もう諦めどき

もうむりだろ

とある賞に落ちた。
下読みちゃんたちは「いやだから落ちるって言ったじゃん」と納得してたのだが、落ちた理由が全くわからない。

先生気合い入れるとこコケるからBLで毎回コケてるみたいな扱いされてるし自分でも「おかしいな、脳死で書いた方が評価高いわ死になさい」となっている。脳死で書いたやつに泣きました!とか感想つくと死にたくなる。

下読みちゃんと話して落選理由を考察した。

例えばここにメロンがある。
私はこのメロンを赤い果肉のみずみずしい夕張メロンだと思っている。
が、出力されるのは「メロン」この三文字だけである。(赤い果肉のみずみずしい夕張)はどっか行った。だってこれ私の中で脳内補完されてるから。そう言うとこやぞと言う話。読者はこれが普通のメロンだと思ってたのにいきなり()を当たり前のように言われて!?になってしまう。おそらく大体これでは?になった。

なぜこのようになってるかは私の脳内の映像を脳死で文章に出力しているからである。私は夕張メロンに見えてんだからみんなそう見えるでしょ?

これはリア友にも言われるのだが話が圧縮言語すぎてついていけないらしい。だからたまに話がアンジャッシュになってる。
具体的な例↓(アンジャッシュではない)
「今日のご飯美味しいね」
「美味しいね(あ、学食メニュー日替わりランチ変わったんだ。次あれ頼もう)早く(日替わりランチ食べたい)明日にならないかな」
「そうだねー」
「そしたら(明日の日替わりはアジフライだけど辛子ついてるな。辛子いらないから)辛子あげるね」
「??????」

これが高頻度で起こっているので、頻繁に遊ぶ人は通訳と呼ばれている。
これを小説でもやっている。いやだからでしょ。

推敲で直らないんですか?と思ったそこの貴殿、そもそも推敲ってなんだと思う?
私はね、誤字脱字チェックだと思ってた。
正式には多分ブラッシュアップとかも含むことを推敲って言うと思うんだけど、これをしたのが4月締め切りのコバルトなんだよね(4万字を1万字に削る大幅改稿をした)推敲4年間してなかったんだよね。てか映像で補完されちゃうから推敲がマジで意味ないの。自分では理解できるから。八方塞がり。

じゃあ本を読んで修行しなさいと言う話なんだけど、正直言っていい?

私多分今の小説界隈好きじゃないわ。

いやこれマジで最近の気づきなんだけど、世論と合わないの、もう異世界オメガバドムサブファンタジーにうんざりして読みたくないの。でも世論はこれだから意味わかんないんだよな。

おそらくこれの原因は最初から設定理解するの面倒だから所謂王道学園みたいなテンプレ読みたいんじゃない?って下読みちゃんたちは言うけど……なんか嫌な時代になったなあ。昔は個性出したら勝ちだったじゃん。

仕事なら割り切れるんだけど賞レースだと割り切れなくなる病気なの。気合い入れてコケなかったことがないの。

で、本当に書きたいものなんですか?ってブラッシュアップしたの、三次落ちのBLを。そしたら何故か攻めが消えたの(!?)当て馬と主人公のはなしになったの(!?)当て馬シンデレラレース爆走した結果4万文字のスピンオフが出来たの。今から推敲するから増えたり減ったりしろ。
男同士の激重感情書いて暮らしてえ。
これに尽きる。


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