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☆蠍座満月の過ごし方Vol.2【満月ホロスコープから2週間のムードや運勢】

星から降り注ぐエネルギーを活用して
毎日を心地よく過ごすことや

運気のリズムに乗って
軽やかに願いを引き寄せることにいかせるように
星からのメッセージをお届けします。





最後に12星座別の
開運アクションをご紹介しています。

ぜひ最後までご覧ください。


蠍座満月

2024年2月24日
日本では、朝8時48分に、
さそり座で満月が起こります。


1 【振り返り】過去の経験をヒントにしよう

前回のおひつじ座新月・日食から2週間
いかがお過ごしでしょうか。

前回は、日食を伴う新月だったので、
パワフルなエネルギーに
心理的なアップダウンが
起こりやすくなっていました。

どんな2週間でしたか?


2ハウスで起こる新月・日食だったので、
経済的な不安や、生活への不足感を
感じた人も多かったかもしれませんね。

けれどだからこそ、
私たちは自分がどうしたら、
安心感や満足感を得られるのかについて、
気づきが起こりやすくなっていました。


すぐに不安の原因が一掃される
というこではなかったとしても、
どういう意識でいたら良いか、
どこに向かっていけば良いのかなど、

気づけることが
あったのではないでしょうか。


逆行中の水星が、
新月に重なっていたこともあり、
過去の失敗体験、あるいは成功体験から
ヒントを得ることも多いでしょう。


そんなムードは、実は半年続き、
半年後には目指してきた場所に、
たどり着いているはず。

諦めずに、進んでいきましょう。

さて、そんな新月・日食を経て、
今回の満月はどんなタイミングに
なるのでしょうか?


