自分の感じているバイアスを書き出してみた

中野信子さんの、バイアス社会を生き延びるを読んだ。

生きていくと、バイアスを逃れて生きていくことはできない。
大事なのはバイアスは誰にでもあることだと知り、その上で意思決定していくとだと筆者は述べる。

自分にもたくさんのバイアスがあることに、改めてきづいた。

・自由に生きることは正しい
・都会の方が田舎より仕事のチャンスがある
・エンジニアは相対的に誇れる仕事だ
・フラフラとしている自分は、恋愛もうまくいかない
・好きな事を仕事にするは正しい
・日本は息苦しい

他にもたくさんあるだろう。

誰しもが自分は正しいと思いたいのだ。

自分だってそうだ。

フリーランスを選んだ自分は良い選択をした。

しんどいのに会社を辞めない友達を見て、
なんで辞めないのか。
と勝手にアドバイスしたくなる自分。


合わないなら辞めた方がよい。というバイアスに自分が縛られている証拠だと思う。

その考えは、自分の28年の人生のなかで導いた事であった相手はそうとは限らない。

相手には相手の人生があり、選ぶのはその人だ。

そして、人生のすべてのことには正解なんてない。

自分が選びたいもの、信じたいものがその人が進む道だ。

例えば、最近ではフリーランスは世間で受け入れられている職種になってきている。
これは事実であろう。

昔と比べると、フリーランスになっている人はかなり増えている。

しかし、だから凄いわけではない。

時代とタイミングが違えば、変な人であり、排斥されたりもするかもしれない。

ここで大事なのは、なんで自分は
フリーランスが良い働き方だ。
と信じているかだ。

それは自分が今まで、組織でうまく立ち回れなかったこと。
一人の方が楽にいられること。
そしてそんな自分にずっとコンプレックスを抱いていたこと。

だから自分は、会社員ではなくて縛られない生き方に憧れを抱いているのだ。


立場が違えば常識なんて全く違う。

バイアスをなくすなんて不可能だ。

だから大事なことは、
100人いれば100通りの考えがあると認識すること。

自分も何らかのバイアスにかかっていると自覚することだ。

生きている限り思い込みからは逃れられない。

けど認識できていれば、なるべく色んな人の意見を聴いて、
色んな世界を知ろうと思える。

自分の信じたいバイアスを信じることができる。

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