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ホームスクール6年目の現状 長男(中1)編

長男が小学校1年生の9月に「もう学校に行くのは無理だ」と大泣きをしてから、紆余曲折の末ホームスクールを選択した我が家。

この4月、長男は中学生になりました。
今回は、学校に通わずホームスクールを選択した我が家の「今」をお伝えします。

中学校は通級指導のみを選択した長男

知的好奇心が旺盛で、精神的にも自立しており、大人との会話を好む長男。
「中学生になることについてどう思う?」という質問に対し「僕が僕であることに変わりはないから、特に何も感じないな」という名言を返してくる少年です。

地元の公立中学校は、「その子にとって一番いい環境を作る」という方針で運営されているため、とにかく長男の意向をきめ細かに聞き取ってくださいました。

その結果、通常級(※)の名簿には氏名を載せず、机やロッカーもなし。
週1回午前中だけ通級指導教室に通うことになりました。

※この名称もどうなんだと思いますが、それは今回の主題ではないので割愛

4月からすでに数回通っていますが、通級指導の先生とのおしゃべりやボードゲームがとても楽しいらしいです。

そのほかの居場所

小学校4年生から利用し始めたフリースクールにも、引き続き週2回通っています。

そこで飼っている犬と戯れたり、パソコンでのマイクラを楽しむほか、海外から来ているボランティアスタッフの男性とも遊んでいるようです。

英語しか話せないスタッフさんと、日本語しか話せない長男。
「トランプ中は何語でやりとりしているの?」と聞いたら、ニヤリと笑って「Google翻訳語」と答えてくれました。
コミュニケーションをとりたいという気持ちさえあれば、どうにでもなるものだなと感じます。

公共施設も「学び場」となる

読書が好きな長男にとって、図書館も大切な学び場です。
天気のいい日には、自転車で図書館に出かけて行って、漫画やライトノベルに没頭しています。

本人曰く「本の世界に没入して、ふと顔を上げたら時間がたっているのが好き」とのこと。
最近は祖母(私の母)から勧められた「守り人シリーズ」(著作 上橋菜穂子 氏)がお気に入り。

このシリーズは私もドはまりしており、最近更新が滞っている原因の一つです 笑

どこで学ぶかよりも、楽しく過ごすことが大切

長男はここ1年で背が伸びて、声変わりも終え、見た目がどんどん変わっていきました。
一方で、生来の優しさと思慮深さは変わらず、家族への愛情を率直に示してくれます。

そんな姿を見ていると、「もう学校に行くのは無理」と長男が泣いたあの日、「じゃあしっかり休もう」と声をかけて良かったと、心から思います。


こんな我が家のホームスクールについて、座談会形式でお話しする機会をいただきました。

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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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◆用語解説
ホームスクーリング(英語: homeschooling)は、学校に通学せず、家庭に拠点を置いて学習を行うことをいう。オルタナティブ教育の形式のひとつであり、ホームスクール(英語: homeschool)、ホームエデュケーション(英語: home education)などともいう。

Wikipedia