見出し画像

一文字プレイリストvol.7『援』

2021.03.21
「何をやりたいか」も重要ではあるものの、「いつまでにやりたいか」がより重要だなと感じる今日この頃です。コロナ前は土日のどちらかは外に出て遊ぶことが多く、比較的家で過ごす時間が少なかったです。色々とやりたいことはあるものの、「家にいる時間があまり無いからできない」と思い込んでいましたが、ほとんどの時間を家で過ごすようになってはや1年・・・時間ができたらやりたいと思っていた写真の整理も化粧品のメンテナンスもボトムスの裾上げも何一つできていない状況でした。時間があるかどうかではなく、いつまでに必ずやると決めて時間を作るかが重要だと感じますね。

さて、プレイリスト企画では少しお休みをいただき、久々の更新です。
こちらもなんだかんだまだ上手く生活リズムに組み込めておらず・・・気がつくと日曜の夜遅くに「明日が来ないでくれ」と願いながら私用パソコンに向かう日々が続いていましたが、習慣的にこれはあんまり良く無いなと思い書くタイミングを変えてみようと思います。

さて、喜怒哀楽シリーズを終えてここからは漢字のチョイスからスタートです。今回は「援」にしました。

〖援〗 (援󠄁) エン(ヱン) たすける
1.手を差し入れて助ける。救う。
 「援軍・援護・援助・援兵・応援・救援・後援・支援・声援・来援」
2.ひきあげる。ひっぱる。例をひく。
 「援引・援用」

私に手を差し伸べて助けてくれる曲たちです。どれも辛い時に背中を押して上へと引っ張り上げてくれる大切な曲です。3月から4月にかけて変化を迎えたり、年度の変わり目に少し不安な気持ちになったりする人たちに届くと嬉しいです。

本当は全曲コメント付きで紹介したいくらい思い出深い曲ばかりです。ミュージカル系の曲が比較的多めになりました。

05.One Foot/WALK THE MOON

WALK THE MOONという名前を知ってる人はあまり多くはないかもしれませんが、Shut up and Danceという曲はどこかで聴いたことがある人も多いのでは?と思います。

他の人よりも一歩だけでも前に踏み出す勇気をくれる歌詞がとてもお気に入りです。「お前ならいける!がんばれ!」というよりも、「一緒だから大丈夫、進めるよ」と手を引いてくれる感じが私にとってはとても心地よくて、安心して進める感じがします。

Well, cross my heart and hope to die
Taking this one step at a time
I got your back if you got mine
Oh, one foot in front of the other

2人でのスタートとも捉えられるので、もし機会があればウェディングのOPで使いたかったと思う曲です。

ちなみにMVは皆既日食の当日に撮影をしたそうで、神秘的な大自然の中で歌われるオルタナロックというアンバランスさもお気に入りポイントです。

06.Raise You Up/KINKY BOOTS

ミュージカル「キンキーブーツ」よりこちらの曲を選びました。動画はコロナ禍で世界中のキンキーブーツキャストがコラボしたバージョンです。(楽曲を制作したシンディローパーも参加してます)

この曲には何度も何度も助けられたと思います。
2019年の4月に日本公演を観劇したのですが、元々思い入れの強い作品だったので、エンジェル達(ドラァグクイーンのダンサー達)が華やかに踊り歌うハッピーなシーンでも感極まって涙が止まらなかったです。

ちょうど2019年の4月というと私が社会人になったばかりの頃で、想像とはかなり違う会社の雰囲気に厳しい研修、早朝に家を出てへとへとになりながら夜遅くに家に帰る…心身共にかなり疲れ切っていました。
そんな状態でもなんとか会社に行かねばという時に、この曲を聴いてなんとか前を向いて歩いていったことを今も鮮明に覚えています。