2 蠍座満月|満月の星空

2024年4月24日
日本では、朝8時48分に、
さそり座で満月が起こります。

満月の星空をみてみましょう。


満月の瞬間このような星空です。
 
午前中ですが、日の出の時間も早くなり、
太陽は空の上の方まで登ってきています。

太陽の光で、星たちは見えませんが、
太陽の光がなかったとしたら
このような星空になっています。


木星と天王星が
13年ぶりに重なっていますが、
太陽を追いかけるように、
東の空から昇ってきたところです。



その他太陽系の星が多く
空に昇っていますが、

唯一、満月の主役である月は、
まだ空にはありません。

月の出の時刻は18時20分。

晴れていれば、
夜きれいな満月が見られるでしょう。


満月の瞬間の星空は、
目立つ星の少ない
静かな星空となっています。



太陽系の星たちは、
そんな静かな星空の中で輝きます。


冥王星がみずがめ座にあり、
木星と天王星が重なるなど、
時代が動いていくタイミングとなっていますが、

宇宙はそんな変化の渦中にある
地球、つまり私たちを静かに見守っています。


 
満月に大きな影響を及ぼすのは、
太陽と共に昇る「ヘリアカルライジングスター」。
 
ヘリアカルライジングスター、
「みなみのうお座」の「フォーマルハウト」が
私たちを助けてくれます。


 
「フォーマルハウト」から、
満月の傾向を見ていきます。
 
魚の大きな口という意味がある
「フォーマルハウト」。

みずがめ座の瓶から流れる
水を飲む魚の口にある明るい星です。



フォーマルハウトは
天使ガブリエルと同一視されます。

ガブリエルは神のメッセンジャーとして、
キリストに受胎告知を行ったり、
ムハンマドへ天啓を授けたりしました。


非常に幸運で力強く生命力にあふれ
芸術、言葉、霊的、哲学的な
感覚が高まります。


フォーマルハウトに応援されると
高度なビジョンを得て、
社会的な地位を獲得できたり
リーダーとして周りを導いたり出来る人もいます


一方、理想が高すぎると
苦しくなることがあるので、
現実的なことを受け入れることも大切です。



もうひとつ満月に
大きく影響する星をご紹介します。

おひつじ座の「ハマル」です。


羊の額や角のあたりにある星です。

おひつじ座で最も明るい星で
アラビア語の「羊の頭部」が
語源になっています。

12星座は私たちの身体の部分に
例えられますが、
おひつじ座は、頭を表します。

なので「ハマル」は
まさに、「頭」を象徴する星です。



良くも悪くも
サポートする星のパワーを強め
独立性を与えます。

今回であれば
満月の影響力を強めています。

全く新しいものに生まれ変わろうとする
私たちを後押ししてくれ
変容の波に乗せてくれるでしょう。



そして「ハマル」は、
強い意志や決断力をサポートしてくれます。

やりたいことに情熱を燃やして
決断していきましょう。


リーダーシップも発揮しやすくなります。



それではホロスコープの星読みを
始めていきます。

それでは、ホロスコープをみていきます。

蠍座満月のホロスコープ

2024年2月24日 8時48分
さそり座満月
東京のホロスコープです。


東京は首都なので
日本全体の動向を見ることができます。



今回の満月のテーマは、
「全く違う私に生まれ変われる満月」です。


おひつじ座満月のポイントはこちらです。


1. 奥底にある真実を見抜く(おひつじ座満月)
2. 根本から変容していきたい(冥王星)
3. 良きイメージを持って変えていこう(火星と海王星 木星と天王星)
4. 長い間信じてきたことに風穴があく(サビアンシンボル)
5. ときめくことに熱中しよう(日本での影響:ハウス)

