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サイレントマジョリティを手放すな

一部の声の大きい人の意見を取り入れると、ひょっとしたらそれは、大勢の黙ってる人に不便を与えてしまうことになってんじゃねーの?ってことを感じました。


▼ ノイジーマイノリティ

ノイジーマイノリティという言葉があります。
騒がしい少数派、とでも言うのでしょうか。そんな感じの意味のようです。
でもこの人たちは、少数派だけど、声が大きい。
対応する側とすれば、その人たちの意見に対して、なんらかの対応をしないと、それこそ声が大きいから、さらに声を大きくして、意見を声高に叫ぶようになる。
だからなんらかの対応を取ります。
取らないとうるさいから。


▼ サイレントマジョリティ

反対に、サイレントマジョリティという言葉があります。
黙った多数派、とでも言うのですかね。
この人たちは、多数派です。
でも、黙ってる。
なぜかって、現状に賛成してるとか、満足してるとか、少なくとも不満は持ってないからです。
そういう人たちは、積極的に

良いぞ!
賛成だ!

なんて声はあげないわけです。

不満を持ってない多くの人たちは、黙ってるんです。


▼ 対応策を読み誤るな

ノイジーマイノリティは、うるさいです。
でもだからといって、その人たちの意見を取り入れると、それは、多くの黙ってる人たちにとって、良くない状況を作り出してしまうんです。

先日、とある職場で、そこでやっている、とある施策に対して、とある苦情が上がったからということで、それに対して今後、こういうふうに施策を変更しますと指示が来たそうです。

変更するとされた施策は、おそらく、多くの人に不便を感じさせるものとなるでしょう。
そう思わせるものでした。

たぶん、その職場は、サイレントマジョリティのファンが離れて行くことになると思います。

反面教師として、しっかりと覚えておきたい事だと思いました。


以上でーす。

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