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初動負荷と筋トレと私


ビック3

ビック3といったら、「さんま」「ビートたけし」「タモリ」もしくはゴルフ屋として言うなら、「ジャック・ニクラウス」「アーノルド・パーマー」「ゲーリー・プレイヤー」になるでしょうか。

今日の話題のビック3とは、「ベンチプレス」「スクワット」「デッドリフト」の筋トレの3大種目のことです。実はこの3つ、かれこれ15年くらいやってません。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

腐ってもアスリートなんだから、けしからんと思われそうなのですが、僕なりにキチンと筋トレが、吐き気がするほど嫌いになる出来事がありました。

高校受験を終え、春休み期間に当時習っていたNプロが関わっていたこともあり、オーストラリアのスポーツスーパーセンター(国内のオリンピアン等が合宿を行ったりする、かなり大きなスポーツ施設)内に寮がある、「DIOS」というゴルフアカデミー(アカデミーと呼べるかは、謎)へ1ヶ月ほどキャンプに参加しました。

そこに単身乗り込んだ当時15歳の僕は、平均年齢30歳程の日本人達の中へ、入ることになります。話すと長くなるので、大半は割愛しますが、そんな中で可愛がってもらうことも無く、陰湿な大人達の中で、1ヶ月過ごすことになりました😢

渡豪前に僕の父から、まだ成長期の真っ只中の僕に強度の高いウエイトトレーニングは、させないでくれとそのアカデミーの代表のIさんにお願いしましたが、「特別扱いはしない」と一蹴され、なぜか父もそれに対して、反論することもせず現地に向かいました。ああ無情

そこでは、朝から夕方まで、ゴルフの練習とラウンドを終えた後、寮に戻ってウェイトトレーニングを1日おきに強制的にさせられました。中3の夏から渡豪まで、まともに運動していなかった僕は、最初の1週間は食べては戻しのような生活でした。地獄かよ(笑)

ただおバカな僕は、その一ヶ月の間にどんどん重いバーベルを上げるのに、ムキになり、帰国前には最初60キロしか上げられなかったベンチプレスが、80キロで10回軽く上げられるようになっていました。

ただゴルフは全く上手くならなかった😢
そこで陰湿ないじめにもあったし、代表のIさんに対しては今でも思うところありますが、10年ほど前にそんなク○アカデミーの経営が上手くいくはずも無く、それが原因で自ら命を絶ったそうなので、恨まないようにします。
南無阿弥陀仏。

筋トレじゃ出せない可動域

野球エリートとジムと銀の玉

高1にしてはマッチョになった僕は、入学してすぐ数学の先生に「なかやまきんに君」をもじって「なかやま京野君」と呼ばれていました。今だったらもっとウケてただろうなぁ、早すぎましたね。
ヤァーーーーーーーーーー、ハッ(笑顔)

ゴルファーの中ではかなり、分厚いからだを手に入れた僕でしたが、大学生になった頃から、慢性的に首、左手首そして腰に痛みを抱えて生活していました。練習→トレーニング→カイロプラティックや整体に行く
なんか途中から、練習より体のケアがメインなんじゃないの?と思うほどボロボロになっていきました。

そんなとき、同じ大学の野球部の2人から勧められて、大学の近くにあるワールドウィング町田に体験へ行くことになりました。一人は甲子園球児、もう一人も有名なプロ野球選手の2世でしたので、その二人が「良い」というのは、君たちがエリートだからじゃん?と半信半疑で体験にいきました。

先に言いますが、僕は34歳の今もこのトレーニングを約15年続けています。
その2人の野球選手達は半年と持たず、学校の最寄りの銀の玉をいっぱい集める遊技場に入り浸り、ジムでは滅多に会わなくなりました。

おそらく使徒の襲来から、僕たちを守ってくれていたのでしょう。

ハイキック!

よく分からんが、痛くない!

嘘みたいですが、1時間強の体験トレーニングを終えた後、いつもズキズキする腰や首のあたりが、ぽかぽかして楽になっていました。即入会を決めた僕はゴルフの練習前と可能なときは、練習後もトレーニングする事にしました。それから今日まで継続してるおかげか、大きな故障はなく現在までこれています。

ゴルフに活かすためのトレーニングとして、どれだけ有効なのかは、正直最近疑問も感じていますが、怪我や故障を防ぐという点では、間違いなく最高のトレーニングだと思っています。

まずはお近くの施設で、お試しあれ。

どうぞよしなに

ゆうが

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