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『生きる』とは⚡️~「どうか、白き雷よ」終演~

1月からずっと告知し、稽古に励んできた舞台『どうか、白き雷よ』が無事に千秋楽を終え、終演いたしました。
ちょうど⬇️のnote記事を書いてから1ヶ月…!


絶大なる感謝

まず劇場まで足を運んで下さり、共に舞台を創り上げて下さった皆様に心より感謝申し上げます。
舞台はお客様に観届けて頂かなければ完成しません。
全8公演を終える事が出来たのもお客様みんなのお陰です…!

そしてお陰様で、なんと天職扱いで70名を超えるお客様にお越し頂けました…!!!!!😭✨
初舞台を除くと今までで1番の数字を叩き出す事が出来ました。
沢山告知し、想いも伝え続け、それが実を結んだなと…本当に本当に嬉しいです。
想いを伝え続けても、受け止めてくれる人が居ないと意味が無い。
受け止めてくれて、そして行動に移してくれて本当にありがとう…!

そしてそして、アーカイブ配信も天職扱いで28公演分を購入頂いております。
ご来場のお客様と合わせたら100近く…!
終演してからも自宅で楽しんで頂けるのは本当に嬉しいです😭
さらに応援グッズのタペストリーやA4ブロマイド、チェキ、劇場ブロマイドを購入して下さって…本当に嬉しかったです⚡️
これらのグッズ購入がどれだけ役者の励みに力になるか…!
恐らく皆さんの想像を遥か上回ると思います。
タペストリー5枚、A4ブロマイド13枚、劇場ブロマイド16セット、劇場チェキ72枚…!!!!!!!本当に本当にありがとう!!!!!!!!!!

劇場でチェキを買えなかったよ!という方の為に、オンラインショップにて
2月21日21時より発売開始して頂けるようです🎉
🐯締切は【3月8日まで】 在庫が無くなり次第終了です!
私は限定28枚でチェキをご用意いたしました!
⬇️是非とも喜徳様チェキをGETしてSOLDOUTにして下さい〜!☺️✨

🐯BOOTH ショップ
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天職は何故こんなに数字を羅列するのか?
今までもそうだったけど、私は数字に拘り続けています。
私の未来を作る為に。
正社員で営業を経験してきた身としては、どの業界も数字が無いと幸せになれない世界。結局は数字の世界。だと思っているからです。
私の目標を叶える為には数字が重要。だからこそ、最上級の感謝を皆様に。

タペストリーだよー!!!!
A4ブロマイドだよー!!!!!!

そしてスタッフの皆様、舞台監督、音響、殺陣サンプラー、照明、制作、メイク、撮影etc…。本当にありがとうございました!✨
舞台って総合芸術だな、と改めて実感した舞台でした。
音楽や効果音、照明で見え方は全然変わってしまう。
脚本、演出の意図を直ぐに汲み取るスタッフの皆さんには頭が上がりませんでした…!
スペシャルサンクスとして、感謝の日々を、の岩永亮介さん。
稽古場で常に皆を支えて下さり、殺陣を見て下さり、劇場では前説に加えて物販対応…!沢山動き回ってくださいました🙇ありがとうございました!

あとはやはり、長期間ずっと共に戦って下さった座組の皆様、そして主催「感謝の日々を」の皆様には本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の座組では初めましての方ばかりで、かつ役付きの中では最年少、舞台経験だって皆さんと比べるとまだ浅い。
そんな私にとって、性別も違い、年齢も10歳離れていて、しかも唯一、女が男を演じる役どころ「松平喜徳」という大役を演じきれるのか?という不安が無かったと言えば、めちゃくちゃ大嘘になります←

毎稽古で皆さんの芝居を見ては学び、自宅で試行錯誤しては稽古に持って行って修正、の繰り返しでした。
脚本・演出の意図を一人で完全に汲み取れない自分が悔しかったし、情けなかった。そういう時、私の悪い癖で直ぐに萎縮しがちなんですが、座組の皆さんの雰囲気や芝居、声掛けに助けられ続け、稽古終盤には理想的な形になっていけたと思っています。
周りのレベルがとても高い環境でメインキャストを演じさせて頂けた事、本当に有難く嬉しく思っております。

