先日、Twitterを眺めてると、

マニュアル人間になっちゃダメだよね

という主旨のツイートがされていて、それに対して

そうだそうだ！
最近はマニュアル人間が多い！

などといったリプがされていました。

この、マニュアル人間、っていうのは世間ではよく言われるよなぁと僕は感じていて、それは、良くない人種、自分で判断できない人種、みたいな感じで言われてることが多いと思います。


▼ そもそもマニュアルって？

僕はそういう論調には、まったく反対の考えを持っていて、どういうことかというと、僕は

マニュアルはマニュアルどおりにキッチリやるもの

と思っているわけです。
マニュアルって、そもそも、

そこに1ミリもそれをやる人の応用を挟ませないもの

なんですよね。
誰がやろうが、どういう人がやろうが、マニュアル通りにやれば、完璧に、均一に、結果が出るというように作られたものであるわけです。


▼ マニュアル人間ってダメなのか？

だから、マニュアルは、完璧に覚えてそのとおりにキッチリやらなければいけないんです。
要するに、

もうその作業には、考える余地はない

ということなんです。
そこに、担当者の思考のリソースを割くのは無駄なことで、むしろ、マニュアル化されていないことに頭を使って欲しいってことなんですよね。

僕はよく職場でこういうことは言っていて、

マニュアルはマニュアルとしてちゃんと覚えて
ちゃんと運用する
そこにリソースを割く必要はない。
そのリソースは、より良くとか、より効率的にとか、そういうことに使う

みたいなことです。

マニュアルってそういうものだと思うんです。

だから、冒頭の、

マニュアル人間になっちゃダメだよね

ってのは、僕は

その人間がダメなのではなくて、



そのマニュアルがダメ



なんだと思います。

僕は、マニュアル人間ってダメとは思ってなくて、むしろ逆で、徹底的にマニュアル人間にならないといけないと思っています。
そこで浮いた時間や思考のリソースを、別のところに注ぎ込む。
マニュアルとはそのためのものだと思います。

マニュアル人間ってダメなのか？

僕は

ダメじゃない。
マニュアル人間になれ！

という考えです。


以上でーす。