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不登校で夫婦の意見が割れた①一番つらかった時期

こんにちは、結(ゆい)です。

このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。

今回は、私と夫が初めて「わが子の不登校」に向き合ったとき、どのように話し合っていったかをお伝えします。

仕切り(黄緑葉っぱ)

学校に行かなくてもいいと言った私

現在小5の長男が、小1の9月に「もう学校は無理だ…」と大泣きしたとき、私はすぐに「学校には行かなくていいからまずはゆっくり休もう、大丈夫だよ」と伝えました。
ここだけ切り取ると、世間の常識よりも目の前の子どもの気持ちに寄り添っている母と思われるかもしれませんが、違います。

実は私自身、小4から中学卒業までを不登校で過ごし通信制高校に進学、そのまま公務員試験に合格して社会人になっているのです。
そのため、不登校の先にある未来は案外普通の生活であること実感していたのでした。

長男が入学してストレスが溜まっている様子を見ていましたし、クラスメートからのいじめもあったので、辛い気持ちを抱えたままで学校に行くよりも、しっかり休むことが最優先だと考えていました。

学校に戻って欲しい夫

それに対して夫は、自然に囲まれた環境で小さいころから一緒の友達と、楽しく学校に通って社会人になっています。
そのため、遠足や運動会など、学校でしか経験できない楽しいことがたくさんあるから、行かないのはもったいない。休む時間が長くなればなるほど行きづらくなるから、なるべく早く学校に戻ったほうがいい、と考えていました。

不登校をしている長男に夫は「学校に行ったら楽しい思い出がたくさんできるから、行けるなら行った方がいいよ」と語りかけます。
それに対して、7歳の細く小さな背中をギューッと丸めて「でも…無理なんだよ…」と涙声で答える長男。
それを見ている私は、子どもの将来を心配する夫の気持ちと、親の願いに応えられない自分を責める息子の辛さ、そのどちらも痛いくらいに分かり板挟みになって泣く日々でした。

長男への言葉が私に刺さる

また、夫が学校を経験をせず大人になる長男に対する不安を口にするたび、不登校で大人になった自分を否定されているように感じてしまい、とても苦しくなりました。

長男が不登校になった当時、私たち夫婦は結婚10年を超えていましたが、意見のすれ違いやケンカもなく、とても穏やかな夫婦関係を続けていました。
そんな中で初めて発生した考え方の違い、これに対してどう対処したらよいのか答えを見つけることが出来ず、一番辛かった時期でした。

しかし、長男の幸せを願う気持ちは夫婦で同じ。必ず理解し合えるはずと信じて、子どもたちが眠った深夜に何度も話し合いを重ねました。

そうしているうちに、少しずつ少しずつ、変化が見えてきたのです。

仕切り(黄緑葉っぱ)

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今回は、長男の不登校に直面した私と夫が、それをどのように捉えたのかについてお届けしました。
次回は、意見の違いをどのように話し合っていったのかについてお伝えする予定です。
↓次回↓


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私の不登校時代のこともまとめています。
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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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