リリーさん、岩永さん、英樹さん、竜さん⚡️
大夢さん、千秋さん、SHUNさん、成瀬さん、海人さん、湯本さん、岩永さん、リリーさん←、英樹さん⚡️
杏子さん、奏さん、菜都実さん、あやねんさん⚡️
OPのあのシーン
最後のあのシーン
菜都実さん、ちむさん、杏子さん⚡️
英樹さん、マシューさん、エンタクさん、成瀬さん、SHUNさん、あやねんさん、竜成さん⚡️
みんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(3人合成←)

何か掴んだ気がする

これだけ感情を解放出来たと感じる作品は、出演舞台11作品目ににして初めてだったなと。
今までをゼロの感情でやって来たとは思ってないし、毎舞台で全力で挑み、役と向き合ってきたと思っています。
お金を取ってお客様に観て頂く以上、中途半端な事はして来ていないのですが、今回は今まで知らなかった自分の領域を知れたなと感じています。

言語化が難しいのですが…簡単に言うと成長出来たと思うのです。
それも一重に「感謝の日々を」の主催でもあり演出のリリーさん(澤田洋栄さん)のお陰です。
リリーさんの演出は解り易く、理由を持って「ここはこうだからこう」と目指す所を示して下さる。微細な違いに気づいて下さる。想いを伝えて下さる。それに応えたいと心から思える。そんな演出を付けて下さいました。

私の中で喜徳の何かが大きく変わったのは、リリーさんに「藩主にとって白虎隊や會津の民は自分の子供達みたいなもの」とヒントを頂いた時でした。

あと絶対に女子に見えたくない、と思って居たので歩き方や語尾、仕草を普段より意識しておりました。
皆様にの目に男子として映っていたら嬉しいです…!

うん。いっぱい悩んだけど本当に本当に楽しかったな。💭⚡️

ここからネタバレ混じってくるよ

本題というか、座組の皆様や役について言及していきたいと思います。
恐らくネタバレが含まれる予定です。
配信を買って頂いて、まだ観てないよ!ネタバレは嫌だ!という方は是非観てから読んでください☺️💚

天職お手製の相関図!沢山の方に好評頂き、作って良かった〜!

「松平喜徳」として想っていた事

第10代会津藩主 松平喜徳は、第9代会津藩主の松平容保の養子。
当時は容保が謹慎する為の、お飾りの藩主だったと思います。
大河ドラマ「八重の桜」でもそのように描かれており、一言も話す事はなく、ただ藩主として座っているだけ。
だからこそ当時の彼の心の内を「どうか、白き雷よ」を通じて世に発信する事を誇りに思いましたし、使命感もありました。
本当に彼がそう思っていたのかは文献を見つけられず分かりませんが、私にとっての喜徳は台本の中に居りました。

導入部分の4人

酒井峰治と史実で幼馴染だった記載はありませんが、舞台上ではあの描写で同年代だという事が分かったと思います。
ここからは私なりの台本解釈になっていきますが、、、
喜徳は同年代の男子達が、自分を守る為、會津を守る為に戦う姿を見て、死ぬ覚悟の姿を見て、自分の弱さや情けなさや非力さを如実に実感し葛藤し続けます。

私に出来ること…?

何とかしたくて、とにかく同年代の仲間達に死んで欲しくなくて、武具役人に訴えかけるシーンで「君たちまで死んで''いかない''でくれ。」と伝えます。
しかし、その声は白虎隊士達には届きません。
悔しくて悔しくて情けなくて仕方なかった…。

情けない俺

容保から「會津は負ける」と言われた上で、藩主に命じられた喜徳。
悌次郎の「會津が負けるなんて、想像つかないさ」という言葉にあったように、当時は會津が勝つと信じて疑わなかった子供達の内の一人である喜徳にとって、尊敬する父・容保(私の喜徳は尊敬してたし憧れてた)から「私がもっと器用な人間であったら。私がもっと會津の魂だけでなく、會津の豊穣を守れる器であったら、この戦は負けでは無かったのかも知れん。」と言われた瞬間の絶望は計り知れません。
初めて耳にする父の弱音、そして負ける、という言葉。

父と子

けど同時に『見る』というヒントを貰います。
言われた当時は何を言われているのか解らなかった事も、会津戦争真っ只中で白虎隊と関わっていき何をするべきか解ってくる。
それが「見る」ことなんだと。
容保から貰った(という設定にしてた)刀を見て決意します。
だからこそ危険をかえりみず、実際に戦場を「見に」行くのです。

刀🗡️(ファンの方から頂いたものです💚まさか今回使わせて頂けるとは…!)

