見出し画像

2014年 3月 日記 1

3/1『空いているのに相席反省会』@新宿ロフトプラスワン。本当に久しぶりの再会だったのですが、楽屋で開演待ちしてたらあっというまに一ヶ月前の感じになって、リラックスしたまんま本番を迎える事が出来ました。せきしろさんもtwitterに書いてたけど、ほんとうに時間がもっとあったら、もっと小さな事まで色々、全てのコントについて振り返りたかったな。それだけ愛にあふれておるよ。もともとイベントで話すのとか、役のない状態、素で客前で話すのは得意じゃなくて、劇団時代とか逃げてた方なのだけど、今回はやっぱり「相席」っていう全員(お客様含め)の共通認識があるから話しやすくて、とても楽しかったな。みなさんの胸を借りて、のびのびと楽しませていただきました! ありがとうございました! 夜は父親のお祝いパーティー。妹が持ってた傘がかっこよすぎた。

3/2 『ロスト・イン・トランスレーション』をみる。「やっぱり何も起らないね!」と家人が嬉しそう。ソフィア・コッポラ作品がどうやら好きみたいです。病を患っている人にはちょうどいいのかな。

3/3 通り魔が怖いね、という話をしたような気がします。インタビューで牛刀、牛刀、って出てくるのが不思議だったのだけど。(※1

3/4 FOODEX JAPAN(飲食系の展示会)へ我らがビスポークのレイさんの雄姿を拝みに。ペッパースミスっていうミント菓子と、スクアレル・ブランドのナッツが、ルックス、味ともにすごく良かったので、これ、普通に買いたい……と思ったけど何処で手に入るのかな。幕張メッセを歩き回ってヘトヘトでした。アウトレットに寄って、何を思ったかアニエスで買い物……。

3/5 仕事をしておりました。なんか気圧のせいか眠かったりダルかったりして良くない一日。 

3/6 『ニューヨーク 恋人たちの2日間』をみてニューヨーク気分を高める。来年もまた行くつもりでいます。しかしロンドンも行きたい。

3/7 この日は奥田ワレタさん(クロムモリブデン)の誕生日だな……というのを毎年ちゃんと思い出す。お元気かしら。

3/8 PPC仲間であり旧友のえみさんに会いに行く。いい天気に畳の上でお茶飲んでおしゃべりするのは非常にいいね。夕方ニッポンの河川観る。カセットを捨てる仕草、しびれた。

3/9 お昼に打ち合わせがあり、色々決まる。神保町ボンディでカレーを食べて古本漁り。植草甚一おじさんの『ぼくのニューヨーク地図ができるまで』入手。花月で面白いお芝居を観る。笑い死にしそうでした。野性爆弾川島さんはキュート面白くて好きです。

3/10 仕事の後に妹と一瞬会ってサッと買い物をして、ぜんざいを食べて別れる。わたしは白い棉シャツを買いました。夜、PPRCの収録。

3/11 色んなことを考えます。


3/12 「何を目指しているの?」「何になりたいの?」といちいち聞いてくるやつ(主におっさん)、なんなん、というやさぐれた気持ち(※2)に襲われ、疲弊しきるが、駅でばったり知り合いに会ってほっとしたり、えみさんと祭り(ポンポコパーティクラブパーティ)の計画たてたりすることで何とか乗りきる感じの日。家庭を持つ身として家を守るだけの収入は確保した上で、好きな事を一つも諦めずにやらせてもらっている今の感じがわたしは好きなんですけどね。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
*追記*2018/9/27
※1……どこかで通り魔事件があって、目撃者としてめっちゃインタビューに答えてた人が実は犯人だったという、あれ。連行されながら「ヤフーチャット万歳」と言ったとかなんとか……。インタビューで何度も何度も「牛刀が、牛刀が」と言っているのをテレビで観て、「牛刀ってそんなポピュラーな単語だろうか……」と思っていたので、その人が犯人だったとわかったときは「どうりで! 牛刀、牛刀言ってたわけだ!」と思いました。

※2……いまだに説教トーンで「何を目指してるの?」って言われるとめっちゃ腹立ちますわ〜。そういう人って舞台俳優のこと通過点だと思ってるでしょ〜。月9に出るまでは「女優の卵」だと思ってるでしょ〜。何も目指してねえよ! 聞いてくる人も悪意がない場合が多いので「頑張ります」としか言わないですけど、今この時点で『職業:俳優なんだよ!』と心の底でいつも薄くキレてる。

芸人さんと多く触れ合うようになって、皆さんがしっかりと「芸人です」っていうのがすごく羨ましい時期がありました。自己紹介なんかで「俳優です」っていうのがどうにも照れくさくて……。でもまずは自分で自分を「俳優である」と認めないと何にもならんな、とこの頃は思っていますよ。俳優って職業の守られてなさ、危うさが、もっとちゃんと良い方向に変わればいいなあ。なかなかの技術職だと思うんだけど。

日記が好きなので書き続けているわけですが、読んで、面白がっていただけたら、それほど嬉しいことはありません。いつもありがとうございます。