Phil Handyから学んだこと2⑦:students of the game
こんにちは、萩原雄一(はぎわらゆういち)です。
埼玉県でフルフィレックスというバスケスクールを運営しています。
今年の7月に行ったロサンゼルス・レイカーズのフィル・ハンディ アシスタントコーチの講義内容をご紹介いたします。
私はそこで運営と通訳をしておりました。フィルコーチの側にいた者として学んだことをお届けいたします。
このシリーズは第2部「トレーニング哲学」編です。
この文章は
1)フィルコーチの講義で話された言葉を日本語に訳したもの
2)その言葉を私なりに解釈したもの
3)まとめ
という構成になっています。
1)always be students of the game
常にバスケットの生徒でいましょう。
今日でも私はフロアに出れば新しい何かを毎回学んでいます。
毎回です。
最近は選手も変わってきています。より大きくなってきていますし、より速くなってきています。女性の選手も変わってきています。彼女たちはより上手くなっています。
なのでコーチとして、私たちは成長を続けなくてはいけないし、バスケットボールが変わるのについていけるよう学び続けなくてはいけません。
2)バスケットボールは進化するもの
私も自分のクラブチームやスクーつで教えていて感じているのですが、最近では大きな選手であってもハンドリング技術に長けていたり、身体操作が上手であったりすることが多くなってきました。
幼少期や育成世代から体の使い方やコーディネーショントレーニングなどを取り入れて練習していることが増えてきたのが要因になっているのだと思います。
そのように、以前とは特徴が違う子どもたちがコートに立っているということをコーチは理解しなくてはいけません。自分が子どものころに習っていたドリルが本当に今の子どもたちに合っているのか考えなくてはいけません。
フィルコーチは「目の前の選手を上手くすることが目的」と言っていました。
目の前の選手を上手くするために必要な練習を考えていこう。常識とされているものや過去の経験にとらわれず、目の前の選手を見て必要なものを与えていこう。必ずそこには発見や気づきがあり、それがコーチを成長させてくれるものになるとフィルコーチは言っているのだと思います。
3)まとめ
バスケットは戦術面でも、選手の能力的な面でも進化をしています。
どんなに優れた戦術でも、いずれ分析され対策されてしまいます。そうしてバスケットボールは進化をしてきました。
そうした移り変わりの早い進化の中で、チームの勝利や選手の上達という結果を出していくためには、バスケットボールを見て分析し学んでいくということが必要になってきます。
明日は教える内容についてです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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