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定額減税について説明してみる

今年の6月から、定額減税なるものが行われます。
先日、この話を職場でしたところ、多くの人が

え?なに?それ?

って反応で、まったく知らないってことでした。
ということで、今日は、定額減税によってどういうことが起こるのかを、僕なりの理解の範囲で、説明してみようと思います。


▼ 1人4万円減税

一言でと言うと、1人あたり4万円が減税されるというものです。
内容は、所得税が3万円減税、住民税が1万円減税、合わせて4万円の減税、というもの。
1人当たりだから、例えば僕の場合だと、子供3人を扶養してるから、僕と子供3人分の、4万円×4で16万円が減税されるってことになります。
けっこうデカいですよね。てか、かなりデカいです。


▼ 減税のやり方

減税のやり方としては、所得税は、毎月源泉徴収で引かれている所得税が引かれなくなります。
だから多くの人の場合、6月は所得税が0円になるはずです。
具体的に説明すると、独身者で毎月源泉徴収で1万円引かれている人がいたとすると、この人は所得税が3万円減税されるわけだから、6月、7月、8月の所得税が源泉徴収されない、つまり、所得税0円、ということになります。
住民税は、ちょっと複雑というかヘンテコな感じになっています。
住民税って、そもそも6月から翌年の5月にかけて払う仕組みになっています。5月の末くらいに毎年通知が来ていると思います。
今年は、6月の住民税が一旦0円になります。で、翌月の7月から来年5月までの11ヶ月で、減税された額の住民税を払い込むというやり方になってるみたいです。
要するに、通常なら6月から翌年5月までの12ヶ月で払っていたところを、今年は7月から翌年5月までの11ヶ月で払うということです。
ただし税額としては、1人あたり1万円を減税した税額ですよってことになります。


▼ 年末調整はもちろんある

こういうまあ、ややこしいというか、小難しいことをやって減税されるわけですが、あくまでも源泉徴収が前提となっているので、最終的には年末調整で結末をつけるということになります。
だからたぶん、職場の給与担当者の方って、今年はてんやわんやなんじゃないですかね。
顔を合わせたら

あざっす

と頭を下げなきゃいけないと思います。
ていうか僕の素人考えだけど、給付金配ればそれで良かったんじゃないかな、なんて思ったりもしますけどね。

まあ、いろいろあるんでしょうね。

いずれにしても、給料明細をちゃんと確認して、減税の効果を、少しでも感じるようにしたいですね。

以上でーす。

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