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東京の新橋から京都の三条大橋まで500km歩いた話

突然ですが僕は歩くのが大スキです。それも長距離歩くのがスキで100km、200kmは平気で歩きます。

なんで歩こうと思ったの?とよく聞かれるのですが、きっかけは本当に単純です。観光マップに載っていないところへ旅しよう、そしたら歩いて旅するのが一番じゃん!と思ったのが理由です。

これまで本当に色々なところを歩きました。

横浜から草津、横浜から福島のいわき、横浜から長野の諏訪、横浜から伊豆など、どの旅も鮮明に覚えています。(実家が横浜でした)

特に一番印象に残っているのが新橋から京都までの東海道の旅。

東京→神奈川→静岡→愛知→三重→滋賀→京都を13日間で踏破しました。

当時サラリーマンだった私は13日間も連続でお休みを取れないので、夏季休暇に歩いて途中で戻りまた年末年始にスタートといったことをしていました。

夏は本当に暑く、水は飲む用と頭からかける用の2本必ずセットで買っていました。冬は寒すぎてホットコーヒーを2本買って両ポケットに入れ手を温めていました。

当然のように血豆や股ずれができてもう本当に歩けないと思うことは何度もありました。今でも忘れないのが箱根を歩いたとき。宿までの自分の体力を見誤り極限状態で深夜も歩き続けたことがあります。

あの時は人間の3大欲求「食欲」「睡眠欲」「性欲」が同時に湧き上がり、歩きながらずっとそればかり考えていました。極限まで疲れると人間、理性が飛ぶようです。

そんなことがあっても歩き続けられたのは、今まで見たこともないような景色に出会ったり暖かい人たちとの交流、歩き続けてきた自負があるからです。

風の人

タイトルの写真は確か滋賀のとある休憩所で見たボードです。私と同じように旧東海道を歩き続ける人のメッセージボードがそこにはありました。("風の人"って表現がスキです)

会ったこともない人たちのメッセージですが、歩いた人だからこそわかる温かいメッセージがそこにはありました。人間不思議なもので身体はもう極限のはずなのに疲れが吹っ飛び、無事ゴールまで歩き続けられました。

もうすっかり歩き旅の虜になり、次はどこ歩こうか思案しているところです。九州もいいし、四国のお遍路もいいなぁ。

特に普段からスポーツをやっているわけでもない僕が、なんとなく始めてみたら歩けたので、ぜひこれを見ていただいた方にもやってみてほしいです。普段のモヤモヤが吹き飛びますし、新しい景色や人との出会いが人生を良くしてくれると思います。

準備したほうがいいものとか、コツはお伝えできるので気になった方は直接ご連絡を笑→twitter

noteに書くか少し迷った内容でしたが、歩きがスキなのも僕の一部なので今後も歩き旅について書こうと思ってます。見ていただきありがとうございました!

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