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【イラスト】は単なる「絵」じゃない!?ー3つの機能でプロモーション

イラストを描く仕事をしているつかはらです。
おもに中小企業向けプロモーションツールを作っています。
詳しくはこちら↓

なぜ【イラスト】でプロモーションツールができるかというと
【イラスト】はただの「絵」ではなくて色んな「効果を持った絵」なんです。
それでは、説明していきますね!!

はじめに

【イラスト】を使ったプロモーションツールがお客様に与えられる影響力。
それは

・購買意欲の向上
・購入の理由づくり
・購入しやすい環境づくり

です。この3つができれば「売上アップ」になると思いますよね!?
言い換えると以下の通り。

・購買意欲の向上    ⇒好感度アップ
・購入の理由づくり   ⇒意図が明確に
・購入しやすい環境づくり⇒わかりやすい

「好感度」をあげながら、こちらの「意図を明確」「わかりやすく」伝えることができる【プロモーションツール】【イラスト】です。

それぞれ「3つの要素」を細かく説明していきます。

1. 好感度が上がる

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まずは【イラスト】の「好感度をあげる」効果について説明していきましょう。
「好感度が上がる」とはいったいどういうことでしょうか。
「お客様の印象が良い印象に心が動く」ということですね。
つまり、【イラスト】の効果はプラス方向に「心を動かす」ってことです。

それはなぜか。
ひとつ例をあげてみましょう。

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文字だけで「おいしいから揚げ」と言われた時、どう受け取るでしょうか。
「お!?おいしいなら食べてみようかな!?」っていう方は素直ですね。
私なら「えーほんとうにおいしいの?」とか思っちゃうかもしれません。

これをそのまま【イラスト】に置き換えてみます。

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言葉を【イラスト】に変換しただけですが
「わ!おいしそう」とか「から揚げだ!」って、見てわかります。
もしかしたら「おいしい」ではなく「カラッと揚がってそう」とか
「結構大きいから揚げかも」とか感想を持つかもしれません。
なかには「お腹すいた!!」なんて方もいるのではないでしょうか。

これが【イラスト】の伝えるちからです。
こちらから「こういうものです」という風に押し付けるのではなくて
目に入った情報で、お客様自身から自然といろんな感情が生まれてくるのです。

押し付けられていないからこそ、自分の判断で「ほしい」につながっていく。
それが「購買意欲の向上」となります。

【イラスト】による「好感度アップ」は
五感に訴え、心を動かし、お客様の中から「ほしい」を生み出すことで記憶に残す
ということです。

「これ写真でもできるんじゃない?」と思った方、鋭いですね。
例が「から揚げ」だったのでそういう風に思われた方も多いかもしれません。
「目に見えないサービス」「まだ完成品がないもの」「内部の様子を見せたい」「写真にすると生々しい」
特にそんなご要望がある場合は、ぜひ【イラスト】をご検討ください。

そして、次で説明する要素も写真と違う点です。

2. 意図が明確になる

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【イラスト】にできることのふたつ目は「意図が明確になる」です。
どういうことか、これも例をあげて説明していきましょう。

【イラスト】は「意図が明確に」「好感度アップ」「わかりやすい」
この要素を「意図が明確に」に視点をあわせて描いてみるとこんな風になります。

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これをみると
一番大事なものが「意図が明確に」という部分だということが伝わると思います。
「意図が明確に」がほかのふたつより強調されて見えると思います。

次は「好感度アップ」に視点をあわせてみましょう。

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一番大事なものが「好感度アップ」に変わったのがわかるでしょうか。
「好感度アップ」がより強調されています。

「何に視点を合わせるか」という「意図を明確に」するために、
例ではものの「大/小」を使って表現しました。
これを使うとリアルではなかなかないもの、
たとえば猫用品のプロモーションで猫より人を小さく描くこと等もできるのです。

ちなみに「意図を明確に」するためには、今回のように大きさだけでなく色んなテクニックがあります。
そういったテクニックをあわせて一番大事なものを強調して見せるのが
【イラスト】のふたつ目の強み
です。

サービス・商品にはそれぞれ
「コンセプト」や「売りになるポイント」「説明したい焦点」があると思います。
それをしっかり強調した形で印象付けると、「購入の理由作り」となります。

【イラスト】による「意図が明確になる」とは
アピールポイントが一番目にとまり、明確になって、しっかり商品の良さが伝わる
ということです。

3. わかりやすい

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さらに【イラスト】にはもう1つできることがあります。
それは「わかりやすく」伝えることです。

「全体像」が把握できる、色んな要素の構造がわかる、要素の総量がわかる、それぞれの要素の関係性がわかる
という多くの情報を、パッと見ただけで「感覚的に理解」してもらうのに適しています。

「わかりやすい」ことで、説明の時短にもつながります。

こちらも例をあげたいと思います。
お客様の手続き代行というイメージで請負業務の流れをまとめたものです。

お客様には資料提出いただき、その上で弊社がヒアリングをさせていただきます。
正式な資料作成を経たのちに報告書として提出いたします。
こちらの報告書の関係各所への最終提出は通常お客様のご対応としておりますが、別料金にて代行可能です。最終提出をもって全ての作業は完了となります。

文章読むの嫌じゃないですか?
口頭で言われたとしてもちゃんと伝わるかわかりません。
全体のプロセスがどれくらいあるのか、自分がやることがどれだけあるのか、請け負ってくれる業務としては何があるのか
など、すぐには理解できません。
「これでいいですか?」と聞かれても、すぐに「はい」とは答えられないかもしれません。

