Phil Handyから学んだこと⑤: Culture
こんにちは、萩原雄一(はぎわらゆういち)です。
今年の7月にdeuce Coaching Clinicとしてロサンゼルス・レイカーズのフィル・ハンディ アシスタントコーチを日本にお招きしコーチ講習を開きました。
今日もフィル・ハンディACから学んだことを書いていきます。
コーチとして譲れないものは何かという話です。
What is your culture?
“What is your culture as a coach? (あなたのコーチとしての文化はどのようなものですか?)
フィルコーチからこの問いが参加者に投げかけられました。
運営しているチームやプログラムにおいて、そのコーチはどのようなカルチャー(文化)を築こうとしているのかを持つべきだと話してくれました。
ファーストブレイク中心なのか、ディフェンスを頑張るチームなのか、スリーをたくさん打つチームなのか。
それをコーチや選手はもちろん、保護者や関わる人全てと共有し理解してもらうことが必要です。
コーチとして譲れないもの
カルチャーとはコーチとして譲れないものは何なのかということを指しています。
チームのオフェンスやディフェンスのコンセプトはもちろんですが、その過程に含まれるあらゆることを含めてカルチャーは築かれるものです。
ファーストブレイク中心のチームなのに練習の切り替えが遅いとか、ディフェンスを頑張るチームなのにコンタクトを嫌がるとか。
そんな様子を選手が見せた時にコーチがどのように反応するのか。
そこにカルチャーを築くための大切なものがあると思うんです。
行動の速さが攻守の切り替えの速さに繋がることを伝え徹底するのか。
体をしっかりと寄せてプレッシャーをかけていくのがチームの方針だと伝え徹底するのか。
そうした一貫性を持った行動が取ることによって、明確なカルチャーとして醸成されていくのだと思います。
コーチ自身がどんなチームが好きなのか、嫌いなのか。
どんなバスケットボールを展開していこうとしているのか。
自分自身をよく理解していることがカルチャーを生み出す第一歩と言えます。
ある意味、コーチの生き様が出てくる部分でもあるかもしれませんね。
まとめ
コーチとしてチームやプログラムを担う時、そのコーチは自分自身のカルチャー(文化)を持っている必要があります。
そのカルチャーはコーチ自身が大切にしていることを徹底することでチームに浸透していきます。
自分自身と向き合い、何を求め何を許せないのか、自分を理解することがカルチャーを築く上で大切になっていくのだと気づかせてくれました。
明日はコーチの人間性についての話です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
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