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中田敦彦のYouTube大学が別格である理由

中田敦彦のYouTube大学は格が違う。

オリエンタルラジオ中田敦彦氏の教育をテーマとしたYouTubeチャンネルに筆者は度肝を抜かれている。

チャンネル登録者数が100万人目前だとか、再生回数の伸びが凄いとか、そういう数字的な話はどうでもよく、その圧倒的な芸人としての力に度肝を抜かれているのだ。

オリエンタルラジオと言えばデビュー間もなくして異常とも言える売れかたをしてしまい、ある意味では若くして売れ切ってしまった不遇のコンビとも言える。

この件に関しては様々な大人の思惑も重なった上でのことだと推測できるが、この類の売れかたは「面白い」を正義とする笑いの世界においてマイナスしか生まない。

簡単に言えば1番ダサくなり、1番古くなり、1番笑ってもらえなくなる運命を1度受け入れなければいけない。
その頃、時は2000年代〜2010年代をまたぐタイミング。
テレビのピークが過ぎようとしている時期に20代前半から未来永劫テレビの世界で冠を張って売れ続けることなど非現実的な話だ。

当然のように、その地獄の時期は思ったよりも早い段階で訪れ、オリエンタルラジオは笑えないという風評被害を受けた時期が一定の期間あったことを記憶している。

しかし、そうなってから真価が問われ始めるのが芸能の世界。
キャーキャー人気があるうちは、まだ何も始まってもいない。

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