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固い派?柔らかい派?2大プリン大戦争

みんな大好きプリンは、世界でも本当にバリエーションが豊富ですよね!

日本では一般的に、カスタードプティングの事を指します。

そして洋菓子店に売られている物は、大きく分けて2種類。

昔ながらの固めのミルクプリン

こちらはシルプルに、3つの材料からできています。

牛乳と、卵、砂糖だけで作られる固めのプリンは、作り方もシンプル。

牛乳(お店によってはバニラエッセンス)を60℃になるまで温めたら、丁寧に溶きほぐした卵と砂糖を混ぜたものと合わせます。

しっかりとアクを取ったアパレイユを、カラメルの流した容器に注ぎ、湯煎のはった鉄板に乗せ、低温の釜でじっくり焼き上げます。

ゆっくりと優しく火が通ったプリンの表面が、ぷくっと膨らんだらOKのサインです。

優しく型から外し、キャラメルを上にお皿に乗せて、ふるふると震えるプリンにスプーンを入れます。

しっかりと歯応えのある、ミルキーで固めのプリンは卵の美味しさを味わうのに、最も適した食べ方の1つではないでしょうか?

固めのプリンの作り方はこちら↓


柔らかくなめらかなクレーム・ブリュレ

材料は固めのものと少し違い、牛乳と、生クリーム、卵黄、砂糖、バニラビーンズになります。

牛乳、生クリームにバニラビーンズを入れ沸かし、香りを移します。

空気を入れぬように、優しく卵黄と砂糖を混ぜ合わせ、沸かした液体を静かに注ぎ合わせます。

こちらもアクを取りカラメルの入った容器に注ぎ、同じように焼き上げますが、その加減がポイントです。

焼けているか、焼けてないかの間で焼き上げる事で、液体と固体の中間のような極上の口溶けのプリンが焼き上がります。

スプーンを入れる時には何の抵抗も無く、口に入れたら舌の上をスッと溶けて消える。

そして口の中に濃厚なクリームと、卵黄の余韻が残ります。

またカラメルを入れずに焼き上げ、表面にグラニュー糖をまぶし、ガスバーナーでしっかり香ばしくキャラメリゼさせれば、パリ、トロッとしたクレーム•ブリュレの出来上がりです。

キャラメルは恐れず香ばしく焦がす

鍋に水とグラニュー糖を入れ、火にかけます。

糖度の高い重たいシロップから、グツグツと粘り気のある気泡がでてきたら、色が入ってくるサインです。

黄色から茶色。そしてこげ茶色へと変化をした時に、1回フワッと泡が湧き上がります。

泡が弾けて萎んでいきフラットになりますが、ここでも我慢。色が均一になってきたらお湯を少しずつ入れていき、カラメルを止めます。

辺り一面にキャラメルの香ばしさが、一気に広がります。

しっかりと苦味のあるキャラメルは、どちらのプリンにもエッジを効かせ、より深い味を引き出します。

さて皆さんは、どちらのプリンがお好みでしょうか?


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