喜徳と年齢の変わらない、白虎隊 士中一番隊の源吾と清治が戦う姿は全公演、舞台袖で本当に見て居ました。(聞いてる時もあった)
毎公演、新鮮に感じられたのは2人が常に戦場に居てくれたからだと思います。
白虎隊 士中二番隊の皆も舞台袖で毎回「見て」居ました。
彼等からは本当に沢山のものを受け取らせて頂きました。

「見た」事で辿り着いた一つの答えはやはり、「死んで欲しくない」という事でした。
最初は白虎隊士 彼等の抱える想い、置かれた立場を考える事なく、ただただ「死んで欲しくない」と願うだけの喜徳でしたが、源吾と清治に「生きてくれ」と願った時には全てを「見た」そして「知った」喜徳が居た。
だからこそ、2人にその声がようやく届いた。
決して「勝つ」とは言わない、けれど「負けていない」と言い続け、2人には生きる為に城へ戻るように伝える事ができた。
本当に嬉しかった。

君たちは會津の魂そのものじゃないか(チーム雷)

だからこそ、飯盛山にまで辿り着きたかった…。
書いててまだ苦しい。
自刃の場面では舞台裏で嗚咽を堪えながら毎公演、涙が止まらなかった。
儀三郎がいってしまう瞬間から、死ぬなと、飛び出したかったのをどれだけ我慢したか。
私がもう少し早く解っていれば…彼等に言葉が届けられるような藩主であれば…もっと力があれば…でも、どれだけ願っても彼等は毎回いってしまって…。
本当に本当にしんどかったです…。

そんな想いからの叫びでした。
飯盛山に向かって、會津に向かって、届いて欲しくて、フラつくまで叫び続けて。いやぁ写真見たら凄い顔してたなって思います←
でもだからこそお客様から頂いた感想を見ると、お客様の心に届けられたり、魂に響かせられたり、耳に残せていたりしたのだなと思います。

ただその時、空間は違うからそりゃそうなんだけど、貞吉にさえ届けられなかった絶望はありました。
裏に捌けても暫く号泣状態の中、次の場面の準備の為に着替えてました。笑

そして最後の語りで戦死者について数字を述べる場面では、皆の顔が頭に浮かんできて堪えながら聞き取れるように発するので精一杯で。
でも「自刃後、蘇生者一名」で絶望の中に居た喜徳には一つの希望の光が見え、救われるのです。
想像過ぎるけど、もしかしたら貞吉に届いて居たのかもしれません…。

沢山書いたけど、カーテンコールで言ったように正解なんてものは無くて、皆さんが受け取って感じて下さった事が全てです☺️
色んな感じ方をして頂けていたら幸いです💚
むしろ教えてください🥰

どうか死ぬな、雷よ
戦い抜いて生きてきた會津を知れました

人生観

この作品を通じて私の人生観が変わりました。
いつの日かのブログかTwitterで書いたり、配信で話した気がするのですが、私の生きてるベースは、「生きる事はツライし、いつ死んでもいい」だからこそ「死んだ時に後悔が無いように今を全力で生きる」というものでした。

でも一つ価値観が変わりました。
生きる事は大変だし辛いけど、簡単に「死んでいい」って言わないようにしようって。
色んな考え方があるから、これが正解だとは思わないです。
ただ私はそう思ったんだよって。

皆の死を目の当たりにする役どころだったってのも大きいかもしれません。彼等は生きたかったんだから。

今後の生きていくベースは「生きる事は大変だし辛いけど、最期に笑えて居られるように後悔が無いように今を全力で生きる」にしていこうと思います(長いな)←

集合写真を撮る前にカメラ目線の私

座組の皆様

私がこの1ヶ月間助けに助けられまくり、大尊敬だった座組の先輩方についてお話ししたい…!

左:松平容保役の福原英樹さん 右:佐川官兵衛役の工藤竜太さん

會津の上に立つ3人

英樹さんの容保は、八重の桜の容保イメージで固まっていた私には新鮮で尊敬する存在でした。會津の為に熱く、優しく、厳しい、そんな姿は純粋に喜徳として憧れでした。
2人のシーンでは詳しく綿密に話し合った訳では無いのですが、毎稽古、毎公演、新しいものを渡して下さって…常に新しい気持ちで挑む事が出来ておりました…✨
目や動き、声はもちろんだけど、背中でも伝わってくるものがあるの…凄いや…凄い……🥺
英樹さんは主演舞台が終演した後での途中稽古合流だったけど、稽古場でもとても気さくに話しかけて下さるし、色んな事に気づいて直ぐに聞いてくれるし、自分の一眼カメラで稽古の様子を撮影して下さる…。
私もこんな先輩になりたいと思える存在でした!

