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Phil Handyから学んだこと2⑫:知識をシェアしよう

こんにちは、萩原雄一(はぎわらゆういち)です。

埼玉県でフルフィレックスというバスケスクールを運営しています。

ウィンターカップを見にいきました。岐阜女子の劇的な大逆転劇を見逃しました。

さて、今日も今年の7月に行ったロサンゼルス・レイカーズのフィル・ハンディ アシスタントコーチの講義内容をご紹介いたします。

私はそこで運営と通訳をしておりました。フィルコーチの側にいた者として学んだことをお届けいたします。

このシリーズは第2部「トレーニング哲学」編です。

この文章は
1)フィルコーチの講義で話された言葉を日本語に訳したもの
2)その言葉を私なりに解釈したもの
3)まとめ
という構成になっています。


1)share your knowledge

知識をシェアしましょう。

コーチとして自分の知識をシェアしていきましょう。そのために私はここにいます。

知っていることにしがみついていてもいいことなどありません。なぜなら、我々がこの地上を去る時、6フィート下に埋められる時,知識はどこに行くのでしょう。我々と一緒に行ってしまいます。だからこそシェアしましょう。そしてそれを無償でシェアしましょう。

私たち、ボブとノーランと長い間知り合いで、お互い違うビジネスをしていますが、一緒にトレーニングという場面になったときには知識をシェアしています。そこには不安や名前を隠したりする必要もありません。そうやって私たちは成長を続けられています。

ここにいるコーチの皆さんは世界規模でバスケットボールコミュニティを作ることの重要さを理解する必要があります。

2)バスケットボールを進化させるために

フィルコーチの話を聞いたときに、著名なコーチの本やDVDを買って勉強したり、講習会に行って学んだりすることはあっても、コーチ同士でバスケットボールのことを話すということはあまりなかったなということに気がつきました。

練習試合などをして勝負することはあっても、その攻め方や守り方などを話をする時間をとることはほとんど経験したことがありません。

どちらかというと一方通行の知識の伝達になっていることが多かったです。

優れた戦術や理論でなくてもいいから、お互いが知っていることをシェアをする。自分が経験したバスケット以外の考え方に触れることで、より豊かな指導につながっていきます。

お互いの分からないことや悩んでいることをシェアして、その解決方法を話し合うということでもいいかもしれません。

指導者は孤独になりがちです。チームに複数のコーチがいたとしても、たくさんのコーチと繋がり、お互いの知識や知恵をシェアしていくコミュニティが作れると偏った指導にならずに済むのかもしれません。

3)まとめ

知識はシェアしていきましょう。

シェアをできるコミュニティを作ることで、よりバスケットボールを進化させることができるはずです。


明日は謙虚さについて書きます。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
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