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西伊豆と人

 こんにちは。
普段はTwitter/Instagramに写真を投稿しています、YUKAと申します。

これまでは旅の記録を写真に限定していましたが、
感じたことをせっかくなら文字にしてみよう、ふとそう思い、旅日記を書いてみることにしました。

徒然に書きますので、気楽に読んでいただければ幸いです。


それでは本題。

今回の旅行、きっかけはよく見ているYouTuber、古民家ひとり暮らしさん。

西伊豆の素敵な空気をお届けしてくださる素晴らしいチャンネル。
いつか訪れたいな〜と思いつつ、鬼門のアクセス調査で心が折れてましたが、今回無事行けました。


下田まで電車が貫通する東伊豆に比べ、公共アクセスは選択肢が少ない。

  1. 三島駅から東海バスの快速バスに乗る。本数は少なめ。(三島駅発着は午前中2本のみなど)

  2. 修善寺駅まで電車移動し、東海バスに乗る。

  3. 下田まで電車移動し、東海バスに乗る

3つめは現地の人に聞いて知った。
今回は行きは三島駅からバス、帰りは修善寺駅経由で訪れた。

三島駅から直通のバスでまずは安良里港へ。
バス停を降りて、港の方に向かおうとしたら、「神洞滝」の看板を見つけ、寄り道……


が、滝までの途中、入ってはいけなさそうな雰囲気を感じたので、断念。
行ければこんな感じで綺麗そう。

気を改めて安良里港を散歩。


山、即、港。
西伊豆で見たい景色がいきなり見れて嬉しい。


お昼はよこ田さん。
たぶん安良里で唯一の食堂なので、大賑わいだった。
でも優しいおじさんおばさんでした。ごちそうさまでした。

活き造りはお魚がピクピクするタイプ。

食後はバスで堂ヶ島〜沢田へ。
地理的には双方歩いて行ける距離だけど、堂ヶ島は観光客メイン、沢田は民宿町の感じだった。
すぐ隣に違う生き方をする町があるの、面白い。

夕日の町のはずが、運悪くドン曇りだった。リベンジさせてもらおう。


本日のお宿、小春荘さん。
覚悟していたけど、大量の晩ごはん到着。

ごめんなさい、完食はできませんでした

お風呂、めちゃくちゃきれいで感動した。しかも温泉。ありがたや。


寝るまでの時間、夜のお散歩後、こちらへ。

なんだかんだ2時間ぐらいいた気がする。
気さくなオーナーさん、ありがとうございました。

次の日の昼に撮った


2日目、朝ごはん。

晩ごはんの再放送の量


宿を出るときに、これから歩き回るんですよ〜と話していたら、ジュースを気遣ってくれたり、
宿につくなりところてんをいただいたり、お世話になりっぱなしだった。

小春荘のみなさん、ありがとうございました。


仁科港の朝。


雨上がりの駿河湾。水が綺麗すぎる。


鍛冶屋浜でおっちゃんが練習中のトランペットと波の音を聞く。

堂ヶ島から徒歩10分ぐらい、この地の静けさが好き。


堂ヶ島はトリックアートミュージアムがあったりコンビニがあったり、ライトな観光客向けの整備がなされていた。
その一方で、鍛冶屋浜や各地漁港は、漁業関係者、釣り人、ダイビング客がほとんどで静かな空間が流れる。
大衆受けするのは堂ヶ島かもしれないけど、それ以外の地域をありのままで静かに残してくれているのが本当に嬉しかった。素敵な町に出会えてよかった。

式根島の柏海水浴場に行ったときと似た、心が洗われる感じ、本当に素敵だった。



沢田の海岸沿いで出会った、中国人のおじさんとおしゃべり。

駿河湾を眺めながら日本語のお勉強してたらしい

日本語はまだまだ勉強中でGoogle翻訳に活躍してもらったけど、向こうから話しかけて来てくれたのがすごいなって思った。

思えば、沢田、仁科で出会った地元の人は、みんな挨拶してひとこと喋ってくれる感じだった。
たぶん、受け入れ先の地元の方もそうやって彼に接してるんだろうな。

3年間、農業を学んで帰るらしい。
日本、気に入ってくれたらいいな。

トンボロがたまたま出現している潮位だったので、寄り道。
(干潮時のみ出現)
さっきの中国人にまた会った。海よっぽど好きだな。

今回の最終立ち寄り地、沢田漁港。

昼ごはんは魚屋食堂さん。

エンゼルスの試合を店の方々が本気で見ていて楽しかった。大谷以外の外国人選手も詳しかったのが面白かった。

直感で立ち寄ったかつお節屋さん。
電気消えてて、お休みかな〜と思ったらこのわんころがほえる→おばちゃん登場→開店、というスタイルだった。かわいい。
おばちゃんもサービスでいろいろくれた。

今回の旅、民宿でも、食堂でも、都会では触れられないおもてなしをいただいた。
勘違いかもしれないけど、観光としての、というよりは、本人たちが、人として、そうしたいからそうしている気がして、それが嬉しかった。



今までなんとなく、島に行かないと感じられないと思っていた温かさを、各港で感じられてめちゃくちゃいい旅でした。
たぶん、山と海を一体に生きる地元の皆さんの生命力、明るさが刺さっているのかな。
美しい自然と人、出会えてよかった。
また行こう。




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