通し稽古中に撮影して下さるお姿

竜さんの官兵衛はまさに官兵衛って感じで、カッコ良くて大好きでした!
官兵衛 同様 竜さんも酒飲みだし←、血気盛んで戰っ早い姿とか官兵衛そのものだなと…!
あとシンプルに声が好きです。芯が凄くて。圧があって…!
竜さんも舞台本番が終わってからの途中稽古合流だったのですが、ふざける所でバッチリふざけて、締める所はカチッと締める。そんな姿にカッケェ…!ってなっちゃいました😂
そう、普段は本当にお茶目な先輩で、凄く気軽にちょけて話し掛けて下さる…可愛らしい先輩でした…!尊敬する🥹✨
最後の2人のシーンでは私が稽古からゲネプロまで、よくセリフを無意識に飛ばしてご迷惑をおかけして居ました…笑
その節はすみませんでした…🥹←

左:永岡清治役の立澤鎮也さん 喜徳の右:坂井源吾役の松田浩毅さん(チーム白) 
左:坂井源吾役の鈴木幹弥さん(チーム雷) 右:永岡清治役の立澤鎮也さん

白虎隊 士中一番隊

のお2人。両チーム合わせたら正しくは3人。
喜徳と源吾と清治の3人での場面では本当にお世話になりました…!
私が引っ張っていく必要があった3人の場面。
思っていた方向性が違ったり、2人に何も渡せて居なかったり、空回りしたり…沢山稽古に付き合って頂きました。
そんな中でチーム白の浩毅さんが「この場面の喜徳の目的って何だと思う?」というヒントを下さり…!
うわー!なるほどー!!ってなりまして…!
そこから一気に道が開けました。
道が開けてからは皆さんが喜徳の言葉から色んな事を受け取って下さって…
その受け取って下さった表情から私も沢山受け取らせて頂きました。

清治の「おれはあなたに、会津に、・・・・死生君公に従う所存でございます」の言葉が本当に嬉しかったんだ…。

⬇️道が開けた日のツイート。


浩毅さんに絶大な感謝を…!✨

この場面が終わってから、源吾が亡くなるシーンでは舞台裏に居ましたが勝手に1人で大号泣してました。
あの時に話した源吾は、鉄砲の腕前が白眉な源吾は、カッコ良くてクールな源吾は、もう帰ってこないんだって…だから終演後に顔を見たら毎回ホッとしてました😭←
舞台で良かった…。

源吾が亡くなってから清治が「おれだってええ!!!!!!」と大山に鉄砲を当てるシーンは本当に胸熱で…。自分の事を「一撃も加えられていない未熟な戦士だ」と語っていた清治は何処にも居なくて。

だからその後、大山が「子供の兵?」って言って笑って去って行くのが悔しくて悔しくて堪らなかった…そこでも悔し涙で大号泣してた。

名乗りのシーン

白虎隊 士中二番隊

素晴らしい皆様でした。
一人一人と絡みがちゃんとあった訳では無かったけど、皆さんの場面は全て凄まじい威力を放っておりました。(言い方が正しいかは不明)

竜成さん演じる峰治と喜徳は、喜徳が藩主になる前からの友達。
だからこそ稽古をしている姿や、共に福良から白河口へ向かう際、同じ場面に居る時には必ずずっと姿を見ておりました。
藩主になってから剣の稽古も少なくなって、戦から隔絶され、そんな中、峰治や同年代の白虎隊士たちはどんどんと前に進んでいき、強くなって行く。
そんな姿に喜徳は焦りだったり劣等感だったり、色々と感じて居たんでしょう。
けど、峰治から「同じだよ」と言って貰えた瞬間は凄く嬉しかった。
だからこそ、その言葉を胸に後半に強くなれたんだと思っています。

峰治が自刃しようとした際の愛犬クマとのシーンが本当に大好きで、「生きて、皆と、もう一度、会いたい」と舞台袖で聞く度に泣いてたし、そうだ生きてくれって願ってました。

あと竜成さんは稽古場で本当にムードメーカーで、スゲェ人だなぁってずっと思ってました。
アドリブもパッと入れちゃうし、頭の回転が凄い速い方なんだなって。
アーティストとしての活動もゴリゴリにしながら舞台も両立していて凄まじいパワーの持ち主で大尊敬でした!🥹✨