これを【イラスト】に置き換えてみたいと思います。

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パっと見ただけで全体像がわかりやすくなりました。
それぞれの役割、全体の作業工程、作業量、別料金の区分など
構造や関係性もわかるようになっています。

特に煩雑に思える購入の手続きがあったり、料金体系がいろいろあったり
これからの作業にお客様が不安を持ちやすい等の問題があると
「購入が面倒だ」と思われがちです。

そういった面倒なプロセスを
一度に短時間で誰にでも同じように「わかりやすく」説明できることで
「購入しやすい環境づくり」ができるのです。

【イラスト】による「わかりやすい」とは
説明を
一度に短時間で誰にでも同じように理解してもらい、購入のハードルを下げる
ということです。

イラストは3つの要素のかけあわせ

いろいろ調べていたら、もしかしたら
「あれ?後半のふたつは『デザイン』や『図解』でもできることじゃないか?」
と思っている方もいるかもしれません。

ご名答!!
【イラスト】は3つの要素の「かけあわせ」なんです!!

【イラスト】=【絵】×【デザイン】×【図解】

それぞれ3つの要素の効果は、それぞれ今まで説明してきたとおり。

絵   :好感度が上がる
デザイン:意図が明確になる
図解  :わかりやすい

写真、デザイン、図解には、まったく他の要素がないというわけではありません。
ただ【イラスト】はその3つの要素を常に「かけあわせ」して制作されています。
「かけあわせ」していることこそが大きなポイントです!

アートで考えると想像しやすいですが、「絵」は「感動を与える」ものですよね。
それに対して「図解」は「論理的に納得」ができるものです。
なんとなく「右脳vs左脳」と思っていると対極にあるものに感じますが
対極にある要素をも「かけあわせ」できることができるのが【イラスト】です。

「ももたろう」の話でたとえてみます。

旅の途中で、イヌに出会いました。
「桃太郎さん、どこへいくのですか?」
「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」
「それでは、お腰につけたきびだんごを1つくださいな。おともしますよ」
イヌはきびだんごをもらい、桃太郎のなかまになりました。

普通の絵本を想像すると「絵」の要素が強いのでこんな【イラスト】になります。

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では、この同じ場面を
「図解」の要素を強くして二人の関係性を「わかりやすく」してみましょう。

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どうでしょう?
同じ内容を表現しているけれども、「表現」の違う【イラスト】になりました。
【イラスト】は、3つの要素で「重要な要素がどれか」を意識して作られています。

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「3つの要素って言ってるけど、今2つしか使ってなくない!?」
と思った方もいるのではないでしょうか。
この物語の主人公は「桃太郎」です。(当然のことを説明してすいません…)
実は上の2つの【イラスト】は「桃太郎が主人公である」という
「意図を明確に」して描かれています。
逆に「イヌが主人公」で描き直してみましょう。

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どうでしょう?
「左右の配置」だったり「顔が見える/背中を向ける」といったことだけで
この話のこの場面の「主」がどちらかが入れ替わります。
これが「デザイン」の要素をかけあわせている、ということなんです。

【イラスト】はプロモーションの内容をこの3つの要素のかけあわせをつかって
それぞれの目的にあったバランスで伝えることができる
のです。

つまり
「購買意欲の向上」を目指したいのか
「購入理由」をお客様の中につくるために、よりコンセプトを伝えたいのか
「購入環境」をよりわかりやすくしたいのか
企業のご要望によって適切なカスタマイズ=適切な「かけあわせ」ができるからこそ
オリジナルの【イラスト】「売上アップ」につながるツールとなるのです。

まとめ

中小企業のプロモーションツールを主に制作している観点から
【イラスト】が「売上アップ」につながるツールであることを説明してきました。

【イラスト】=【絵】×【デザイン】×【図解】

それぞれ説明したきた内容をまとめるとこちらです。

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最初に【イラスト】はただの「絵」ではなくて色んな「効果を持った絵」と書いた意味をおわかりいただけたと思います。
私がイラストを描く仕事を「単なる絵を描く」とも思っていません。
プロモーションを最大化し、売上を見据えたお手伝いをしたいと思っています。

プロモーションツールとしては
「チラシ」「提案資料」「ダイレクトメール」「ノベルティ」などがあります。
目的にあったツール選びもご要望があれば、私はお手伝いしております。

【イラスト】は
それぞれのプロモーションの内容を、
適切な3つの要素のかけあわせで
それぞれの目的にあった
カスタマイズができる「売上アップ」ツール

【イラスト】が活きてくる事業は特にこういったものがあります。
どれも「絵」×「デザイン」×「図解」で解決できる部分が大きいからです。

・目に見えないサービスで、言葉だけで内容がわかりにくい事業
(例:IT・コンサル・投資・保険 など)
・内容が一般の人には難解な事業
(例:士業・専門分野を扱う事業・他にあまりない珍しい事業 など)
・生々しい表現を避けたい事業
(例:医療・ゴミ処理・害虫駆除 など)

さて、いままで「売上アップ」という視点から解説してきました。
もちろん【イラスト】を社内向けツールに使うことも可能です。
「研修マニュアル」「商品案企画書」「戦略資料」「企業理念」など。
こういったツールで社内効率や価値観の統一、社員の納得する環境をつくり
【イラスト】で「モチベーションアップ」へつなげる方法もあります

こんなこと困っている!ということがあれば、
できること・解決方法を考え、お手伝いしていきたいと思っています。

※こちらのページにあるすべてのイラストは転載を禁止させていただいております
あしからずご了承ください

読んでくれてありがとう!心に何か残ったら、こいつにコーヒー奢ってやろう…!的な感じで、よろしくお願いしま〜す。