時々、モチベーションが上がらないということで悩んでいらっしゃる方にお会いしますが、そんな時は無理に頑張らなくていいと思いますし、ご自身の生き方を見直す時期かもしれません。

今日はモチベーションが上がらない時に考えてみること4つをお届けします。（４つって何か中途半端な感じがする笑。３つとか５つとかの方が見栄えが良い！）

１．それは体の声ではありませんか？

まじめな頑張り屋さんに多い。後は心臓病とかになりやすいタイプAの方とか。既に限界まで頑張っていて、体が悲鳴を上げているのにそれに気づいていない。なので体はあなたのモチベーションを下げるという奇跡の技で「疲れていますよーーー」ということをお知らせしてくる。

たぶんこの辺りは「〇〇ホルモンが下がるとやる気がなくなる」みたいなミラクルな体のシステムがあるのだけど、詳しいことは他の解説に譲ります笑。

モチベーションが下がると必然的に動けなくなるので、休める！というけなげな体の叫び声。この場合は、素直に休みましょう。身体の言うことをきいた方がいいです。もちろん、休むことに罪悪感を感じる必要はありません。

身体ではなく、心が限界にきている時も同じね。責任感の強い人に多い。いずれにせよ自分を守ろうとする防衛本能なので、素直に従うのが吉。あなたの心や体を守るのもあなたの仕事のうちです。ゆっくり休んだら、さらなるモチベーションや創造性が生まれますよ、きっと。

２．それは本当にやりたいことですか？

本当にやりたいことや好きなことをやっている時は、そもそもモチベーションが必要ありません。そんなものがなくても、どんどんやっていくから。もちろん、好きなことややりたいことをやっているからと言って、全てがうまくいくなんてことはありませんし、落ち込むこともあると思いますが、また立ち上がって歩いていく。自然にね。やろうとしているわけではないのだけど、やってしまう。だからモチベーションが必要な時点で、あなたの本質や本音とは、ずれているのかもしれない。

今まであったモチベーションが下がったとか、なくなった場合、そのことから卒業するタイミングなのかもしれません。好きなことややりたいことがずっと同じというわけではありませんから。その場合は新しいステージを目指しましょう。

最初からモチベーションがないという場合は、あなたはきっとそのことが好きでも得意でもないし、やりたくもないのかもしれません。別のことを探す方が良いかもしれませんが、でもあなたがそこにいることにはきっと意味があります。あなたの本当にやりたいことはC地点にあるけど、その前にA地点やB地点を経由する必要があるという場合は、実際によくあります。AやBでの経験やそこで得た知恵がC地点で生きるパターンですね。なのでモチベーションがなくても、とりあえず一生懸命やる。いつか何かにつながると思って一生懸命やる。やっているうちに面白くなってきたり、やりがいを感じられるようになってきたりすることもあると思います。

もちろん、あまりに辛いようだったら、そこを去るのはありですし、一生懸命やっても何かが違うという違和感が拭えないのなら、それは別の道を考えるタイミングかもしれません。その判断ができるようになるためには、一度、一生懸命やってみることが必要かもしれませんね。

余談ですが、自分のやりたいことがわからないという方も、今、目の前にあることを一生懸命やってみるというのが近道だと思います。あなたの目の前に置かれていることには意味があるはずなので。

３．モチベーションはなくてもいい

先程もお話ししましたが、モチベーションは必ずしも、なくても良いのです。他の人みたいに自分には熱いパッションとかモチベーションがないなーと悩んでいるなら、あなたはきっと息をするように自然にそれができているのでしょう。何にもなくてもやってしまう。ついつい、やってしまう。つまり、それはあなたの才能だということです。

4．モチベーションのイメージが違う

多くの人はモチベーションというと、何か熱いものをイメージするのではないでしょうか？でもね、モチベーションの中には「静かな確信」的な、一般にイメージされるものと別の形もあるのです。心の奥から静かに湧き上がってくる思いとかね。いわゆる情熱的なものとは違うのだけど、でもそれも立派なモチベーションなのです。

番外編ですが、モチベーションが上がらない原因がはっきりしている場合。例えばセクハラとかパワハラとかいじめとか、環境が合わないとか。そういう場合は、逃げる一択です。そこで頑張ってもしかたありませんから、あなたが壊れる前にその場所を離れて下さい。
そしてゆっくり休んで、また新たな一歩を踏み出しましょう。