酒井峰治役の堀田竜成さん

飯盛山の場面での4人の皆様。虎之助の両チームを含めると5人の皆様。
凄まじかったです。とにかく。しんどかった…。
ずっとしんどかった…。しんどかった…。(うるさい)

儀三郎役の湯本さんは稽古からずっと儀三郎で、普段の湯本さんとは全く違ってて、本当に凄かったです。(語彙力の無さに絶望)
稽古序盤から儀三郎をしっかり掴んでいて迷いのない芝居だなっていう印象でした。あぁ、これが出来るのが理想なんだな、って思わされる説得力のある芝居。私が目指すべき役者像なのではないかと思いました。
とあるお客様がTwitterにて儀三郎は下手すると嫌われてしまう立場だ、とおっしゃっているのを見て、「え…確かに…!」と思ってビックリしました。
何も考えずに言葉を発してしまうと、18名を自刃に追いやった人物なんですよね。中隊長が戻らないからと勝手に指揮をとって仲間と共にいってしまった人物。
確かに嫌われてもおかしくない…。
でもそんな事を微塵も思わせ無かった。若いが故の真っ直ぐさ、素直さ、會津への想いを前面に出した、そんな湯本さんに脱帽しました。
お人柄もあるのかもしれません。凄い人だ…。

チーム雷、虎之助役の嘉誠くん。同い年で数少ないオーディション組の1人!
人柄が虎之助にとても反映されていて、無邪気で純粋で一直線で白虎隊の元気印って感じがとても伝わって来た。
笑顔がとっても素敵。
だからこそ前半と後半のギャップが苦しい…。
「死ぬことなんざ怖くねえ」と言っていた彼が1番弱くなる瞬間。自刃の場面。初めは全員を励まし、まだ戦えると鼓舞するものの最後は…。😭
嘉誠くんは誰にでも話し掛けられるスキルに長けている印象でした!
すげぇ!羨ましい!←
唯一の同い年という事もあり仲良くして貰えて嬉しかったです。
ラーメン仲間になった(と思っています)!🍜

チーム雷、虎之助役の成瀬さん。稽古途中合流でしたが、直ぐに虎之助でした…。
成瀬さんの虎之助は、明るく純粋で血気盛ん!というイメージ。
常に熱く燃えていて、誰からも愛される器用さも感じていました。
武具役人に交渉する前のシーンで小隊長に走り寄る場面があるのですが上手の舞台袖から見ていた私から、満面の笑みで小隊長に駆け寄る成瀬さんが見えていて
「ぐぅ可愛い…」と思って毎回見て居ました。←
そんな虎之助が…最後…自刃のシーンで刀を鞘から抜く時に震えて抜けなくてカタカタ鳴っていたのですが、それが稽古場で出てきた瞬間に喜徳様、大号泣。
直接姿を見てなくても音でダイレクトに恐怖が伝わってくる。
本当にしんどかった。声だけでもしんどいのに、倍しんどかった。
本番では飯盛山のシーンで、台本に無い仲間を呼ぶ虎之助が居て、私は裏で拳を握りしめる事しか出来なかった…。どれだけ涙をこぼしたか…。
とんでもない人でした。
でも普段はとても気さくに話し掛けて下さる方で嬉し楽しかった☺️
my刀の話をよくして頂きました!
私も刀を飾る台?的なの買おうかなぁ〜!

大夢さんが演じる、飯沼貞吉。圧倒的主演!
年齢を偽ってまで白虎隊に志願した彼。母からは「生きて帰るは恥。国の為に戦って死ね」と厳しく育てられていた貞吉。もしかしたら一番大人だったのかもしれない。
唯一接点があった拷問の場面では壁を隔てはいたものの、色々と受け取らせて頂きました…。
飯盛山の場面では稽古よりも圧倒的に熱量が上がっているように感じて、最後の独白では舞台裏で貰いに貰い続け、貰い切った所で飛び出す事が出来ました。
最高のパスを繋げて下さいました…。
大夢さんも途中稽古合流で、セリフも多いのに初めから安定感が凄くて流石だなぁと思っておりました。
話し掛けたら気さくに返して下さって冗談も挟んで下さるお茶目なお方!
ファンの方からの応援グッズの数も本当に凄くて、でも一つ一つにしっかり心込めてサインしてる姿が印象的でした☺️

