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植物が好きで、効用を調べてみたら、そのすごさが理解できた話。

突然ですが、私は植物が大好きです。家にある植物を数えたら、なんと9つありました。本当はもっとたくさん、色んな種類の植物を家に置きたいです。

いっそのこと、植物園に住みたいくらい植物が好きです。

我が家の植物たちの一部。真ん中の子は「たまねぎくん」と呼んでいます。

植物が好きな理由はいくつかあって、植物が家の中にあるだけで心が穏やかになったり、安心したり、癒されたりするから。

あと、少しずつですが、成長を見るのも嬉しい。新しい芽が出たり、花が咲いていたり、伸びたり。そんな変化を見ることも楽しみの一つです。

植物のことを色々と考えていたら、気になって、調べちゃいました。植物の効用について。



植物の効用を証明する論文を発見!


そしたらなんと、こんな論文がありました。

「室内の植物が人間の心身に及ぼす影響に関わる研究の現状と今後の課題」
(長谷川祥子・下村孝)

この論文の一部からの抜粋になりますが、印象評価実験によると、設置する植物の量は、被験者の片側に設置するよりも両側に設置して量を増やした場合に、潤いや安らぎに対する評価が増すことがわかったそうです。

つまり自分の両側に植物があった方が潤いと安らぎが増す、ということ。

また、集中力を必要とする単純作業のうち、ビーズ通し作業や、キー反応作業では植物によるポジティブな影響がみられたが、VDT(コンピュータを使用するための表示装置)校正作業には植物による影響がみられなかったそうです。

作業の種類に応じて、植物が生産性に及ぼす影響が異なるって面白いですよね。

視覚疲労の回復も促進される


それ以外にも、視覚疲労への室内植物の影響を、フリッカー値(点滅する光が、連続して見えるか、ちらついて見えるかの境目の周波数)の測定で検証した実験もあるそうで、VDT作業後に室内植物を見ると、見ない場合より、視覚疲労が緩和され、また、VDT作業中に植物を見ることで、視覚疲労からの回復も促進されたとのこと。

植物って視覚疲労の緩和の効果があるから私は癒やされているのかもしれない….と思った瞬間でした。(一方でこの論文ではn=4でサンプル数が少なく統計処理も行われていないことからより詳細な研究が望まれていることを課題としてあげています)

Macで仕事しながら、ちらっと植物に目をやるということをやってみようと思います。

疲労感、不安、ストレス軽減及び回復にも繋がる


その他にも、オフィス内の植物は、ワーカーの疲労感、不安、およびストレスの軽減及び回復、さらにリラックス感の創出に有効であることが明らかにされています。

その他にもこの論文には、植物が及ぼす仕事の満足度、生活の質への影響、医療環境、教育環境などの植物の影響など、様々な視点から植物の効能について論じています。

興味が湧いた方はぜひ読んでみてください!

いやはや、植物ってすごくないか….?
部屋で仕事をしていて、少しでも閉塞感やストレスを感じている人は植物を置くことをお勧めしたいです。

そういえば。昨年のふるさと納税の返礼品を、観葉植物にしました。今年の夏頃に、届く予定です。

どんな子が届くか楽しみです。そして、どこに置こうかな〜

そんなことを考えるのも、好きです。

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