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【イベントレポ】元アイドル、ぶっちゃけ話~100%裏事情~

みなさん、こんにちは!
オンラインサロン『深月あかりのアイドルラボ!~アイドル好きを仕事に!~』のメンバーの倉増がイベントの様子をお届けします。

今回は、2019年10月6日(日)に渋谷CAMPFIRE本社さんで実施された、我々の初イベント『元アイドル、ぶっちゃけ話~100%裏事情~』のレポです!

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ゲストは、

アイドルグループ『Drop Maker』プロデューサーの汐垣飛鳥さん

Youtuber『闇のフェスティバル』メンバーの奈良いとまんさんです。

お二人とも、キラッキラの元アイドル!!! 
その裏で体験した、アイドル時代のキラッキラじゃない部分や裏話を赤裸々にお話頂きました。

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ちなみに、今回のイベントは、サロンメンバーやお客さんから寄せられた質問をお2人にぶつける形式で進めていきます!
(質問くれたみんな、ありがとう♡)

ファンから直接聞きにくいことを聞けて、その場で答えてくれる機会なんてなかなかないですよね。

Q.アイドルに男女格差ってある?〜汐垣飛鳥さん〜

メンズアイドルのスタッフ経験もある司会の深月あかりさんいわく、メンズアイドルは月50万円稼ぐのも普通らしいですが、女性アイドルはそこまで貰ってないという印象。
果たして、同じアイドルでも、やっぱり男女で格差はあるものなのでしょうか?

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汐垣さんのアイドル時代の月給は、月10本程度のライブにでて月25万円ほど。
これでも女性アイドルにしては「多い」と言われることが茶飯事。本人も男性アイドルとの大きな差を実感していたそう。

実家暮らしをしながら貯金を切り崩して生活しつつ、その25万円は全てワンマンライブのための経費に回していたそうです。

ファンとしては、まさに「俺たちが推しをワンマンに連れてった!」って感じですよね!やっぱりそういうところが、ファンへの愛であり、彼女をアイドルたらしめる所以なんじゃないでしょうか。きらりと光るアイドル性、素晴らしい。

そして、汐垣さんは、女性×セルフプロデュースということで大人から舐められることも多かったといいます。
チケットバックが支払われるという文面が来ていたにも関わらず、支払われぬままシラを切られたという驚きのエピソードも披露。
その時は、最終的に親をちらつかせて乗り切ったそうです。最後まであきらめないその精神の何たるや!さすがです!

女性アイドルには、女性ならではの悩みを相談できる女性スタッフ、いざという時に守ってくれる屈強な男性スタッフ、両方ともいないと少し不安なのかもしれませんね。
汐垣さんは男性スタッフがいなかった分、持ち前のタフさと行動力、勇気で泥臭く立ち向かいながら乗り越えてきた印象です。
迷惑行為をされた際の文章をコピーしてワンマンライブで配布したというエピソードもありました。普通の女の子はそこまで出来ないですよね!

女性アイドルには、怖い大人から身を守る賢さや強さ、ファンを思い続けるアイドル性をどっちも持ち合わせていないと、やっていけない世界なのかもしれません。

Q.フリーと事務所所属の違いは?〜奈良いとまんさん〜

アイドル時代、ファンの方の様子を見て、時に心を傷めていたという奈良さん。
チェキに並ぶ枚数等でファン同士がマウントを取り合い、その競争に疲弊するファンの姿を見て、Win-Winじゃないと感じていました。
現在のYoutuber活動は、それぞれのファンが自分のペースで応援できる点に価値を見出しているといいます。

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フリーだった汐垣さんに対し、事務所に所属していた奈良さん。
その違いはどういったものなのでしょうか?

まず、フリーのメリットは、フルバックで収入がもらえることと、自分のしたい活動ができること。

一方で、フリーのデメリットとしては、治安の悪いイベントに出演する機会が多かったことを挙げてくれました。
他グループのファンによる金銭の盗難が起こったことも……。

その原因は、事務所所属より取り分の多いフリーのタレントは、お金欲しさに活動している人が多いからではないか、と奈良さんは分析していらっしゃいました。
つまり、一部の事務所に所属をしていない、フリーの人は他のアイドルから無理やりファンを奪ってでも、多くの利益をあげることが正義と考える人がいるのでしょう。「稼げれば後はどうにでもなれ精神」とでもいうべきか。

これと比較して、事務所に所属していると、出演するイベントを適切に選ぶことができます。
お金よりも夢を追いかけて頑張る他事務所のアイドルと切磋琢磨しながら、真摯に活動できるということです。

僕は、やっぱり奈良さんにも「アイドル性」があると思いました!
心もイケメンでこそ真のアイドルだし、だからこそ推すのが楽しい!やっぱり、そういうアイドルに売れてほしいですよね。

【提言】 お2人からアイドル業界へメッセージ

イベントのコーナーでは、ゲストのお二人、ひとりひとりからの【アイドル×労働】に関しての提言がありました。

 
『地下アイドルはセルフプロデュースで活動するべきだ!!!!!』by汐垣飛鳥

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汐垣さん「収入源とか働き方の問題もありますが、何より自分が1番輝ける方法だと思います。活動する上で自分がやりたいことを全うできるので私はセルフプロデュースがいいなと思います。
私は、最初にビジネスメールの書き方なんかを適当な本を買って学ぶところから始めました。書類作成や金銭管理のスキルは、自分でやっているうちに自然と身につくものです。もしそこが不安で立ち止まっているなら、始めちゃった方がいいですよ!
無名でも意外とツイッター等で呼びかけたらオファーは来るものです。

ワンマンライブの時には家族に手伝ってもらっていました。セルフプロデュースでも、トラブルがあったときには、誰かに助けてもらえば乗り越えていけます。
セルフプロデュースには無限の可能性があります!