関海人さん演じる伊東悌次郎!
私の女の子の友達で観に来てくれて「推しになった」と言う方が後を絶えませんでした。←
冒頭で八重から厳しく鉄砲の指導をされていたものの、喜徳が命を狙われた時には怖くて鉄砲を撃てなかった悌次郎。
そんな悌次郎が初の実戦で敵に撃たれながらも目を閉じずに鉄砲を撃てたシーンでは全員がスタンディングオーベーションの気持ちだったと思います。(私はそうでした←)
貞吉と同い年であるものの、より末っ子ポジションだった悌次郎の最期のシーンでは皆様本当に辛かったと思います。もちろん私も。
悌次郎が自刃に怯える虎之助の姿を見て「大丈夫だ…!」って言う台詞。台本に無いんです…😭
悌次郎が虎之助を励ますなんて前半で誰が予想したでしょう…?
その台詞を聞いた瞬間にボロボロボロっと涙が溢れてしまいました。
父上と母上がくれた刀は悌次郎を守る為のものだったのに、最期に命を奪うものになってしまった…なんて残酷な話だろうかと…。
もちろん裏で涙が止まる事なんてありませんでした。
可愛い悌次郎がどんどん成長して強くなる姿を演じる海人さんは、悌次郎そのものだったなと…。
海人さん凄いです……😢

左から、篠田儀三郎役の湯本貴大さん、石山虎之助役の成瀬広都さん(チーム雷)、
飯沼貞吉役の工藤大夢さん、伊東悌次郎役の関海人さん と写真に勝手にお邪魔したワイ

ちむらゆーりさん演じる中隊長 日向内記。
とんでもないお方でした。同じ関西人として心から尊敬しております。
白虎隊を愛し、守らなければ、と常に隊士達の事を考えているように見えておりました。普段は陽気で親しみやすい隊長が、儀三郎に「隊長はおれだ!」言う場面はいつもビリビリしていて、愛を感じて、本当に大好きなシーンでした。
舞台裏でいつも涙が溢れたのは、源吾が亡くなったシーンで清治を狙う敵を刺し、源吾の姿を見た上で「一番隊!!!生きよ!!!」と言う場面。
あの台詞に込められた想いや辛さがヒシヒシと伝わって来て本当に辛かった…。でも喜徳としてはありがとう、と思い聞いておりました。
後は皆様そうであろう圧倒的に日替わりの武具役人のシーンが大好き!笑
稽古場でも毎回新しいネタを朱田さんと持って来ていらっしゃって本当に尊敬の念しかありませんでした😂
その後に出る身としては笑わないようにしなきゃ、と思って居たのですが無理です。毎回大爆笑で。本番でも毎回舞台袖で大爆笑してました。(おい)
舞台上に居て耐えてる皆が凄かったです…笑

朱田弘幸さん演じる小隊長 山内蔵人。
ひろさんの声が好きだなぁと思い日々聞いておりました。
中隊長とは常に2人で白虎隊について話してるんじゃないか、プライベートでもずっと一緒なんじゃないか、そう思えるくらいの空気感が大好きでした。
中隊長に対する尊敬も白虎隊に対する愛も溢れて居たなぁと。
圧倒的なお人柄が役にも溢れていて、峰治と虎之助を叱りつけるシーンではとても愛を感じました。はぐれちゃったけど…😢
先述しましたが、日替わりのシーンで山内が1人にされてしまうネタの時が大好きでした。笑
稽古場でやってたけど本番でやってなかったネタが好きだったので、何故ですか?と聞いたら、本当にちゃんとテンパってやってるから自分が何をしていたか覚えてない、と仰っていて、なんて可愛らしい方なんだと😂
本当に素敵でした!
いつも稽古場で気さくにお話して下さってありがたかったです!

中隊長 日向内記役の ちむらゆーりさん
小隊長 山内蔵人役の朱田弘幸さん の自撮りにひょっこりはん天職
喜徳スマホいじってるけど、皆大好きだよー!←

新選組

新選組の皆様と深く関わる場面は有りませんでしたが、凄い方々ばかりで沢山勉強させて頂きました…!

SHUNさん演じる土方歳三役はめちゃくちゃSHUNさんだけど、めちゃくちゃ土方で。SHUNさん以外の土方が考えられないくらい土方だな、と思って見ていました。←
感謝の日々を、さんの他作品でも土方を演じてきていらっしゃる、というのもあると思うのですが、圧倒的でした。
あと台詞覚えるのが鬼速い…稽古序盤からスラスラと喋っていらっしゃってマジで凄かったです。
そんな先輩を見て自分も焦ったし、当たり前なんだけど早く覚えなきゃって思えました。尊敬です…!

