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2019年、転機に助けてくれた3冊

今年はたくさん本を読みました。良かった本は、とても絞り切れないので(そもそもnoteに全部書いてない)、転機の渦中でよく思い出していた本を3つ選びました。
(なお、今年の場合「転機=転職」といっていいかもしれない)

転機その1:転職活動を始めるまで(自分にとっての「良い」って何だ?を考えた)

2018年秋に読んで以来、何度も力をくれた本。当時いた会社は「マネジメントが全然だめだ」と言いながら辞めていく人はよくいましたし、言われても仕方がないと思うような出来事も頻発していました。でも、具体的にどうダメで、何を手本とすべきなのか…までは分からず、それを片っ端から教えてくれたのがこちらでした。
参考にしたい箇所と、会社として出来てない箇所に付箋を貼った結果、付箋が多すぎて結局どこに何が書いてあるんだか探せない状態になってしまっています(笑)。

いまの会社は働きかけたらちゃんと応えてくれるので、「より良くしていこう」という気持ちで動ける良さがあります。どんな人も組織も課題がない状態などはなく、「良い」人/組織とは、そこに向き合える強さを持っているのだと思います。これからもそのお供にするべく、いまこの本は会社のデスクに置いています。

転機その2:転職活動(迷うたびに読み返したり、思い出したり)

これも、読んだのは2018年。転職活動を始める半年くらい前でしたが、活動を始めてから読み始めても遅かったと思います(仕事しながら転職活動してたら読書する暇がないから)。

転職活動には正解がなく、抽象的な「○○するべき」「○○は××」な情報があまりにも多すぎます。何が自分に当てはまり、何が自分に当てはまらないかをジャッジするのがあまりにも難しい。やることが多いので根気も必要ですが、情報の判断軸はもっと重要です。

だから転職がテーマの本を数冊読みましたが、読みやすく、実用的で、しかも物語形式によって理詰め一辺倒ではなく共感が出来るという…この本はとても役に立ちました。

転機その3:新しい仕事を始めて

転職活動が無事終わって、有休消化中に読んだ一冊。これだけなら「面白かったな」で終わるのですが、転職後、いまの仕事にも深く関わることに気付きました。

私は縁あって人のキャリアに関わる仕事をしています。そして前述のとおり、転職活動は(就職活動もですが)根気や判断軸をはじめ、あまりにも多くのことが一度に求められます。

「仕事とはつらいものだ」と割り切るより、「生活を豊かにする手段でありながらそれ自体が楽しい」と思える人が少しでも増えるように、それまでの色んな過程を、なるべく前向きに取り組む後押しをしたい。最終的には本人が頑張るしかないとはいえ、何か少しでも出来るとしたら何があるのか?を考えることはまさに、体験の設計そのもので、「ついやってしまう」状態を目指しているのだな、と気付いたのでした。

最初は電子で買ったものの、紙で読むのをベストとする構成になっているうえに、仕事中にめくるなら紙の方が圧倒的に楽なので、物理的にも買ってしまいました。こちらもデスクの上にあります。

最後に

転職すると、インプット量が膨大なうちは本を読めない(読んでも進まない)ことにきづきました。このnote自体久しぶり。ただ、Twitter上でも身の回りでも、アウトプットし続ける人ほどインプット量がすごいなと感じるので、来年も、ベストを選ぶのに困る程度にはたくさん色んな見識に触れたいと思います。

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