これはアイドルの話だけじゃないと思いました。汐垣さんの行動力には、僕自身も本当に尊敬しています。
やりたいことがあったら、とにかく始めてみる。足りないことがあれば、その都度学んでいく。そうしたら、人生が次のステップにどんどん進んでいくような気がします。
始めないで悩むくらいなら、やってみて挫折した方がいい!素晴らしい!
もちろん有名グループのオーディションを受けてみるのも、僕はアリだと思います。何事にもメリットとデメリットがあるので、自分で判断して、やりたい方にチャレンジしてみる!それが大事なんじゃないでしょうか。

『地下アイドルは、もっと好きを仕事にしてほしい』by奈良いとまん

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奈良さん「アイドルはお酒や煙草など、暗黙の了解的な感じでNGとされることも多いですが、自分の好きなことはもっと前面に出していったらいいと思うんですよ。
“アイドルはこうあるべき”というイメージに縛られて、好きなことまで出来なくなってしまうのはすごくもったいない。

僕は、とある持病のあるファンの方に、僕を応援することで人生が豊かになったとか、生きる糧になりましたと言われたときにホンマに泣けてきて。
こんな僕でも人を助けてるなって思って生きてる心地がしました。その気持ちが、僕の原動力です。
その気持ちを突き詰めた結果、僕はアイドルじゃなくてYoutuberを選択しました。

夢と好きがリンクするなら、アイドルにこだわる必要はないと思うんですよ。
好きなことを隠したりして、病んでまでアイドルを続ける必要ないですよね?
現役のアイドルさんにも、とにかく好きな気持ちを大切にして欲しいと思いますね」

アイドルが仕事を愛していると、ファンにもワクワクが連鎖するはずです。そうすれば、ファンの方にもエネルギーが伝わると思います。
アイドルはいつも明るく元気でいなきゃいけない仕事ですよね。本当の自分を偽って苦しみながら続けているなら、別の好きな仕事を見つけた方がいいのかなと思いました。
そして、このサロンでは、「アイドルという仕事」を好きでい続けられるような環境を創ることが使命だなと改めて感じさせられました。

イベント終了!みなさんありがとうございました!

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僕たち「深月あかりのアイドルラボ!」は、「アイドルが好き」「アイドル業界に貢献したい」というメンバーが集まって結成されました。
でも、好きなグループも違えば、得意なことも違う。どういう形で貢献したいかも違う。そんな中で、見つけた活動の軸は、アイドル業界に種蒔きをすることでした。
今は無力かもしれないけれど、アイドル業界のことを考え、好きになってもらうキッカケづくりならできるんじゃないか。
今回のイベントは、そんな我々の初めての活動でした。

昨今、アイドル業界には悲しいニュースが多く、アイドルの労働環境について考えるキッカケを提供しようということで決まりました。

実際にイベントを終えてみると、すごく濃い内容で勉強になることばかりでした。
そして、何より参加者の方に大きなインパクトを残すことができたとも感じています。
登壇者の言葉に涙した方もいらっしゃいました。
イベント後には、Twitterで感想や意見をたくさん呟いていただきました。
参加者同士で軽食を囲んだ交流会では、アイドル労働を研究されてる方や歴戦のアイドルファンの方から生の声をいただき、幅広い方々に注目して頂けたという事実を実感いたしました。

このイベントが成功したのは、ゲストのお2人と参加者さんのおかげです。本当にありがとうございました!!
そして、汐垣さん、奈良さん、そして深月あかりさんの行動力と優しさを見習って、サロンメンバー共々、精進していきます。これからもよろしくお願いします。

ゲスト紹介

♀汐垣飛鳥
元オタクネーション。セルフプロデュースでアイドル活動を行なう。卒業後、Drop Makerをプロデュース。現役大学生とプロデューサーの二足のわらじを履き、活動中。

♂奈良いとまん
元メンズアイドル。アイドル卒業後、俳優、読者モデルなどと活動の幅を広げる。現在はYoutuber「闇のフェスティバル」として活動中。

アイドルサロン@メンバー募集中

●現在、当サロンではメンバーを募集しています。
私たちの活動に共感していただける方は是非ご連絡をください!お待ちしております!

現在は『アイドルのためだけのことをする会社を設立する』ということを最終目標に活動しています。

※現在、サロンページ修正中!
★イベントの様子は、動画でもアップしますのでチェックしてください♪

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奈良いとまんくんの取材記事▼▼

汐垣飛鳥さんのイベントレポート▼▼

writer:倉増
Photo:あやせすい



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