行動できない人への処方箋。
自分がやりたいことを仕事にしたいな。とか、海外移住したいな。とか、どこどこに行きたいな。とか
なんやかんやとそれぞれ願望みたいなものってありますよね。
だけど、なかなか行動に繋がらなかったりして、ああ自分は全然ダメだなぁ行動力ないなぁなんて思ったりして。
最近の私がわりとそんな感じで、昔はもっと行動的だったよなぁ、、、と思うのですが、馬力がないというかなんというか。
で、そんな時に気付いたんです。
行動できない理由を。
更に、行動ができるようになる方法を見つけたんです。
ということで、今日のこの記事を読んで、簡単なワークをやることで、今日から無理なく行動できるようになります。
是非やってみてください!
行動ができない理由
まず、行動ができない理由をお話したいと思います。この理由にはいくつかあって、今日は3つほどお話したいと思います。
①人間は変化を嫌う生き物だから
なかなか行動ができないことのひとつめの理由は自分の意思が弱いからでも行動力がないからでもなく、それは人間の仕組みです。
私たちには、一定に保つという力が働いています。ホメオスタシス、恒常性なんて言い方もしますが、暑い場所に行ったから体温が40度になったり寒い場所に行ったから体温が32度になったりしないように、体が正常に働くために一定に保つような仕組みになっています。
これは私たちの意志でそうしているわけではなく、全自動で無意識に行われています。
そんな感じで、人間は変化を嫌う生き物なんです。人間だけじゃなく動物全般そうなのかもしれません。生存確率を上げようという観点から見れば、変化することはリスクだからです。
②本当にやりたいわけじゃないから
人間が変化を嫌う性質であることは大前提にあるのですが、そのやりたいことが本当にやりたいことではないという場合もあるなぁと思います。
〜すべき、こうあるべき、が根底にあるものは、それをするのに多くのエネルギーが必要ですよね。
純粋にやりたいことはそんなエネルギーを使わなくても勝手にできるので、アクセルふかして、やる気を出さなきゃできないようなものは、実は本当にやりたい事ではないかもしれません。
で、そういうアクセルふかさなきゃいけないことばかりやってると当然エネルギーが枯渇するのでエネルギー不足になって、パワーが出ないってこともあると思います。
③一歩が大きすぎる
私は理想がめちゃくちゃ高くて、こんなことしたい、こうありたい、の理想像が、ものすごくデカい傾向にあって(笑)
そうすると必然的に一歩が大きくなりすぎるんです。
あとは大きく行動しなきゃ物事は何もかわらねぇ!みたいな価値観をどこかで刷り込んできたことと
0か100かで考える思考が強くて、やるなら大きく!!みたいな風に偏った思考をしてしまう傾向と
失敗してはいけないという観念。。。
いかにも行動できなさそうな観念オンパレードなんですが、そうすると怖くてなかなか行動に繋がらず、自己嫌悪に陥るという悪循環でした。
一歩が大きすぎると、変化を嫌う性質があるので、どうしてもその変化を引っ張る力が働きます。
やりたいことではあるけれど、あまりに一歩が大きくて行動できないのかもしれません。
今すぐ行動できるようになるワーク
そんな私が、これはいい!と思ったワークがあって、これを使うと無理なく行動ができるようになって、ああ全然行動できてない・・・ということが減りました!
それを今日は紹介しますね。
これはひすいこうたろうさんの「あしたしんでも後悔しないノートSpecial大増補改訂版」で出てきたもの。
私はAudibleで聞きました。
初月無料なので気になる方はチェックしてみて。
で、その内容ですが、まずノートとペンを用意して、やりたいことリストを作ってみてください。
ずっとやってみたいと思っていたこと、行きたいなと思っていたところ、作りたいなと思っているものとか、食べたいなと思っているものとか
お金が、、とか時間が、、とか制限を付けずに、逆にやりたいことリストに書くほどのものじゃないか、、とかも思わず、大きいものから小さいものまでまず書いてみます。
そしたらその中で一番やりたいことをピックアップしてみます。
それが、今すぐできることなら、今すぐやってください。
もし、今すぐできないことなら、やらなくてOKです。無理したらできるかも、、という場合も無理する必要はないので、やらなくてOKです。
そのやりたいことは一旦置いて、次にやりたいことをピックアップします。
これをひたすら繰り返して、これならできる!というものをまずはやってください。
言い換えれば、「無理なく、いますぐできることの中で、今一番ときめく事は何?」ということ。
これを行動に移して、味わっていく。というのが、今すぐ行動ができるワークです。
今すぐ行動できるようになるワーク例
この本に出てきた例をご紹介します。
カウンセラーとクライアントのやり取りです。
一言一句合っているわけじゃないですが、大体こんな感じだったので、イメージだけ掴んでください(笑)
カウンセラー(以下:カ)
「今一番やりたい事はなんですか?」
クライアント(以下:ク)
「やりたいことを仕事にしたいです」
カ:それでは、やりたいことを仕事にしてください。
ク:いや、やりたいことが分からないんです。
カ:分からないことはやらなくて良いです。次にやりたいことは何ですか?
