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あるがままに生きたい②

これは、最近気づいて最近「自認」したであろう自分の記録。

前回はこちら。


新井祥先生の漫画

ある日、興味を惹く内容のエッセイコミックを見つけたので購入。


その内容は、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)のことだけでなく
様々な性の在り方についてわかりやすく書かれていた。

そのなかで気になったのが、「Xジェンダー」という聞き慣れない単語。
新井先生は、この書籍でXジェンダーについてこう記している。

「FtM」や「MtF」と違って
「どっちの性別になりたいのか」がハッキリと決まってないのが
「FtX」および「MtX」の特徴。
外見的には「異性と間違われそうな雰囲気」にしている人も多いため
「そのうち性別変更のためのアレコレを始めるのでは?」と思われやすい。
-新井祥:LGBTだけじゃ、ない!「性別」のハナシ より引用


実際自分はどうだったかというと
・女性ではあるけど「女の記号(胸など)」が苦手。
・下着は女性もの、服は男性もの。
・ある意味ボーイッシュなスタイル。
といった、Xジェンダーと言っていいものかわからないスタイル。
この本の内容を踏まえた上で、Xジェンダーについて色々と調べてみた。


ひとりの時間=無性別の時間

徹底的に調べて、悩むだけ悩んで
地元のセクシャルマイノリティ相談室に電話相談したり
セクシャルマイノリティ関係の本を読みあさり
Bホルダー(コスプレイヤーが男装する時に使うやつ)をつけて、その上にユニクロのブラトップを着て外に出てみたりしてみたところ
ひとりでいる時が、1番性別を感じない。
なぜならば、誰にも気にすることなく胸を隠せて
好きな格好で、好きな場所に出かけることが
何よりの楽しみになるからだ。


だけど、人前では……

しかし、人前でXジェンダーを名乗るにはまだ早い。
自分はまだ、立場的に弱い状況。
なおかつ、家族にも仕事場にも普通に「女性」として通っているからだ。
それなら、まずはカミングアウトをすればいいのではないのか。
しかし、それにはまだ時間と勇気が必要だった。
相談室に電話をかけたところ、「ゆっくりやりましょう」といわれたので、まずは待つだけ待ってみた。



続く

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