どんな時もあなたを引き上げてあげるわ!ってものすごく心強い人達が自分の後ろで支えてくれているようなそんな感覚でした。


なんたって私の脳内にはこの人達が後ろで応援してくれてるんです、ちょっとやそっとで負けてられないですよね。(当時の渋谷の広告です)

キンキーブーツの日本公演ではローラ役を三浦春馬さんが演じていました。男性らしさを残しながらも圧倒的な女性像を演じていた姿がとても印象的でした。
必ず彼のローラをまた観たいと思っていたので、訃報を聞いたときにはとても辛く悲しかったです。

版権の関係で全編映像化は叶わなかったものの、トリビュートムービーが公開されているので是非少しでも多くの人に見てもらいたいです。

私の中でずっとずっと輝き続ける憧れです。

08.From Now On/The Greatest Showman

グレイテストショーマンといえば「This is me」が圧倒的なインパクトを持っていますが、個人的にはこの曲が1番好きで心に響きます。

誰だって間違った判断や過ちを犯してしまうことはあるものですが、それを明日では無い今から改めようというとても前向きなメッセージが込められていると思います。

シーンとしても徐々に疾走感を増していく構成に、自分の手さえも引いてもらっているような…そんな感覚になりますよね。

私は夜型の体質ということもあり、何か考えたり決断したりすることは夜であることが多いのですが、翌朝にはどうでもよくなってしまう事が正直あったりもします。本当に大事な時にはこの曲を聴いて、「今だ、必ず今から変えなければ、変わらなければ」と自分に言い聞かせたりするものです。

余談ですが、グレイテストショーマンなら私はバーのマスターの役をやりたいです。8杯のショットを並べて踊りたいですね〜。

09.Defying Gravity/Wicked

こちらもミュージカル「ウィキッド」から1幕のクライマックスで歌われる「Defying Gravity」を選びました。

直訳すると「重力に抗う」という意味になりますが、脅威や重圧に負けずに信念を突き通す様を歌っています。

恐らくバイト先のお客さんからのリクエストでライブラリに追加していたもので特段記憶にすら残っていなかったのですが、シャッフル再生でたまたま流れた時にイディナメンゼルの圧倒的な歌声と心揺さぶる曲そのものに鳥肌が止まらなかったことを覚えています。

2004年のトニー賞授賞式のパフォーマンス映像は今でも観ると感動で涙が出てくるほどです。

色んな重圧、脅威の中で生きる私たちの背中を押してくれる素晴らしい曲です。

10.Let It Go/FROZEN

この動画は私だけで数百回は再生しているのではないかと思います。笑

みなさんお馴染みの「アナと雪の女王」から「Let it go」です。私が説明するまでもなく、多くの人を勇気づけて背中を押してくれる曲ですね。

この曲と映画は作られた順序がとても面白いです。ミュージカル映画では、筋書きやキャラクターが決められておりそこに合う音楽を作っていくと思うのが一般的かと思いますが、「アナと雪の女王」ではエルサよりも先に「Let it go」が完成して、曲からエルサのキャラクター・性格・方向性が確定したと言われています。

大枠のテーマとキャストをイディナメンゼルが務めることは既に決まっており、彼女が歌うならと作られたのが「Let it go」でした。彼女から着想を得て作られたと言うなら、エルサのベースとなっているのは童話の雪の女王ではなく、イディナメンゼルの代表作「ウィキッド」のエルファバなのでは?と個人的には考察しています。(伝えたいテーマも似ています)

是非両方聴いて感じてみてもらえると嬉しいです。

まとめ

個人的な思い入れが強い曲が多いですが、みなさんの背中を押して引っ張り上げてくれる曲が1つでも見つかると嬉しいです。

3月から4月は期待と不安の季節、少しでも役に立てたら嬉しいです。

anelog

#anelog #一文字プレイリスト #音楽 #音楽好き #ミュージカル #映画 #応援 #援 #walkthemoon #kikyboot #三浦春馬 #greatestshowman #wicked #frozen #アナと雪の女王

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?