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≪Vol.70≫外国人メンバーをみて、自分が大学生の時を思い出した。

 私は外国人留学生を中心とした外国人メンバーを組織した会社をやっています。なので毎日外国人と仕事をしているのですが、外国人メンバーもいろんな国・地域のメンバーが集まっています。

 日本人は私とか、お客さんとか、一緒にお仕事をしている企業の方々などはたくさんいるのですが、働いているメンバーは基本的には日本人はいません。いわゆるグループにもほとんど入っていない組織です。
#日本人がイイとか悪いとかそんなことではないのですが

外国国籍のメンバー同士が集まると、それぞれの文化や言語を理解しあいながら楽しくやっていけたりもします。
また、外国人メンバーからの声で言うと

「もっといろんな国の人たちと一緒に働きたい!」という声も多いです。
もっといろんな国の価値観を知りたいという思いも強いようです。


ふと、自分が愛媛から東京の大学に入ったときのことを思ったのですが、
せっかく東京に来たのだから、同郷同士で集まりたくないし、いろんな人とお友達になりたいと思っていました。

実際、サークルに入ったりして全国いろんな地域のお友達ができたのですが、「東京出身」の人ってあまりお友達ができなかったです。

特に付属出身のメンバーは高校以前からの友人が近くにいるので、新しい友達を作らなくてもいいということだったのかもしれません。
東京出身者もいたのはいたのですが、あまり触れ合う機会がなかったように思いました。

そう考えると、
外国人留学生メンバーも日本人とは学校で過ごしたりはするのだと思いますが、学校以外の部分で言うと、いろんな人と過ごしてみたいという思いと、同じような境遇(外国から来た)の人と繋がりやすいのかもしれません。

おそらく同じ国同士の友人もたくさんいるのですが、
日本語・英語を話すために同国籍同士ではない関係も求めている傾向にはあると思います。

※※日本人の留学の話で、日本人同士で集まってしまうという話を聞いたことがある人もいると思いますが、
それと同様で、同国籍同士で集まっている子もいます。
その子はなかなか日本語力が上がってはこないですね。
日本人の英語留学でも3年くらい通っても英語が話せない人もいたりしますね。うちの親父は10年以上中国に居ましたが、片言の中国語しか話せないですね・・・。


さて、自分の会社の話に戻りますが、
こんな人材不足の中、おかげ様で「働きたい」と言ってくれる子も結構います。本当にありがたい。

その一つの理由には、自分と同じような境遇の人が多くいるというのも一つの要因かなと思います。
日本人と交流することの楽しさ・必要性も絶対にあると思うので、そのチャンスも当然探しているのですが、
「外国人同士の交流が出来る場所」は思いのほか世間には少ないのかなと思います。

自覚症状はあまりないのですが、留学生からは
「外国人留学生を紹介して、って言いますけど、留学生より石川さんが一番いろんな国の人との繋がりがあると思いますよ」と言われたりします。

そうかな。と思ったりもしますが、
留学生同士の繋がりは本当に強固なものなので、引き続き助けてもらいたいと思っています。

ということで、
外国人人材がなかなか集まらないという方がいれば、
同じ境遇の人が楽しく活躍している場を作り、場を見せることで課題解決への道になるのではないかと思います。

今週もありがとうございました!

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