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なぜ会社を大きくするのか。

株式会社MOVEDの渋谷 雄大です。

こちらは、「きっかけ」をテーマにした記事を記載する株式会社MOVEDのアドベントカレンダー『MOVED Advent Calendar 2023』12月25日の記事です。
ぜひ他のメンバーの24本のきっかけの記事もお読みください!


株式会社MOVEDは、おかげさまで創業して5年が経ち、9月から6年目に突入いたしました!

メンバーも40名を越え、12月には、ずっと開催したいと考えていた自社イベントも、『MOVED MeetUp』という形で開催することができました。

ぜひ振り返り記事もご覧ください!

今日は、改めて今までを振り返りつつ、これからの未来を考えていく上で、

「なぜ会社を大きくするんだろう?」
という問いについて、考えていきたいなと思っています。


会社は小さい方が良いのではないか

2018年に創業したとき、私は「会社を大きくしない」と思っていました。

大きな会社に対する印象というと、私はポジティブな印象よりも、ネガティブな印象が先行してました。

社内のいざこざやハレーション。大企業病。お客様との距離が遠くなり、仕事がつまらない。会社のための歯車の一部のような感覚になる。

会社が大きくなるほど、課題が増えて、不幸が増える。

だったら、会社は大きくせず小規模でよいのではないか。
その分、自分たちが幸せで、必要十分に生きられる、目の届く範囲の大きさが一番良いのではないか。

規模の拡大を求めず、あえて小規模で事業を続ける企業や、個人事業主なども多くいらっしゃいます。

その方が、目が届き、お客様との距離も近く、コントロールがしやすい。
そっちが自分にも合っているよな、と思っていました。


メンバーが増えたきっかけは、働き方の環境へのニーズ

今、株式会社MOVEDは、メンバーごとに関わり方の濃淡はありつつ、40名を越えるメンバーがジョインしてくれていますが、正直、創業時は、こういった規模で事業をすることになるとは想像できませんでした。

メンバーが増えたきっかけは、一人で会社を創業して半年ほど経ったとき。
2019年に、Twitterを使って、メンバー募集をかけたことです。メンバー募集の条件として、フルリモートワークOK & 複業OKとしたところ、私が想像する以上に、多くのエントリーを頂きました。

そこで感じたのが、
働き方の環境を選べる選択肢が、世の中に非常に少ないこと。
そして、こんなにも多様で多彩な人たちがいるんだということでした。

そうして、1人社長だった会社が、一気に12名のチームになりました。
この辺りの話は、当時の記事にまとめています。


土台を作るフェーズから、価値を最大化するフェーズへ

それから、みんなで悪戦苦闘しながらも、チャレンジを続けてきました。

今、振り返ると、この5年間は、MOVEDとしての価値観の土台を整えていくフェーズだったなと思います。集まったメンバーで、価値提供できる事業を創り出し、お客さまからの反応や要望などを受けて、調整を繰り返す。

始めは、プレゼンテーションの研修事業の会社でしたが、ITを使った業務改善支援、ITサービスの研修事業、クリエイティブ制作、マーケティング支援、そして動画制作配信支援や、地域活性化支援、と、メンバーの強みを活かしながら、さまざまな事業を展開してきました。

仕事も最初は、社長がみんなの仕事を取ってくる、みたいな状態から、実績を重ねることにより、徐々に問い合わせやご紹介などで仕事が増えていきました。

もちろん順風満帆というわけでもなく、メンバーも入れ替わり、事業もピボットして、なんとか生き抜くために試行錯誤を繰り返す日々。ただ必死に。

そうやって、日々目の前のことを乗り越えていきながらも、
MOVEDとして大事にすべき土台というのは、徐々に作り上げられてきたんだなと思います。

ただ正直この頃も、会社の規模を大きくすること自体には、懐疑的でした。

メンバーが増えるほど、固定費も増えていき、業務の目の届かないところも広がってしまう。それよりは、今関わってくれているメンバーでできる範囲で、できる範囲の最大化を目指していけば良いと考えていました。

