日〜である。カラオケ行きてー。