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【サッカー】ワントップやめませんか?

徐々に6月の日本代表戦が近づいてきました。
先日、割と早めに今回のエルサルバドル戦、ペルー戦の日本代表選手が発表されましたが、相変わらず森保監督は、記者の質問に対してふわっとした印象のコメントが散見され、質問に対する答えになっていないということも多かったようです。

言語化能力は重要

もう、なかなか歳をとると、出来ないことを出来るように。というのは、厳しいとも思いますが、ここまでくると、会見に臨む準備が圧倒的に足りないのではないか?とも思います。

よく米国の大統領は、プロのイメージコンサルタントが付き、スーツやネクタイの色まで、会見の度に、事細かに準備を行い、世間の印象をコントロールすると言われていますが、
米国の大統領でさえ、(会見で話す内容はもちろんのこと)服装の隅々にまで気を配るのですから、森保監督には、自身の考えが第三者に本当に伝わるようにと、最大限の準備をしてきて欲しいのです。
それがきっと日本のサッカー人気にもつながります。

会見等でのメディア対応も監督業の立派な仕事の一つですので、一国の代表監督であれば、コメント力、考えていることの言語化能力は、必須だと思います。出来ないのであれば、そのような専門家を雇って、勉強しても良いようなレベルでした。

ワントップやめませんか?

さて、日本代表のメンバーですが、これについては特に意見はありません。
今までのノートに書いた通り、“何を目的として、この2戦を戦うのか”、その目的を達成して欲しいと思います。
選んだからには、手元で見たい、使ってみたいとの思いがあるのでしょうから、その通りにチャンスを与えて、“トライ”して欲しいと思います。

メンバー以外で言いたいことがあるといえば、ただ一つ。
“ワントップやめませんか?”です。

昨今、日本代表のフォーメーションとして多様されてきた4-2-3-1や4-3-3。
いやはや、フォーメーションの数字は単なる数字でしかなく、関係ない!などと、様々な意見がありますが、2m級の屈強なDFを相手に渡り合えるセンターFWが今現在いないのであれば、このてっぺんのセンターFWが1枚になるシステムは果たして適切なのか?と思います。

点を取ろう!

以前は、大迫選手がいたために、1トップでもある程度戦えていました。しかし、それも十分に通用したのはアジアレベルまでだけだったのではないでしょうか?
そして、大迫選手がいない今、今後はどうでしょうか?
上田選手に大迫選手のようなプレーを期待し、そのようなプレーヤーになって欲しいと成長を促すのでしょうか?
今まで大迫選手ありきのシステムしかしてこなかったから、古橋選手がハマらないのではないでしょうか?一つの戦い方しかできないとワールドカップでは勝ってはいけないと学んだのではないでしょうか?

また、日本代表はトップレベルの諸外国と比べると、“点を取ることに慣れていない”ように思います。
チームの中での得点パターンの欠如や、誰が最終的なフィニッシャーなのかがはっきりしない。どんな形であれ、得点を取りきる力が無いなど。
“点を取り慣れていない”のです。
これは誰か一人のせいではなく、チームとしてもそうなのだと思います。
それが如実に現れたのが、3月の対南米2連戦でした。

なので私は、DFの枚数を減らそうとも、バランスが悪くなろうとも、1点とられても3点とる、そんな戦い方を繰り返し、点数を取り慣れて欲しいと思います。
バランスは悪いけど、そんなフォーメーションも手札として持っていて良いと思います。もしかしたら、それが代表の基本フォーメーションになるかもしれません。

フォーメーション検討

ということで、愚痴が多くなりました。
このようなフォーメーション、いかがでしょうか。

①FW4枚(中央2枚)

FW4枚です。
中盤の3枚はケースバイケースで逆三角形でもよし。もう少し強度が強い選手に変えてもよし。

両サイドの三苫選手、伊東選手は試合の流れで、最前線でなく、旗手選手のラインまで降りて、そこをベースにしても良いし、守田&鎌田選手の横のラインまで降りてもよい。場合によっては、5バックにもなる。
試合の流れによってこの基準のラインは上げ下げしても良いと思います。

また、2トップをそのまま、上田・古橋選手を入れてもよいと思います。その場合は、中盤のメンツも変わりそうですね。

三苫・久保選手が退いたらこんなフォーメーションも観てみたいです。どれくらいのことができるでしょうか。

②こんな形もどうでしょうか

さて、素人が好き勝手いろいろ想像していますが、
あくまで主旨は、“本当にてっぺんのセンターFWが一人ということが、今の日本代表の最適解なのか?”ということです。

やはり、点数を入れないと試合に勝ちはないのですから、前線に人数をかけたいです。
大迫選手にあてて、身体を張ってもらっている間にまわりが上がる。
本当にこれだけが日本代表の戦い方ではないはずです。

もう一つ、二つ、言わせてください

もう一つ、日本代表の大きな課題として、“世界相手でも武器になる選手たちのポジションが被っている”ということがあると思います。
そう、右WG周辺です。

特に、久保・堂安この2選手の明確なポジションが未だに見つけられていないのではないでしょうか。
この二人、日本代表では主に右WGでの出場が多かったと思いますが、しかし、本当にこのポジションが適切でしょうか?

どちらも、対面の相手をスピードで抜き切るというようなタイプではなく、技術を駆使しながら、まわりと連携して崩すという印象です。
それに日本には伊東選手という飛び道具がある以上、ここのポジションに日本の武器達を被らせておくにはもったいないと思います。

ということで、前線に日本の武器を並べたのが①のFW4枚です。

もちろん中央2枚が久保・堂安選手の場合は、相手DFとはがっぷり四つに組むのではなく、今までの戦い方を変えなければなりません。

数試合で、ものになるとはまったく思っていませんが、このようなトライも観てみたいと思います。


言語化が下手な森保監督ですが、
構築するフォーメーションは選手の特徴と自分たちの武器を最大限生かしたフォーメーションであって欲しいものです。

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