土方歳三役のSHUNさん

斎藤一役のエンタクさん!
私のお客様は圧倒的に斎藤一がカッコ良かったと仰る方が多くて…流石だなと…!
私は厳しい場面と優しい場面の声の使い分け方が大好きでした。大尊敬。
叱る場面も怖いけどしっかり愛があって、問いかける場面や、隊士に対して諭す場面は本当に優しい声で…😢
戦の最中の回想シーンの「だからこそ、お前たちに願うことは、・・・・・真っ直ぐ。居ることだ。」の台詞では袖で毎公演泣いてました。
普段は本当に気さくで、とてもお優しい方で…稽古中にアドバイスを下さった時はとても嬉しかったです…!
いつも喜徳を守るために推参して下さりありがとうございました!←

斎藤一役の遠藤巧磨さん

尾形俊太郎役のお2人と写真を撮って頂いて無かったです。なんでなんですか私。アホなんですか私。悔しいです。

チーム白の菊さんの芝居が個人的に凄くツボで、お声も言い回しもとても好きでした…!絡みなくて残念…😢
スッポンのシーンもとても可愛くて…ベースはお茶目でお調子者な雰囲気があって、でも殺陣の時は圧倒的にカッコよくて…!
菊さんの笑顔が大好きです!
稽古場では話し掛けて下さり嬉しかった☺️✨

チーム雷のマシューさんは、とても柔らかくて暖かい尾形だぁ…と言う印象で、カッコいいし強いのに守りたい、そう思ってしまう程でした!
おにぎりのシーンでは隊士達を優しく見守り、隊長達を立てる、そんな空気を纏っていたなぁと。
お人柄が出ている尾形で素敵でした🥺
事前にイベントでご一緒できたのはひっそり嬉しかったのです☺️

左:尾形俊太郎役(チーム白)の後藤菊之介さん
左:尾形俊太郎役(チーム雷)の熊野真修さん

女性陣

皆様、大好きです。本当に本当に凄い尊敬。
劇中では女性としては2人しか出てこないのに、皆様圧倒的存在感で、当時の強い女性達をお客様に提示していました。

チーム雷 山本八重役あやねんさん。
あやねんさんの八重は厳しいけど柔らかい愛があるイメージ。
チーム白 山本八重役の菜都実さん。
なつみさんの八重はズッシリ芯があって厳しく愛があるイメージ。
演じる方が違うと、こうも雰囲気が変わるんだなと思わされました…!
お2人共、他の現場を掛け持ちしながら圧倒的な八重像を作り上げていて、本当に尊敬でした…✨
最後の悌次郎に対して思いの丈を述べるシーンでは舞台裏でちゃんと聞いてしまうと泣いてしまいそうで、気持ち半分で聞いていましたが、それでも泣いてしまいそうでした。それくらい愛に溢れてた…。
会話で絡む場面は無かったのですが、序盤の白虎隊士達が名乗る場面の前に目を合わせてお辞儀をするシーンがありまして、そこで笑顔を向けてくれたりするお2人が大好きでした☺️

チーム雷 酒井滝江役の奏さん。
奏さんの滝江さんは悲しさや辛さを表に出さず、強く峰治を鼓舞する印象。
チーム白 酒井滝江役の杏子さん。
杏子さんの滝江さんは少し心配な気持ちを見せながらも、峰治に寄り添う印象。
「なんか卑猥…」の台詞が大好きで聞く度に裏でニッコリしていました←
娘子隊として薙刀を振るって戦う姿は当時の女性全員を背負っているように見えました。
5両という大金を貯めて峰治に渡す場面は本当に心に残ります。
だからこそ最後の場面で峰治と2人で仲良くしてくれてる姿に救われた人も多いんじゃないかなぁと😢✨

チーム雷⚡️左:酒井滝江役の宮下奏さん 真ん中:山本八重役の波崎彩音さん
チーム白 酒井滝江役の宮本杏子さん
チーム白 山本八重役の吉田菜都実さん

新政府軍

悪役では無い。敵役。
完全な敵役だったお2人には脱帽です…。

伊地知正治役、隆範さんの独白すべて好き過ぎて…。
お声も言い回しも素敵すぎて…私もあぁありたいなと思い続けておりました…。
見てる皆様がきっと全員嫌いになったんじゃないかと思うんですよね。
感じ方は人それぞれだと思うけど…。
圧倒的な強者でした。
でもあんな厳格な役をしていらっしゃいますが、普段は本当にお茶目で素敵な先輩なのです…🥺いつも私がぴょこぴょこ話し掛けに行くのですが、優しい笑顔で「天ちゃんおはよ☺️」って言ってくれるんです…。癒し…。

