かくれていたい

※我ながら今日はうっとうしい文章ができあがった

コロナ禍からマスクをしているのが日常だった。
最近は私だけなのかもしれないが、
コロナの文字も、そういえば前ほど聞こえてこない。
電車でもマスクをしていない人はいるし、
肌荒れや息苦しさが何より嫌という人もいる。
そんな中私といったらマスクを一瞬たりとも外したくなくなっている。
肌荒れだけじゃない。
顔のコンプレックスが気になってしょうがない。
素顔を見られると、何かを思ってるんじゃないかと卑屈になってしまう。加えて負のループで、私のネガティブな内面の性格もばれちゃうと感じてしまう。

通勤時にすれ違う人、職場の人、友人などの顔を密かにじっと見つめてしまう。
堂々と外せていいな。
きれいな肌と顔だちしてるな。
もはやマスクを外している人は自信が感じられてしまうくらいだ。
これはまずいぞ。というのはわかっている。
私のこの顔、鼻も、マスクを外せない私を含めて大丈夫だと、かわいいと言ってくれる人は存在するのだろうか。母だけは言ってくれる。友人も。でも優しいから言ってくれてるんだと感じてしまう。

素直さにかける自分も嫌になっている。
でも好きな人だったら?
万が一あのひとが、私のこと少しでも良いと思っていたら?
いつかは見せなくちゃいけなくなる。
基本的に見せたくないが、あの人だけにはどうやら、素をだしてみたいと思ってしまう思考になったらしい。あなたが私の顔を肯定的にみてくれたのなら。
この悩みは一気に吹き飛び、晴れわたる空の下、心地よい風と草原を走るように爽快な気分となり、誰の前でも堂々とし、素顔を見せられると思う。
気づかぬうちにあの人は、こんなにも私にとって希望と大きな光となってしまっていた。
今までは陰にかくれていたかったが、
今は時々でてきてみようかと様子を伺っている。

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