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野球少年の親がやっていた方が良いこと(我が子を守るために)

当然のことですが、子供って知識がありません。
知識は、大人から教えてもらって獲得していきます。
また子供は、大人の言うことを聞きます。
そのようにするように教育されてるし、大人の言うことを聞く子が「いい子」であり、「賢い子」と評価されます。
だから子供は、大人の言うことをなんの疑いもなく受け入れて、言われたとおりに行動します。

この時、大人が教える知識が間違えていたり、古い知識だったりすると、子供はその、間違った知識を覚え、古い知識を取り入れてその通りにしようとします。
これはとても大きな問題だし、絶対にあってはいけないことです。

でもこういうことが、特に少年野球、とりわけ学童野球界で少なからず起きているのではと、x(Twitter)なんかを見ていると感じざるを得ません。
指導者さんたちの、誤った知識、古い常識などが、子供たちに教えられているという、そんな状況です。

そう考えると、親が、ちゃんとした知識を持つ、ということが、我が子を守る上で、とても重要なことだということになります。

今日は、野球少年の親が、我が子をそういう状況から守るために、やっ方がいいことを書いてみます。


▼ まずは基礎知識の習得

まず、僕が勧めるのは、この本を読むということです。

野球医学の教科書
「野球医学」の教科書 その指導法で本当にいいですか?肩肘腰の野球障害から子どもを守る 馬見塚尚孝/著
楽天市場



野球に特有の生涯と言っていい、野球肘、野球肩、野球腰(腰椎分離症)に関して、その症状、原因、予防策や日々のチェック時効などが、とても詳しく書かれているし、その他にも、子供の身体の基礎知識とか、身長を伸ばすにはとか、アイシングの是非とか、とてもためになる情報が満載です。
著者は、馬見塚尚孝医師というお医者さんで、それぞれの項目に納得のいく根拠を示して、きわめて理論的な説明をされているので、とても信頼のできる内容です。


▼ 関節と筋肉の勉強

野球医学の教科書で、基礎的なことを頭に入れたら、次に、関節と筋肉のことについて勉強すると良いと思います。

このへんのことについて、僕のおすすめは、この本です。

筋肉の使い方・鍛え方パーフェクト辞典

筋肉の使い方・鍛え方パーフェクト事典 [ 荒川 裕志 ]
楽天市場


タイトルは、筋肉の…、となっていますが、まずは関節のことが説明されていて、例えば、肩関節はこういう動きをする間接、ということが図解で解説されていて、

だからこの筋肉を鍛えると、こういう面で出力が上がる

というような書き方がされています。
当然、各関節に働きかける筋肉のことも、とても詳しく解説されています。
特にこの本のお勧めなところは、ボールを投げるときや、バットを振る時に、どの関節にどのくらいトルクがかかるのか?や、どの筋肉が使われて、どのフェーズでどのくらいの出力が出されているか?ということが、図解で説明されているところです。

こんな感じです。




野球医学の教科書で基礎知識を身に付け、関節、筋肉に関しての知識も身に付けたら、ぜひ、

スポーツ医学検定

を受けてみると良いと思います。
僕は、2級を持っています。
これは、スポーツ障害全般について、症状とか予防策、復帰までのリハビリなどについて、基本的な知識を身に付けることができます。

子供がもし、どこかに痛みを起こしたとして、それがなんなのか、おおよその予想を付けることができるし、病院に行って、先生からの症状の説明が自分で理解できるし、的確な質問なんかもできるようになります。

お金はかかりますが、僕は、民間の資格ですが、持っておきたい資格だと思っています。

スポーツ医学検定 公式テキスト 2級・3級 改訂版 [ 一般社団法人日本スポーツ医学検定機構 ]
楽天市場




▼ 食事の勉強

関節や筋肉の勉強と同じくらい大事なのが、食事、です。
特に、男親の場合、おそらくこの、食事、栄養に関する知識は、絶望的にないと思うので、必ず勉強した方が良いと思います。

この知識を効率的に得る、とても良い方法があるのですが、それは、

自分が筋トレをする

です。

僕もそうしたのですが、筋トレをやるようになると、自然と、食事や栄養のことに興味を持つようになるんです。
トレーニングの後、

何を、いつ、どれくらい摂取したら良いのか?

とか、あるいは

トレーニング中は、何を摂取するのか?
それはなぜか?

などを勉強するようになります。

しかも、もうひとつ良いことがあります。
野球少年が高校くらいになると、必ず、筋トレをやり出します。
そうすると、ベンチプレス、スクワット、デットリフトの、いわゆるビック3と言われる種目について、選手同士で競うようになるんですね。
そのとき、

親父はどのくらい上げるん?

って、必ず、必ず、聞かれますから。
その時ですよ。

おう!
俺は◯◯キロやな

と、ドヤれます。

と、まあ、そんなこんなで、野球少年の親がやった方が良いことは

野球医学の教科書で基礎知識を付ける
関節、筋肉の勉強をする
食事、栄養の勉強をする

そして

スポーツ医学検定

です。


以上でーす。

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