ばら2

ママとしての愛情

赤ちゃんを産んだら、だれもが母にはなりますが、それだけでは本当の意味で母親になったとはいえないかもしれません。

前の記事でも書きましたが、産まれてから子どもを産むまでは、誰もが『一方的に愛を受けるもの』として生きてきています。でも母親になるということは、『愛を注ぐ、愛を与える、愛を分かち合う』ということです。

つまり、受動的な愛から、能動的な愛(愛を与え分かち合う)という大きな変化があるのです。

この変化、成長が伴わないまま母親になってしまった方が感じるであろうストレスを具体的に並べてみると・・・・


□ 自分だけは我慢をしいられている気になってストレスがたまって辛い

□ ひとりさびしく子育てを押し付けられているような気持ちで孤独感に襲われる

□ 自分の大変さを誰も分かってくれないと被害者妄想になりやす

□ 何だか自分が損をしたような気分に陥る

□ 色んなことを人のせい、何かのせいにしたくなる

□ 自分のことでいっぱいで精神的な余裕が持てない

□ 子どもを生んだことを後悔する、もしくは子どもを邪魔な存在だと感じることがある


いかがでしょうか?

頭ではわかっていても、感情的に反応してしまう分野もあるかもしれませんね。

より良い教育のできるママになるためには、まずはママの「格」をあげることが大切だと感じます。

格とは、人格です。

フランスのガブリエル・マルセルはこのように人格を定義しています。

『真の人格者は、自ら判断し、判断に基づいて決断し、その決断に対しては、あくまでも責任をとる存在であって、付和雷同するようでは単なる人間であって人格者とは言いがたい』

ママとして人格をあげるというのは、付和雷同せずに自らの軸をもって判断し決断し実行するママになるということなのですね。

そういうぶれない軸をもったママは子どもにとって安心して頼れるママであることと感じます。




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