それでは、
今回のおひつじ座で起こる満月の影響を、
具体的に見ていきます


① 奥底にある真実を見抜く

満月のホロスコープです。

今回の満月はさそり座で起こります。


これまで抱いてきた、願いや理想に対して、
現状とのギャップを感じやすいかもしれません。


なかなか動き出せない、
あるいは、進みが遅いなど、
焦りを感じる人もいるでしょう。

一方で、 前回おひつじ座新月・日食から、
現状を変えようとか、
もっと発展していこうと、
アイデアを得ている人も多いかもしれません。


今回の満月では、変化が怖くて
動きが鈍くなっていた人も、

大きく変容できる
追い風が吹いています。



どんな追い風が吹いているのか、
追い風にどう乗っていけば良いのか、
さそり座の特徴を、
神話からみていきます。



さそり座には、2つの神話があります。


ひとつめはパエトーンの馬車の物語。

太陽神アポロンの息子パエトーンは、
自分の父親がアポロンであることに
誇りを持っていました。


けれど友達は誰も、
彼の父親がアポロンであることを、
信じようとはしませんでした。


そこで彼は、そのことを証明するために、
アポロンの住む宮殿まで
出かけていきました。

アポロンはパエトーンが
自分の息子であることを認めて、
その証拠として、何でも望みをひとつ、
叶えてやろうと言いました。

するとパエトーンは、
太陽を曳く馬車を運転させてほしいと
願いました。


この申し出に対して
アポロンは渋りました。

馬車を引く馬はひどく気性が荒くて、
アポロンでなければとうてい
御することは出来ないからです。


しかしパエトーンは
アポロンの言葉を盾に取り、
アポロンが止めるのも聞かずに、
馬にまたがり飛び出してしまいました。

全てがうまくいくと思った時に、
突然異変が起きました。


ちょうど、さそり座の脇を、
通り抜けようとしたとき、
さそりが馬の足を、
毒針で刺してしまったのです。

馬は暴れ狂い、
滅茶苦茶に走り出しました。

このまま放っておいては、
大惨事になってしまうと見た大神ゼウスは、

雷光を放って、パエトーンを打ち殺しました。

パエトーンの亡骸は、
はるか下のエリダヌス川に、
落ちてしまいました。


友達に自分の実力を
認めさせようとしたパエトーンでしたが、

太陽を曳くことは、
本来の自分の実力ではなかったため、
サソリに刺されてしまいました。


もう一つの神話は、
オリオンを刺したサソリの物語です。

オリオンは、巨人のように背が高く、
また美男子で腕の良い狩人でした。


ある時オリオンは、

「天下に自分ほど腕の良い猟師はいない。
たとえ逃げ足の速い鹿だって、
自分に掛かれば、亀も同然だし、
熊やライオンだって、
赤ん坊のようなものだ。」

と自慢げに話しました。

それを聞いた神々は、
あまりに思い上がりの激しいオリオンに
怒りました。


特に大地の女神のガイアの怒りは激しく、


「毎日獲物が捕れるのは、
私が与えてやっているからだ。
それなのに、なんという思い上がりだ。」
とかんかんになりました。


大地の女神ガイアは、
一匹のサソリを放ちました。

サソリは密かにオリオンに忍び寄ると、
その猛毒の針を突き刺したのです。


さすがのオリオンもサソリの毒にはかなわず、
ばったりと倒れると、息絶えてしまいました。

サソリもオリオンも星座になりましたが、
今でもさそり座が東の空から昇ると、
オリオン座は逃げ去るように、
西の空に沈みます。


オリオンの思い上がりを
サソリが仕留めたのです。




このようにサソリは、
奥底にある、傲慢さや怠惰などの
真実を見抜いて、
戒めようとします。

そして本当の才能や実力に
目覚めさせようとするでしょう。



この物語を、
今の自分にあてはめてみると、
どうでしょうか?



不満があるなら、
現状をフラットに見る機会が
訪れるかもしれません。


当たり前だと感じていることが、
実は違って、真実はこうだった
みたいなことが判明する
ということもあるでしょう。


真実や、本当の思いに気がついたら、
願いが叶うスピードが
上がっていくはずです。

今の実力に気がついて、
さらにレベルアップしていけそうです。

わたしたちのレベルアップを
力強く後押ししてくれる星について
みていきましょう!


②  根本から変容していきたい

満月と太陽には冥王星が
葛藤の配置になっています。



冥王星はみずがめ座に入ったばかりで
時代を改革しようと
エネルギーを奮っています。



1週間後にこの冥王星は
逆行に入りますが
この満月ではまだ順行中。


満月にタイトにアクセスすることで
満月の力も借り、
改革を前に進めようとするでしょう。



冥王星が表すのは、
さなぎから蝶になるような
後戻りのできない大きな変容。


素晴らしい方向へと
一気に舵をきってくれます。


今回の満月、太陽、冥王星の滞在する星座は、
全て不動宮の星座。


これまで我慢してきたことや、
内に秘めてきた願いが、
この満月で噴出する人もいるかもしれません。



けれどそれは、
変容できるというサインでもあります。



望む未来に進んでいくことを
加速させてくれるでしょう。


まずは、どんな未来にいたいのか、
再確認してみてください。


③  良きイメージを持って変えていこう

太陽と同じおうし座では、
木星と天王星が重なっています。


他の記事でも書いたのですが、
木星と天王星が重なるのは
13年に1度のパワフルな現象です。


木星と天王星は、
良き方向に私たちの変化を
導いてくれるでしょう。



信じてきた価値観や、
一般的な既成概念が、
覆るようなことがあるかもしれず、

始めはビックリしたり、
抵抗を感じることもあるかもしれません。


例えば予定していたお仕事のプランが、
想定外の出来事で
うまくいかないなどあると
ショックがあるかもしれませんね。


けれど、想定外の出来事に合わせて、
臨機応変に変えることで、
想定していた結果よりも
良い成果を得られるなどがあるのが
この星の配置です。



出来事に冷静になり
価値観や考え方を変えた方が、
楽でより良い結果になることに
気がつけるでしょう。


不安になることがあったら、
慌てず俯瞰して、
流れに合わせにいってみましょう。


またこの、木星と天王星には、
火星と海王星が
発展的な関係になっています。



結果が分からない場合は特に、
良きイメージを持つことが大切です。



この関係は、起こってもいないこと、
現実にはなっていないことに、
ネガティブなイメージを持ってしまうと、
ネガティブな現実を
引き寄せやすくなります。


突発的に想定外のことが起こったとしても、
結果的には良き方向に向かうんだという、
ポジティブなイメージを、
敢えて意識していきましょう。

同じ出来事でも、
結果が変わってくるはずです。


④ 長い間信じてきたことに風穴があく

サビアンシンボルを見てみましょう。

満月のサビアンシンボルは、
さそり座5度で「大きな岩場の海岸」です。

岩は、人類が長い間築き上げてきたものや意識、
海岸は、潜在意識や情熱を表し

長い間積み重ねられてきた
既成概念や仕組みと、
潜在意識や情熱が
せめぎ合う様子を象徴しています。

詳しくは明日公開のブログからご覧ください。

さそり座満月Vol.3(サビアンシンボルから開運アクション)(4月23日公開)