価値を最大化していくフェーズへ

そんな中、2023年に入り、会社として、第2創業期のようなフェーズを迎えています。私自身としても、大きな変化を感じています。

この一年は、改めてMOVEDのメンバーの思いを深掘りながら、ビジョンを明確にしていきました。この辺り、興味のある方は弊社のポッドキャスト「むーラヂ」をお聞きください^^


ビジョンが明確になり、MOVEDとしての社会的価値の可能性を意識する中で、『利己的に自分たちが成長していきたい!』という想いよりも、『多くの方に価値を届けるために成長していきたい』と思いが、今まで以上に強くなってきたのです。

それに伴い、本記事のテーマである「会社の規模」についての印象もだいぶ変わってきました。

このまま現状維持をするという選択肢もあったと思います。
ただ私たちは、より成長していきたい、と、マインドが間違いなく切り替わりました。

そして、2023年の後半から、採用を強化していきました。

むやみやたらに組織を大きくすれば、価値も大きくなるかというと、必ずしもそうではない。大きくなることで、逆に成果やスピードが下がることもあります。

この辺りバランスを意識しながら、我々のビジョンに近づくために、必要な役割を抽出し、Wantedlyなどのサービスも活用して採用を進め、
2023年後半だけで、10名以上の素敵な方々にジョインしていただくことになりました。


これからのMOVED

このような経緯を経て、2023年に新たに多くのメンバーが増え、40名を越えてきたMOVED。
これからの変化に、私自身も非常にワクワクしています。

ちなみに、ChatGPTに「会社を大きくすべきですか?」と聞くと、以下のような回答が返ってきました。

会社が大きくするべきかどうかは、具体的な状況や目標によります。一般的には、以下の観点を考慮することが重要です。

1. ビジョンと目標: 会社が成長することが、ビジョンや長期的な目標に適合しているかどうかを確認してください。成長がビジョンを達成する手段である場合、大きくすることは意味があります。

2. 市場の需要と競争状況: 事業が成長する余地があるかどうか、および競合他社との競争状況を評価してください。市場が拡大しており、競争相手を凌駕するポテンシャルがあるならば、大きくすることが戦略的かもしれません。

3. リソースとキャパビリティ: 成長には資金、人材、技術などのリソースが必要です。企業がこれらのリソースを持っており、管理できるならば、大きくすることが検討されるでしょう。

4. 経営陣と組織の能力: 成長には経営陣や組織の能力が求められます。組織が成長に対応でき、変化をリーダーシップで導けるならば、大きくすることが可能です。

5. リスクと安定性: 大きな規模になると、市場の変動や経済の影響により大きな影響を受ける可能性があります。リスク管理の戦略を考え、安定性を確保できるかどうかを検討してください。

要するに、会社を大きくするかどうかは慎重に検討すべきです。成長は重要ですが、目的や状況によっては小規模で安定的な事業が適している場合もあります。

by ChatGPT

「会社を大きくするべきか」という問い自体には、明確な正解はないと思います。自分たちも経験していますが、目的や状況によって選択は変わります。
私たちは、その選択を私たちにとっての正解にするために、常に動き出しています。

最後に、ChatGPTからの回答の中から1つ。

4. 経営陣と組織の能力: 成長には経営陣や組織の能力が求められます。組織が成長に対応でき、変化をリーダーシップで導けるならば、大きくすることが可能です。

ここは私自身の2024年のチャレンジでもあります。

会社の規模は、経営者の受け皿以上には拡大しないといわれます。自分自身の受け皿がまだまだ追いつかない。日々動きながらチャレンジし続けるしかないので、経営者として変化をリーダーシップで導けるように、社長として日々自分自身も切磋琢磨を続けていきます!

今日も、だれかの「きっかけ」になる。

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