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文章力は最大の武器である

文章力は最大の武器である。

20歳の自分に受けさせたい文章講義に、記されていた言葉だ。

文章力は、文章を書く仕事だけでなく、
あらゆる仕事においてベースとなる武器らしい。

今回は、なぜ文章力が武器になるのか

そして文章力とは一体なんなのか、

20歳の自分に受けさせたい文章講義を参考にしながらまとめたい。

エンジニアの仕事は文章力が必要

自分がなぜこの本を読んだのか。

今自分が受けているマーブルスクールの課題図書であるのと同時に、
実際の仕事でも文章力を向上させる必要があるとも思ったからだ。

僕はエンジニアとして仕事をしているのだが、まだ一年半ということもあり、
分からないことだらけだ。

自分一人でやっても到底解決できないし、
時間をかけすぎると納期に間に合わない。

だからどこかのタイミングで、先輩にチャットで質問する。
(エンジニアの仕事は、リモートが多いこともありチャット中心である。)

しかしこのチャットでの質問が難しい。

どんなエラーが発生していて、
どこに原因があると考えて
どんな対策をしたのか。
そして現状どこまで分かって、どこから分からないのか。

そんなことをまとめるのだが、
頭が整理されていて文章にまとめる力がないと、伝わらない。

伝わらないと、解決にも時間がかかるし、
先輩の時間を無駄に奪っているような気がして申し訳ない。

そうなると、余計に質問がしづらくなっていき負のスパイラルにハマっていく。

今の自分にとっては、プログラミングスキルも大事だが、
自分の状況を言語化し、相手にわかりやすく伝える能力の方が大事なのでは。。
と思ったのだ。

頭の中のぐるぐるを解消するためには可視化すること

理解できる頭を持った人が書けるのではない。
むしろ反対で、我々は書くという再構築とアウトプットの作業を通じて、ようやく、自分なりの解を掴んでいくのだ。
人は解を得るために書くのだし、解が分からないから書くのだ。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 p41 

なんとなく自分の中では、分かってから書くことが順番だと思っていた。

そうではなくて、分からないことを明確にするために書くし、
伝えたいことに気づくために書くのだ。

エンジニアの仕事でもきっと、バグを解決してからまとめる、とかではなくて
最初から書きながら解決していく方がずっと楽だし早いのだろうなと思う。

文章に主張を入れる


さて相手に伝えるための文章を書くときに意識することはなんだろうか。
それは主張を入れることである。

ここで考えなければならないのは、「なぜ伝えるのか」という自らへの問いかけである。どうして文章というまどろっこしい手段を用いて、多大な時間と労力を費やして、自分は書いているのか。理由はただ一つ、読者を動かすためだ。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 p135

文章に主張を入れる。当たり前に聞こえるかもしれないが、これができない人は意外と多いのではないだろうか。

自分も仕事をしている中で、よく主張のないテキストを送ってしまうことがある。

例えばAという修正方針か、Bという修正方針があった時、
ただ単に報告するだけで終わってしまうことがある。

そうではなくて、自分はAという方が良いと思うのでその方向性で進めても良いでしょうか。とか、

そもそもこの修正は必要ないので、優先度を下げてはどうでしょうか。

などと自分なりの解を伝える方が良い。

事実を伝えるだけでは、文章を書いた意図が相手に伝わりづらい。

まとめ

そのほかにも、文章をわかりやすく伝えるコツがいくつも紹介されている。
様々あったが、今回自分が印象に残ったのは、
書くことで考えられるということと、
なんのために文章を書くのかという主張が必要という二つだ。

8月からは文章について様々な角度から学べるマーブルスクールに通い始める
未知の分野だからドキドキだけど、しっかり吸収しよう!
文章と向き合っていきたい!

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