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シンパシーとエンパシーの違い

最近読んだ本で、シンパシー(同情)とエンパシー(共感)の違いが書かれてありました。この違いについて、言語化して考える機会がこれまでなかったので、noteに残しておこうと思います。

シンパシーとは
①誰かをかわいそうだと思う感情、誰かの問題を理解して気にかけていることを示すこと。
②ある考え、理念、組織などへの支持や同意を示す行為。                  ③同じような意見や関心を持っている人々の間の友情や理解。
エンパシーとは
「他人の感情や経験などを理解する能力」

つまり、シンパシーの方は、感情や行為や理解なのだが、エンパシーの方は「能力」であることが分かる。ここがひとつ目の違い。

また、もう一つの英英辞典にはこう書かれていました。

エンパシーとは
「自分がその立場だったらどうだろうと想像することによって誰かの感情や経験を分かち合う能力」

こちらも能力。


要約すると、自分と似たような感情を持っている人々に対して人間が抱く感情がシンパシー。
自分と違う考え方や信念を持っている人やかわいそうだと思えない立場の人々が何を考えているのだろうと想像する力がエンパシーであるといえる。


何が言いたいかというと、他人の感情や経験を理解することは容易ではなく、エンパシーの能力を身につけるには工夫が必要で、日々エンパシーを意識しなければならない。
例えば、競技において自分が怪我をした部位に対しては、他人を理解できる点は多い。(同情)   ただ、自分が怪我をしたことがない部位に対しては、理解できないことが多い。        なぜかというと、自分が経験していないから。 自分ができることを他人ができていないとなぜそんなこともできないのか!と思ってしまう。しかしそれはシンパシーしかできていない自分の愚かさをあらわしているだけ。そういった意味でも、このエンパシーの能力は今後の人生において必要だと思いました。「なにいってんねんこいつ」と思うことを一歩引いて共感しようとしてみる。この行動をとれれば、自分に落とし込んでいけるものは増えます。その結果、成長できます。そして、このnoteをみなさんがエンパシーしてくれれば幸いです笑



今日はこのあたりで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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