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全身でわくわく感じる、新しい美術体験!ゴッホアライブ行ってみたレポ


美術館好きからみても、わくわくする美術体験だった!!と推したいコチラ。

話題のゴッホアライブ、行ってきました!
ということで、感想と体験談をまとめていきます。

これから行く人も、行こうか気になってる人もぜひ参考にしていただければと思います。

美術展について

ゴッホ・アライブは、ゴッホの世界を五感で感じられる新感覚の没入型展覧会です。これまでに世界99都市を巡回し900万人を動員。世界100都市目の開催地として、いよいよ東京に上陸します。日本ではこれまでに、名古屋(2022年12月~3月)、神戸(2023年3月~6月)で開催し、延べ約34万人が来場。

公式HP

【開催日・場所】
2024/1/6〜2024/3/31
寺田倉庫G1ビル

企画のGRANDE EXPERIENCES社はオーストラリアにある会社だそう。没入型の美術・文化企業とのこと(新し過ぎて何の会社なのか分からない・・・)

私の感じた特徴まとめ

この美術展の特徴はこんな感じ(個人談)

  • たくさんの縦・横置き方の違うスクリーンと、床への投影

  • 絵画だけじゃ無く、写真や加工との組み合わせ

  • 音楽に合わせたシーン切り替え

  • 香りによるリラックス効果

これらのおかげで、
広ーいスペースを視覚・聴覚・嗅覚を使ってゴッホを表現してるよ!って感じだった

一言で言うなら、「遊び」のある美術展ってところかなぁ。

個人的には、音楽と合わせた演出がすごい好き!すごい絵の雰囲気にあった曲をチョイスしてくれてるから、感覚全体で作品を感じられる気がする。(だんだん慣れてはきたけど、きっと香りもそれに一役買ってくれてる気が!)

イメージ的には、「美術展」というよりも「映画」・「プロジェクションマッピング」に近しいなぁという感じもある。
初めてだとびっくりかもだけど、普通の美術展とはまた違った良さがあるなと思う。

それから、平日でも結構混んでたし、何より若い人多っ!ってびっくりした。
学生さんっぽい人が多かった・・・(春休みとかだからかな??)
もしかすると、これからはこういうのがメジャーになってくのかも。

ちなみに、私は平日15時に行ったけどそれなりに混んでた。17時過ぎると結構人が減って来たから、写真撮りたい派はそのあたり狙うと良さそう。


美術展行ってみた詳細レポ


階段を上がるとそこに、ゴッホの世界が広がってた

寺田倉庫G1ビルの中に入ると、狭い階段を登らされる。そしたら、チケット売り場・確認の前にこんなパネルが!
めちゃ大きくて、写真映えもピッタリ

それから、さらに奥にはこんなパネルも。
ポップな絵が可愛い!あまりイメージのなかった色使い・絵だけど、これもゴッホの作品なんだろうか・・・?

パネルを過ぎるとショップがあり、その先でいざ入館です。
入館したら、エレベーターで5階に向かいます。(展示は5階のワンフロア)


まずは、ゴッホと作品紹介から

入って広がるはゴッホについてと作品の紹介。
美術館も博物館も絵の前には時代背景諸々があるので見慣れた展示方法。

とはいえ、絵がないのに絵の解説があるのは不思議な感じ。

壁で見えないけど、左手にゴッホの紹介が。
奥に見えるのが作品の紹介。

1888年から1890年まで、(たぶん)13点について紹介がある。

一つ一つのパネルはこんな感じ。
しっかり作品背景を知ってから演出が見れるのがありがたい。事前準備要らず


まるで、"飛び出す絵"の一角

作品紹介が終わって現れたのがコチラ。

写真で見るとまるで絵みたいじゃないですか??実はコレ、お部屋の再現なんです!

ベッドもちゃんと座れる立体感!!

説明のパネルがなくなり、
急にこちらのお部屋が出てきたので
「これは何!?!?」
ってびっくりしてたところ、こんな説明が↓

これもゴッホの作品だったのか〜
って納得。まさか3Dになって現れるとは。
こんな仕掛けも新しくて楽しい。


キラキラ空間で輝く"星月夜"

入った瞬間、
「展示の中でココめちゃ好き!!」ってなったコチラ。

ただの電球だよね、
ってわかってもワクワクするこの気持ちw
鏡に広がる景色も良き

ちょうど入った時の音楽もピッタリで、哀愁があるような不思議な空間。
(お隣の部屋で流れてる曲が聞こえる。ちなみにローヌ川の星月夜の時に入って来たので、同じ星月夜で雰囲気ピッタリだったのかも)

このお部屋は電球で通路が区切られてて、順次通路を進んでいく。
壁が鏡だからめちゃくちゃ広く見える〜

電球の間を潜り抜け、お部屋を出るとメインの会場へ。


メインディッシュの巨大スクリーン展示

見てくださいこのいろんな展示!壁にも床にも、そして鏡に反射させるスクリーン。
面白い!
お部屋に入った瞬間、ぶわーっと香りも感じます!

違う絵が出たり、同じ絵が出たり。
切り替わりがアレコレあって面白い

ここは一角だけで、もっと大きなスクリーンとか、広い場所とかもあります。

お部屋のいろんなところで、
いろんな角度から
自分の好きなように楽しめる。

まさに美術の多様性

音楽も香りも美術も好きだから、私は好きなものの集まり!そんなこんなでめちゃくちゃ楽しかった。

特に、フルーツの絵のところで、曲に合わせて絵の果物が増えてくところが楽しくて好き。
あと、ローヌ川の星月夜の深い青と曲もピッタリで、雰囲気がある。何度でも見れそう。

雰囲気も、明るいもの・のどかなもの・ダークなものと色々組み合わせてくれてるからメリハリがある。

後半は座ってみれたけど、もっと座るスペースとか、ごろ寝できるスペースとかあればずっといたいかも。ダラけ用クッション欲しい。


展示も終わり、帰るぞと思ったら


メインのお部屋から出口に出ると、迎えてくれるのがコチラのひまわり!

ここでの記念撮影も映えそうです
部屋いっぱい明るくて、元気になる!

もう終わりかと思ったからびっくりしたー!
お部屋自体は小さめなんだけど、壁が鏡だから広く見えるような工夫が。まさにひまわり畑のようです。

ちなみに、こんな感じで天井までもひまわり!

名残惜しいですが、ここまでが展示でした。


いかがだったでしょうか。
思った以上に良かったので、行くかお迷いの方はぜひ行ってみてください!

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