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ふつうと言われる枠にはまらない働き方を選ぶ_02

現在の私の仕事について、専門学校と英会話の先生をしながら、ヘアサロンのレセプションをしながら、飲食業の接客をしていると言いました。飲食業の接客というのは、ぼやかした言い方でした。

正確に言うと週に2−3回、北新地のラウンジで派遣ホステスのアルバイトをしています。


派遣ホステスって何?

派遣のアルバイトを想像してもらえれば、同じことです。派遣なので、決まったお店の固定スタッフというわけではなく、毎回行くお店が違います。

ただ、お店のママやお客様に気に入っていただけると、行くお店がある程度固定されてくるっと言った感じです。

去年の8月に会社勤めで体調を崩し、1ヶ月お家から出れない生活をしたことがあります。

その時、手っ取り早くて時給のいいバイトを見つける必要があったので、飛び込んだアルバイトでした。

元々ショットバーでの接客をしていたことがあって、お客様からビールをいただき、吞みながらお話相手をすることもよくありました。

そのお陰なのか、ホステスに踏み出すときに、特に大きな抵抗はありませんでした。

いつもより綺麗なドレスにハイヒールを履いていることと、時給が3倍!くらいの違いです。

普段の生活でなかなかお話をすることが出来ないような、一流企業の上層部の方々とお酒を吞みながらお話をすることが出来ます。

・内輪で会社や仕事のお話で盛り上がる方々

・女の子たちの話をたくさん聞いて、吞みの場を楽しむ方々

・接待の利用で、お相手の一挙手一投足に目を配る若手の方々

お客様と囲むテーブルの雰囲気は、多種多様でとっても面白いです。


ラウンジのママってどんな人⁉︎

去年の8月からの10ヶ月で20件近くのお店で働きました。

1度だけで、もう行きたくない!と言いたお店もあれば、週1ペースで通い続けているお店もあります。

お店の作りやシステムも本当にそれぞれ違っていて、1つだけ同じなのは、どのママも癖が強い。

お客様の前で女の子に普通に声を荒げるママもいたし、お客様をなんでも自分の自慢話にすり替えるママもいたし、酔っ払ったお客様に迫られて蹴り飛ばしたことがあるママもいました。

普通の接客業しか知らなかったら、こんなのありなの!?ってドン引きするだけだったと思う。きっと女性がオーナーとして男性相手のお店を守っていくということは、そうならざるを得ないんだろうな。。と勘ぐっています。

50代くらいのオーナーママが多いですが、未婚というのも特徴。

将来、自分で小さな吞み屋を営むことを企んでいるので、こんなにたくさんのお店に働きに行けるというのは、とっても勉強になっております。


先生がホステスなんかやっていいの?

そうですよね。

私からすると社会勉強だし、たくさんの人と出会うこと、話すことが1番自分を成長させることだと思うので、今の所続けていきたいと思っています。

公にしないのは、一般の人の目を少なからず気にしているから。

なぜなら、親御さんたちがネガティブに受け取って、安心して通ってもらえなくなったら困ります。

でも、世の中にいる学校の先生たちって、4年生の教育学部を卒業して、新卒から先生をしている人がほとんどじゃないですか?

それってものすごく考え方の似た人たちが集まっていると思いませんか??

”日本だけの当たり前の物差しを渡して、

その物差しだけで測れるように教える教育”

を与えている気がするんです。

子供の可能性って無限なのに、

”日本の当たり前”なんて、世界から見たら、”異常”なのに。


日本だけじゃなく1つの仕事だけではなく、沢山の経験を積んだ人たちが、こんな世界だってあるんだよ!

って子供たちに教えてあげるのが、1番大切な教育だと思うんです。

子どもの可能性は無限大だけど、その子の周りの大人が狭めることはいとも簡単にできてしまう。

今後、先生たちがもっともっと多様なバックグラウンドを持った30代や40代くらいの人たちが参入してくれば、もっと教育現場が楽しくなると思うんだけどな。

だから、私は先生の仕事とホステスを共存させながら働いていることを、後ろめたく思うことはないです。

※保護者の気持ちを想像することができるから、公にはしませんが...