「ゲームが好きなら作りたくなる⇒プログラミングに興味を持つ⇒英語を学ぶようになる」ってホント?

英語とプログラミングは、これからの基礎学力。小さいうちからプログラミング的思考を。英語はフォニックスから。

子どもの教育にまつわる、親を焦らせ不安にさせる言葉はたくさんあります。息子もゲームが大好きなので、いつプログラミングに興味を持つのか?英語に興味を持たせるにはどうしたらいいか?と、期待と焦りでずっとソワソワしてきたように思います。

息子が小学校1年生の頃、本人はゲームのストーリーを楽しむのが好きなのに、勝手にプログラミング体験を予約し、夫に連れて行ってもらったこともありました。渋々行くけれど、だいたい楽しめずに帰ってくる。「親の良かれは大迷惑」とはまさにこのことで、当時を振り返り、大いに反省しています^^;

「好きなことを軸に学ぶには、『個別化された基礎学力』を戦略的に育てる必要がある」

ホームスクールを始めたばかりの頃、参加した講演会で聞いた言葉です。インターネットで世界中と繋がれ、AIが生活に入ってきている今、全員が5教科・読み書き計算を基礎学力としなくてもよく(もちろん、それらが基礎学力の場合もある)、子どもの好きなこと・やりたいことに沿ったスキルを「個別化された基礎学力」とし、親はそれを「戦略的に」見つけて伸ばす必要がある。そんな内容でした。

親は「戦略的に」って、どうしたらいいの?と自問自答、試行錯誤を続けてきたホームスクールも4年目。「この子は生きたいように生きる。本人がやりたいと言ったことを全力でサポートしよう。興味関心の幅を1mmでも広げる手伝いができたらいい」と覚悟を決められたのは、ごく最近です。

戦略的にできている自信は全くありませんが、最近の息子の変化が興味深かったので、noteに記録します。

息子、小学校4年生。英語とプログラミング(と水泳)を始める

覚悟が神様に届いたのか。息子は英語を学び始めました。その経緯はこちら

続いてこちらも、予想以上に楽しんでいます。

ゲームが好きな人は、やはり作るのも好きっぽい

息子は、「ゲームが好きなら作りたくなる⇒プログラミングに興味を持つ」ようにはならないと思っていたのですが、どうやら、ゲームが好きな人はゲームを作るのも楽しいようです。

Scratchには興味を持てない。3歳の頃に入会した英会話教室は3回ほどで退会。年長の頃に入会した水泳教室はあっという間に嫌になり、1ヶ月半で辞めてしまった息子ですが、

Nintendo Switchがあれば、簡単なゲームプログラミングを楽しめる。オンライン✕マンツーマンなら、英語を楽しく学べる。泳ぎたい気持ちが出てきたら、自力で泳げるようになる。クロールを片手ずつ練習する独学っぷりは、見ていて面白いです。

「今」それをやらないのは、学ぶツールや年齢が合っていないだけかもしれない。

タイトルの「ゲームが好きなら作りたくなる⇒プログラミングに興味を持つ⇒英語を学ぶようになる」ってホント?には、今のところ「概ね本当」と答えたいです。

プログラミングや英語などを学ぶツールは、この瞬間から次々に新しいものが生まれています。「今」始められないのは、たまたま自分に合う道具が見つかっていなかったり、年齢的に興味が持てていないだけなのかもしれません。

息子も、たまたま今興味を持てているだけで、突然辞めてしまうかもしれません。「面白がれる」ようになるのが「教育」。一回でも楽しめたのなら、それは本人の中で、何事にも代えがたい学びになっていると思うのです。特に凸な分野もない、むしろ苦手なことのほうが多い息子ですが、彼なりの学びや生き方をリスペクトする気持ちを、忘れずにいたいと思います。

2021.6.24

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