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(超ショート小説)桜と一緒に…

桜の季節に母が逝った
桜なんか永遠に見たくなかった
けれど桜が満開の日に娘が生まれて
桜は娘の成長を祝う証となり
いつしか悲しみは癒されていく
「ママお花きれーい」
「たぶんおばあちゃんがお花のどこかにいるからよね」 

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