ク:アメリカに行きたいです。ずっと思っています。
カ:それでは今すぐパスポートを取って、アメリカに行ってください。
ク:いやぁ、無理ですよ。時間もないしお金もありません。
カ:無理なことはやらなくて良いです。それでは次にやりたいことは何ですか?
ク:東京に友達に会いに行きたいです。
カ:それでは、東京に行ってください。
ク:それも難しいです。時間がありません。
カ:そうですか、それでは次にやりたいことは何ですか?
ク:えー、そうですね、結婚したいです。
カ:それでは結婚式場のパンフレットを取り寄せてください。
ク:いや、でも、彼女もいないんです。
カ:今無理なことはやらなくて良いです。それでは次にやりたいことは何ですか?
ク:車が欲しいです。
カ:それではパンフレットを取り寄せ、見積もりを出してもらってください。
ク:ちょうどこの前見積もりを出してもらったんですよ。ちょっと無理をすればいけるかも、、と悩んでいたんです。
カ:無理しなきゃいけないことはやらなくて良いです。無理せず買える時に買ってください。次にやりたいことは何ですか?
・・・・・・・・
こんなやりとりが続き、その中で「美味しいコーヒーが飲みたい」というやりたい事に辿り着きました。
「これならできる!」
ということで、早速週末に美味しいと言われるコーヒー屋さんに行き、コーヒーをじっくり味わうということを始めたそうです。
これなら、できそうじゃないですか?
分からない事はやらなくていい。
無理な事はやらなくていい。
無理しなきゃいけないことはやらなくていい。
今無理なくできることを、じっくり味わっていく、というのがポイントです。
その結果
この本に出てきた例には続きがあって
コーヒーを味わって飲むことを始めたら、何度目かにそのコーヒー屋さんで、東京に住む会いに行きたかった友達にバッタリ会ったそうです。
偶然!なんて思っていたら、友達が、車で今帰ってきているから一緒に東京に行かないか。と言ってくれて
東京に行くことに。
そこで参加したライブで出会った女の子と意気投合し、その後付き合うことになり、最終的には結婚することになったそうです。
すると、奥さんが、叔父さんが事業をやっていて忙しいので人を探しているからその仕事をしないかと言ってきて
叔父さんの仕事手伝いをすることになり、さらにはその叔父さんの仕事で、まさかのアメリカに赴任することになったそうです。
今無理なくできることのなかで、今自分が一番ときめくことをやる。そしてそれを味わった結果、どんどん自分が望んでいたことが芋蔓式に叶っていった、嘘みたいな本当の話。
これはひすいこうたろうさんのお友達のカウンセラーさんの話だそうです。
この類の話は、いろんな方がされていて、バシャールも同じようなことを言っていました。
まずはやってみよう
私もこの方法を始めてから、あまり焦らなくなりました。
それまでは、早く行動しなきゃ、無理してでも何か行動しなきゃと焦ることが多かったんです。
だけど、
分からないことはやらなくていい
無理なこともやらなくていい
無理しなきゃいけないこともやらなくていい
自分が惹かれることの中で、今無理なくできることを楽しんでやればいい。
そしてその穏やかなエネルギーが次の展開を運んできてくれる。
本当にやりたい事は、そんなアクセルふかして無理してやるものじゃない。
行動しなきゃ!と焦るものでもない。
あと、何もしたくない。っていうのも立派なやりたい事なので、エネルギーが枯渇している人は堂々と何もしないをやってください。
そして何より、この法則に従うと、やっぱり私にはできないとか、難しいとかいうネガティブなものを自分に刷り込まないですよね。(ここビッグポイント)
ピンときた方は是非お試しください。
もっと自分に向き合おうって人は、ひすいこうたろうさんの本を見ながらいろんな質問に答えてみてください。
Audibleだと、耳で聴きながら質問に答えていくのことができるのでこちらもおすすめです。私は初月無料の期間にありがたく聞きました(笑)
それでは、みなさんの体験談などあればまた教えてください!
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