⑤ ときめくことに熱中しよう

日本での影響、
ハウスの星読みをご紹介します。

今回の満月は、
日本では5ハウスで起こります。

今回の満月、
変化、変容のエネルギーが強くて
大きな動きがありそうですが、

変わることが怖い
という人もいるかもしれませんね。


けれど日本で満月を迎える場合、
楽しくこの変容を迎えられるでしょう。



5ハウスは、遊びや子供の部屋。


子どもの頃、
新しい遊びに夢中になった時のように、

テーマパークで
新しいアトラクションやショーを
体験するときのように、

満月の体験を楽しんでいきましょう。

怖いと思ったら、怖い体験になってしまうし、
楽しいと思ったら、楽しい体験に
することができます。


この変容でもたらされるものは、
大きなステージアップ。

人生のレベルを上げていける、
貴重なチャンスなので、
ぜひ楽しんで進んでみてください。


太陽は11ハウスにあります。

11ハウスは明るい未来を表します。

望む未来を描いたら、
そこに向かって行動することも
後押ししてもらえそう。


しかも11ハウスには、
喜びを表す金星と、幸運を表す木星も
滞在しているので


楽しんでいるうちに、
ラッキーも重なり、
ジャンプアップできそう。


変容を表す冥王星は
8ハウスにあります。

強い意志力を発揮できるでしょう。


ただし、変容を促される満月なので、
頑固にならないように
意識してみてください。


危機的と感じるような場面に
直面したとしても、
そんな時ほど底力を発揮できそうです。


土星がMCに重なっているので、

仕事に関して、
制限や試練を感じるかもしれません。

けれど課題が見えるからこそ、
ステージアップできるとも言えます。


同じ10ハウスには、
火星と海王星も滞在しているので、

ネガティブにならず、
良き結果をイメージすることで、
仕事の課題もクリアしていくことが
できるでしょう。


12星座別 開運アクション

12星座別の満月の
開運アクションをご紹介します。

2週間の過ごし方の参考にしてください。


おひつじ座(3月21~4月19日 生まれ)
貢献し協力してきたことにご褒美が。サポートを受け入れよう。

おうし座(4月20日〜5月20日 生まれ)
パートナーや友人と協力し合おう。

ふたご座(5月21日〜6月21日 生まれ)
普段の生活習慣が体調の変化として現れやすい。英気を養おう。

かに座(6月22日〜7月22日 生まれ)
人や物事などに注いできた愛が実り、ステップアップできる。

しし座(7月23日〜8月22日 生まれ)
家族や身近な仲間にバックアップしてもらおう。

おとめ座(8月23日〜9月22日 生まれ)
学びが一区切り。ステップアップのために次の目標をみつけて。

てんびん座(9月23日〜10月23日 生まれ)
仕事や日々の努力の成果・報酬を受け取り、次の段階へ進もう。

さそり座(10月24日〜11月22日 生まれ)
時間をかけて積み重ねたご褒美が返ってくる。

いて座(11月23日〜12月21日 生まれ)
過去との向き合い方に変化。悩みを癒し許していこう。

やぎ座(12月22日〜1月19日 生まれ)
仲間があなたの変容をサポートしてくれる。

みずがめ座(1月20日〜2月18日 生まれ)
やり方を変えることで仕事や勉強、社会活動で結果を出せる。

うお座(2月19日〜3月20日 生まれ)
学んできたこと体験してきたことが願いを叶える後押しになる。


まとめ

それそれでは最後に、
今回さそり座満月の
ポイントをまとめておきます。

1 大きな変容を体験する人が多くなりそう。怖がらずに奥底にある願いを受け入れましょう。

2 良きイメージを持つことで、想像するよりも軽やかに望む未来に近づくことができます。

3 過去や常識に捉われず、アトラクションやショーを体験するように変化を楽しむことで、軽やかにステージアップしていけます。




4月24日のおとめ座満月
「全く違う私に生まれ変われる満月」
というテーマでお届けしました。


満月の星よみは、以上になります。
受け取っていただけることがあれば嬉しいです。

次回はサビアンシンボルをよんでいきます。


さそり座満月Vol.1(満月周辺の星の動きから2週間の運勢)

さそり座満月Vol.3(サビアンシンボルから開運アクション)(4月23日公開)

さそり座満月Vol.4(願い事の叶え方)(4月24日公開)





動画でも
おとめ座満月の星読みをご紹介しています。


良かったら
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励みになります。


素敵な満月をお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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