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スクワットでお尻を使う感覚をつかむ3つのコツ

アスリートであっても、筋トレにおいて難しい技術というものがいくつか存在する。シンプルだが難しい類のものの1つに、お尻に刺激が入っている感覚が出ないことが挙げられる。

 例えば、スクワットをした場合に太ももの前ばかりに効いてしまって、太ももの裏、ましてやお尻には全然刺激が入っていない、というケースは枚挙にいとまがない。

このケースでやっかいなのは、見た目上は「何となく」出来ているように映ることだ。お尻を使う感覚のないまま、それなりの重量までガンガン挑戦できてしまう。

しかし結局は、角度がある程度まで深くなってくると全然力が入らなかったり、ある地点から最大挙上重量が頭打ちになってしまう。

当然だが、重さを上げることがアスリートの目的ではない。

しかし、これぐらいは最大挙上量として必要だろうと考える数値、スクワットで言えば体重の1.5倍~2倍に達する前に、重量が頭打ちになってしまうことは問題だ。

ガクンと力が抜けてしまうポジションの課題が解決できないまま、「だから、僕スクワット嫌いなんですよ」などいって、根本的な下半身強化から目をそらしてしまう。 そんな選手をたくさん見てきたからだ。

 今回は具体的に「スクワットでお尻に刺激が入る3つのポイント」というコツを提供する記事を書いていこうと思う。

 

最初に:バーの担ぐ位置を変えてみよう

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