大山巌役、健太さんも圧倒的な敵役でした…。
会津戦争真っ只中の大山は本当に憎くて…めちゃくちゃ嫌いでした。笑
私たちの子供達をこれ以上傷つけないでくれ…そんな気持ちで見ていました。
それくらい大山でした。
けど隆範さん同様、普段はとても優しいお方で…✨
お話しやすいお方でした…感謝です☺️

伊地知正治役の中澤隆範さん伊地知正治役の中澤隆範さん
大山巌役の西健太さん

剣舞隊

いよいよ来ました。
剣舞隊の皆様がいらっしゃらなければ今回の舞台は成り立たなかった…!
1人100人分の動きをして下さった4人の皆様。

會津軍としても新政府軍としても會津の民としても戦って下さった皆様。
本当に尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです…!

殺陣の立ち回りも圧倒的に多く、舞台セットの段差を誰よりも登り降りし、疲れも凄かっただろうにずっと熱量を保って下さっておりました…。
基本皆様には命を狙われておりましたが←、大好きな4人でした。

あと多くのお客様も言っていた拷問のシーンは、臨場感が凄く、2部屋ほど隔た場所で音と声のみを聞いていた喜徳だったので、満さんと大地さんの顔は見ていなかったのですが、本当に痛そうで惨たらしさが伝わってきて、かなり怖かったです…。

優希さんは武具役人の時に少し会話をさせて頂きましたが、私の我儘にも答えて下さり…ありがたかった…!

望末さん、通称のんちゃんは座組最年少!1番早着替えが多くて剣舞隊唯一の女子。本当に頑張ってた…!天ちゃーんってテコテコ来てくれて愛すべき後輩でした☺️(舞台経験的には全然先輩←)

左:塩澤優希さん 真ん中:干秋満さん 右:西山大地さん
干秋満さん
真ん中:玉城望末さん 右:工藤嘉誠さん

オーディション組

知ってる人は知ってると思うのですが、私はオーディションを受けて「どうか、白き雷よ」に出演が決まりました。
実は他にも2人居て。
それが<チーム白>虎之助役の工藤嘉誠さんと剣舞隊の玉城望末さんの2人!
オーディション会場で一緒だったね!っていう話をよくしてました☺️
2人の存在は私にとって大きかったのです。
心強かった!
ありがとうー!!!!!!!💚

後ろから杏子さんが💚座敷童みたいって誰か言ってて笑っちゃった😂

終わりに

恐らく8時間以上かけて書いた超大作になってしまいました笑
約13,000文字も書いたのは初めてだ〜!
でもそれくらい私にとってとても大切な作品になりました。
こうして素敵なご縁に恵まれた事、本当に幸せに思います。
私は幸せ者だ…!

2月24日㈯からはアーカイブ配信が視聴できるようになります!
3月8日㈮まで擦り切れる程観ましょう!
配信で初めて観る方も、劇場でも観て配信も購入下さった方も、何度でも會津に帰って来てください。
もし私も観れるようだったら、同時視聴配信とかしたいですね☺️

先に書いたけど、オンライン物販も是非枯らして下さいませ💚

今年は現状、4月25㈭~29㈪、6月12㈬~16㈰、10月17㈭~23㈬に舞台出演が決まっております!
8月にも決まるかもしれません!確定したらTwitterにてお知らせします⭐️
舞台以外にもイベントやアクトレスガールズでの活動も全力で取り組んで参りますので、今回をきっかけに知って下さった方は今後とも宜しくお願い致します!☺️✨

あ、このサイト個人的に詳細に白虎隊について書かれててオススメでした。
https://bushoojapan.com/jphistory/baku/2023/02/24/103194

最後までお読み頂き誠に!ありがとうございました!
今後とも天職ゆいを宜しくお願い申し上げます🙇✨

初めての藩主としての務め前に緊張の面持ちの喜徳
OPのこのシーン好き
OPの剣舞隊が出てくるこのシーン好きすぎる
ここもいい
今できることを
今こそ

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